みずみずしい夏トマトで、涼やかな毎日を！

残暑が続いていますが、みなさんきちんとお食事や水分補給はできていますか？ 冷房のあるお部屋で過ごしていても、意外と暑さに体が追いつかないもの。

そんなときに、水分たっぷりの夏トマトは最適な食材。切るだけ、ミニトマトにいたってはそのままパクっと口にするだけで、さっぱり美味しくいただけます。でも、意外と暑いときには塩気も大切。水分をしっかり体に留めるためにも、みずみずしい夏トマトにひと手間かけて、その良さを活かしてみてはいかがでしょう。

今回は、LEE本誌でも大活躍の料理家、ワタナベマキさん、今井 亮さん、榎本美沙さん、小林まさみさん、坂田阿希子さん、近藤幸子さん、重信初江さんから、トマトのひんやりさっぱりレシピ9選をお届けします。いずれも、ひと手間かけるだけで、見事なごちそうに！を実感できるレシピです。

厳しい暑さが残る日には、ひんやりトマトでさっぱりごはん。涼を食卓に呼び込んで、快適な毎日を！

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1. ワタナベマキさんの「トマトサラダ」

たっぷり玉ねぎとフレンチドレッシングを和えれば、たちまち贅沢ドレッシングの出来上がり☆  シャキシャキ食感がトマトのみずみずしさを引き立てます。お好みのハーブを加えて、味の変化も楽しんで。

「トマトサラダ」レシピ・作り方／ワタナベマキさん

2. 今井 亮さんの「生ハム、オクラ、モツァレラチーズの冷製パスタ」

暑い日にパスタを楽しむなら、冷製がおすすめ！ 「刻みトマトねぎ塩ダレ」とオリーブオイルがトマトソースの代わりになるので、フライパン要らず。パスタをゆでる以外に火を使わないのは、嬉しいポイントです。

「生ハム、オクラ、モツァレラチーズの冷製パスタ」レシピ／今井 亮さん

3. 榎本美沙さんのべんり漬け「ミニトマトのマリネ風」

ミニトマトにはマリネ風の味付けがぴったり☆  和風だしに、レモン、ハチミツ、オリーブオイルなど洋風テイストが加わり、リッチな甘みとうま味＆さわやかな酸味が楽しめます。

【マリネ風べんり漬け】「ミニトマトのマリネ風」レシピ／榎本美沙さん

4. ワタナベマキさんの「トマト豚しゃぶ梅和え麺」

梅干しとトマトの酸味が、豚しゃぶと中華麺をさっぱり夏仕立てのごちそうに！ うま味たっぷりのトマトの果汁が、実は麺のタレとして力を発揮するということに気付かされます。ありがたいことに、豚と梅干は疲労回復食材。おいしく食べて、夏バテ解消を！

「トマト豚しゃぶ梅和え麺」レシピ／ワタナベマキさん

5. 小林まさみさんの「トマトの冷たいおでん」

おでん専門店などで冬の熱々おでんにトマトを入れるのが流行っていましたが、これはトマトの原点に返ったとでも言うべき、冷たいおでん♡ 夏トマトをひんやり楽しむことができます。トマトと和風だしがもたらすうま味成分の相乗効果を味わって。

「トマトの冷たいおでん」レシピ／小林まさみさん

6. 坂田阿希子さんの「ベトナム風豚しゃぶサラダごはん」

暑い国のお料理は、夏に食べればさらに美味。ベトナム風ねぎダレとナンプラー風味の甘酢味にトマトがさわやかさをプラスします。豚しゃぶをエスニック風にいただくのも新鮮！

「ベトナム風豚しゃぶサラダごはん」レシピ／坂田阿希子さん

7. 近藤幸子さんの「トマトもずくうどん」

もずく酢をそのままタレとして使うという斬新さに感激！ ねっとりして麺によくからむし、甘酸っぱい味は夏バテしているときに体が欲する味。トマトやオクラにもよくなじみます。

「トマトもずくうどん」レシピ／近藤幸子さん

8. 重信初江さんの「トマトとカニかまのしそ風味マヨ和え」

海外でも大人気のカニかま、日本でもお手軽な高たんぱく低糖質食品として人気を博していますね。サラダの上にトッピングとして使うだけでは飽きてしまうから、トマトの副菜にする技はいかがでしょう。ちょっと意外な組み合わせですが、しそ風味マヨがこのコンビの誕生にひと役かっています。食卓やお弁当に鮮やかな赤色がほしいときの、あと一品におすすめ！

「トマトとカニかまのしそ風味マヨ和え」レシピ／重信初江さん

9. 今井 亮さんの「サバ缶とたたききゅうりのおかかそうめん」

2.でご紹介した「生ハム、オクラ、モツァレラチーズの冷製パスタ」と同じ、「刻みトマトねぎ塩ダレ」を使ったレシピです。今度は、同じタレが和風に展開されました！ サバ缶の汁の有効利用が素敵です。
「サバ缶の汁は濃厚なだしなので、少し加えるとコクが出ますよ」（今井 亮さん）

「サバ缶とたたききゅうりのおかかそうめん」レシピ／今井 亮さん

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一年中出回っているトマト。夏トマトは水分の多さが特徴です。春から初夏のものに比べ甘みは減っていますが、だからこそ、水分補給が大切な夏に最適な食材と言えます。

そして、トマトは抗酸化物質のリコピンが摂れることで有名ですが、特筆すべきは、うま味成分のひとつグルタミン酸が豊富なこと。実は、だしが取れる食材なのです。トマトが世界中のお料理に登場することに納得！ですね。

今回ご紹介したワタナベマキさん、今井 亮さん、榎本美沙さん、小林まさみさん、坂田阿希子さん、近藤幸子さん、重信初江さんら人気料理家のレシピは、トマトのうま味を上手に使っているため、多くの材料を使わずとも深みのある味わいを楽しめるものになっています。そのため、作るのも超簡単！ 暑さのこもりやすいキッチンに長居しなくて済むのは、大きな魅力ですね。

「おいしいLEEレシピ」には、簡単でおいしい、トマト料理のレシピがたくさん揃っています。検索ページの下まで進むと食材別に検索できるボタンがあるので、ポチっと押してみてください（もちろん、「トマト」や「ミニトマト」もあります）。便利でおすすめなので、下の赤枠リンクボタンから進んで、ちらっとのぞいてみてください。

暑さもやがて終わりを迎えますが、それまであとちょっとの辛抱ですね。ひんやりさっぱりトマト料理の数々が、みなさんの食卓を涼やかにしてくれることを祈っています☆

（おいしいLEEレシピまとめ担当ぽんぽこ）

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