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一生ものの蒸す力

鋳物ホウロウ鍋で蒸す「豚ロース厚切りのオレンジ蒸し」レシピ/ワタナベマキさん

  • ワタナベマキ

2026.05.03

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\せいろで、フライパンで…/
ワタナベマキさんが今、伝えたい!

一生ものの蒸す力

せいろブームにのっかって、買ってはみたものの料理が地味に思えたり、がっつり味好きの家族ウケがいまいちだったり、なんとなくバリエーションがつきにくい……と悩む人も少なくない様子。しかし「蒸し料理」の実力は、想像以上にすごいのです! せいろを持ってなくても、フライパンや鍋でも蒸せるし、おいしさ・手軽さ・栄養面でも、もっと使いこなしたい調理法。蒸し料理を熟知したワタナベマキさんが、その極意を教えます!

ワタナベマキさん

ワタナベマキさん

季節の味をシンプルに、家庭で気軽に楽しむレシピが好評。蒸し料理の著書は『ほったらかしでおいしい!せいろでおかず蒸し』(Gakken)、『ワタナベマキのサッと蒸し、ほっこり蒸し』(NHK出版)ほか多数。

ストウブ、ル・クルーゼで蒸す

フタが重く厚手の鋳物鍋は、少ない水分でも鍋中で蒸気が対流し、食材のうま味を逃さずじっくり加熱することができます。かたまり肉などを使ったごちそう感のある蒸し料理にぴったり!

豚ロース厚切りのオレンジ蒸し

ボリュームがあって食卓にそのまま出せる、おしゃれなごちそうに!

豚ロース厚切りのオレンジ蒸し

調理時間 30分

「鋳物ホウロウ鍋で蒸すときは、最初に肉を焼きつけ、具材の表面を固めてから水分を加えて、じんわり蒸すのがポイント。オレンジの酵素の働きと相まって、豚肉もふわっとやわらかになります」



材料・2~3人分

  • 豚ロース厚切り肉……2枚(300g)
  • 紫玉ねぎ……1個
  • オレンジ……1個
  • にんにく(つぶす)……1かけ分
  • タイム……3、4本
  • 塩……適量
  • 白ワイン……大さじ3
  • オリーブオイル……小さじ2
  • 粗びき黒こしょう……少々

作り方

  1. 豚肉はキッチンペーパーで水気をふいてすじ切りをし、塩少々を振る。
  2. 玉ねぎは、4等分のくし形切りにする。オレンジは皮をむき、1.5cm厚さの半月切りにする。
  3. 鍋にオリーブオイル、にんにくを入れ、弱火にかける。香りが立ったら中火にし、1を入れて両面に軽く焼き目をつける。
  4. 2、タイムを加え、白ワインを回しかけ、塩小さじ1を振る。ひと煮立ちしたらフタをして、弱めの中火で15分蒸し煮にする。
  5. 豚肉を食べやすい大きさに切って器に盛り、こしょうを振る。

鋳物鍋蒸しの基本プロセス

肉は焼き目をつける

1 肉は焼き目をつける

野菜類を加え、塩を振る

2 野菜類を加え、塩を振る

調味料や水分を回しかける

3 調味料や水分を回しかける

フタをして蒸す

4 フタをして蒸す

過去の蒸し料理のレシピも検索できます


Staff Credit

撮影/伊藤徹也 スタイリスト/駒井京子 取材・文/田中のり子
こちらは2026年LEE5月号(4/7発売)「一生ものの蒸す力」に掲載の記事です。

ワタナベマキ

料理家

ケータリングをきっかけに、本、雑誌、広告などで料理を提案するように。デザイナーの夫、中学生の息子との毎日から生まれる実践的、かつ体に優しいレシピが好評。『ワタナベマキの10の定番弁当』 (扶桑社ムック)、『旬菜ごよみ365日 季節の味を愛しむ日々とレシピ』(誠文堂新光社)ほか著書多数。

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