FOOD

栗原はるみさんの「料理がもっと“楽しい!”に変わる3つのヒント」

【栗原はるみさんレシピ14選】塩もみ白菜・手作りダレ・冷蔵庫の残り野菜etc.1つ作ったらそれを応用してもう1つできるレシピ

  • 栗原はるみ

2026.05.25

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栗原はるみさんもずっと続けてきた

料理がもっと“楽しい!”に変わるヒント

栗原はるみさんもずっと続けてきた料理がもっと“楽しい!”に変わるヒント
Index
  1. 料理がもっと“楽しい!”に変わるヒント
  2. 栗原さんは、どうやって料理を楽しんできましたか?
    1. 栗原はるみさん
    2. 朝起きたら「今日も最高」と、心から言ってみてください。きっと、最高な一日になります。
  3. ちょっと仕込むだけの「塩もみ白菜」を展開
    1. 塩もみ白菜
    2. 塩もみ白菜の即席漬け
    3. 肉だんご鍋
    4. 豚肉の餃子
    5. 私のジャン(辛味ダレ)
    6. 春雨炒め
  4. 「3種の手作りダレ」を常備すれば、すぐ味が決まる
    1. みそダレ
    2. 甘酢
    3. 甘辛ダレ
    4. 銀ダラのみそ漬け
    5. きゅうりのみそ漬け
    6. ステーキのみそ漬け丼
    7. 酢豚
    8. 野菜の土佐酢漬け
    9. 照り焼きチキン
    10. 照り焼き風チキンのにぎり寿司
  5. 冷蔵庫の残り野菜も「+ひと工夫」で楽しく使い切る!
    1. ブールマニエで作るクリームシチュー
    2. ミートソース
  6. あわせて読みたい
  7. LEEweb掲載の栗原はるみさんのレシピはこちら!

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ごはん作りがルーティンになりがちなLEE世代の頃から…

栗原さんは、どうやって料理を楽しんできましたか?

子育て時代、忙しい中でも料理が大変とはとらえず、前向きに楽しんできたという栗原さん。その秘訣と、今のLEE読者にぜひおすすめしたいレシピを教えていただきました。

栗原はるみさん
栗原はるみさん

教えていただいたのは

栗原はるみさん

Harumi Kurihara

料理家

TV、書籍等で活躍する料理家。ミリオンセラーとなった『ごちそうさまが、ききたくて。』(文化出版局)をはじめ、累計発行部数は3200万部超。パーソナルマガジン『栗原はるみ』(講談社)を年2回発行中。

朝起きたら「今日も最高」と、心から言ってみてください。きっと、最高な一日になります。

私は、今でも料理作りは「自分が楽しんでやらないと」と思っています。

子どもたちが小さい頃は家族より1時間早く起きて余裕を作り、家族のためにごはんを作っていました。仕事をしながらのお弁当作りは決して楽なことではありませんでしたが、ひき肉50gを平らにラップして冷凍しておいたり、キャベツを千切りしたり万能ねぎを小口切りにしておくなど、私なりの工夫をしていました。

あの頃はどうしたら楽しい暮らしを続けていけるのか、料理をするのがもっと楽しくなるのか考えていました。得意料理を誰よりも上手になれるように練習したり、残り物で新しい料理を生み出したり、器使いを楽しみ、特に家族には丁寧に器を選んで、毎日キッチンに立つのが楽しくなるように心がけていました。若かった頃から、好きな瓶に乾物を入れ、乾物の名前を刺繍した布に紐をつけて下げたり、そんな些細なことが楽しかったことを思い出します。

子育て真っ最中の忙しい毎日の中で料理を楽しむことは難しいかもしれませんが、まずは家族の好きな料理を5つずつ書き出してみるといいと思います。あとはその料理を家族が好きな味になるまで練習してみてください。

確かに、今の年になったからわかることや気がつくこともたくさんありますが、私は家族を大事にし、料理を丁寧に作ることを楽しんでやれたらいいと思います。

今回お伝えする料理は、ひとつ覚えたら、いくつもの料理へつながっていくものばかりです。少しずつでも作ったら、きっと最後には料理上手になると思います。さぁ皆さん、ここから楽しい料理人生の始まりです。

今回は、1つ作ったらそれを応用してもう1つできるレシピをお届け。自由に楽しく作ってみてください。

栗原はるみさん

栗原さんの「料理が楽しくなる!レシピ以前のアイデア」はこちら!

Hint

1

料理を楽しむ余裕が生まれる

ちょっと仕込むだけの「塩もみ白菜」を展開

私は白菜を買ったらこの塩もみ白菜を作ります。これがあればいろいろな料理が簡単に作れて、生を使ったときより味がおいしくなって驚くと思います。冷蔵庫に入れておけば日もちするので安心です。

塩もみ白菜

塩もみ白菜

材料・作りやすい分量

  • 白菜……1/4玉(600g)
  • 塩……小さじ1強(白菜の重量の約1.2%)

作り方

  1. 白菜は洗って水気をよくきり、4~5㎝角に切って大きめのボウルに入れる。
  2. 塩を全体にまぶして、よくもみ込む。食品用保存袋に入れて密封し、常温にひと晩おいたのち、冷蔵保存する。

*冷蔵庫で約1~2週間保存可能

料理に使用する前に水分を絞るのを忘れずに。さらしに包み、しっかりと絞る。

料理に使用する前に水分を絞るのを忘れずに。さらしに包み、しっかりと絞る。

塩もみ白菜の即席漬け

塩もみ白菜の即席漬け

「塩もみ白菜を作った翌日は、ほどよい塩分とみずみずしさが残る即席漬けに。柑橘類を搾り、しょうゆを少し垂らしていただきます」

材料・作りやすい分量

塩もみ白菜(上記)適量の水気をよく絞り、器に盛る。すだち適量を搾り、好みでしょうゆ適量をかける。

塩もみ白菜で

肉だんご鍋

塩もみ白菜で肉だんご鍋

「余分な水分が出て甘味が凝縮した塩もみ白菜と鶏だんごのだしで、うま味たっぷり。柚子こしょうとすだちを好みで加えて、香り野菜をのせ、熱々のだしをかけていただきます」

材料・作りやすい分量

  • 塩もみ白菜……全量
  • 鶏ひき肉……300g
  • 長ねぎのみじん切り……大さじ3
  • A)
    • 塩……小さじ1/2
    • 卵白……1個分
    • 酒……大さじ1
    • 片栗粉……大さじ1
  • B)
    • 酒……1カップ
    • だし……3カップ
  • 〈薬味〉(以下より好みで)
    • 九条ねぎの小口切り、三つ葉、春菊……各適量
    • 柚子こしょう……適量
    • 七味唐辛子……適量
    • すだち……適量
    • 卵黄……1個分

作り方

  1. 塩もみ白菜は水気をよく絞る。
  2. ボウルにひき肉を入れ、Aを順に加えて粘りが出るまでよく混ぜる。長ねぎを加え、さらに混ぜ合わせる。
  3. 鍋にBを入れて火にかけ、煮立ったら02をスプーンですくいながら落とし入れる。再び煮立ってアクが出たら取り除き、肉だんごに火が通ったら1を加える。煮立って白菜が熱くなったら塩(分量外)で味を調える。
  4. 03を取り分け、好みの薬味でいただく。
塩もみ白菜で肉だんご鍋

白菜はさっとひと煮するくらいで大丈夫!

白菜はさっとひと煮するくらいで大丈夫
栗原はるみさん

塩もみ白菜のうま味を存分に味わってほしいので、具材は白菜と鶏だんごメインでシンプルに。豆腐やおろししょうが、春雨などを加えてもいい。卵黄や柚子こしょうを添え、白菜や鶏だんごに好みでつけながら食べてください。

塩もみ白菜と

豚肉の餃子

塩もみ白菜と豚肉の餃子

「塩もみ白菜は一度水気を絞り、刻んでからさらに水気を絞って加えているのでシャキシャキ。自家製ジャンで、さらにおいしく」

材料・24個分

  • 塩もみ白菜……全量
  • 豚ひき肉……150g
  • A)
    • 紹興酒……大さじ1
    • スープ……中華スープペースト小さじ1を湯大さじ1で溶き、冷ましたもの
  • にら……50g
  • にんにくのみじん切り……大さじ1
  • 塩、こしょう……各少々
  • 餃子の皮……24枚
  • B)
    • 水……1/2カップ
    • 薄力粉……小さじ1
  • ごま油……適量
  • サラダ油……適量
  • 私のジャン(下記)……適量
  • 香菜(シャンツァイ)……適宜

作り方

  1. 白菜は水気を軽く絞ってからみじん切りにし、さらにもう一度さらしなどを使って水気をしっかり絞る。にらは細かいみじん切りにする。
  2. 小さめのフライパンにごま油大さじ1/2を熱し、にんにくを焦がさないようによく炒める。香りが出て少し色づいたら火を止め、粗熱を取る。
  3. ボウルにひき肉を入れ、Aを加えよく混ぜる。02のにんにくを油ごと加え、さらによく混ぜてから01を加え混ぜる。塩、こしょうで味を調え、バットに入れて平らにし24等分にする。できればラップをかけてそのまま30分以上おいてなじませる。
  4. 餃子の皮に03のタネ1個分をのせ、周囲に水少々をつける。ひだを寄せながら包む。
  5. 小さめのフライパンにサラダ油少々を熱し、半量の餃子を並べ入れて少し焼く。フライパンの縁からよく混ぜたBを半量回し入れ、フタをして弱火で蒸し焼きにする。
  6. 水分がほとんどなくなったらフタを取り、ごま油適量を回しかける。中火にし、表面がカリッとするまで焼き、フライパンを返すようにしながら器に盛る。残りの餃子も同様に焼く。
  7. 好みで香菜を添え、タレ(私のジャン)につけていただく。
塩もみ白菜は一度、水気を絞った後に細かく刻む。

塩もみ白菜は一度、水気を絞った後に細かく刻む。

タネをバットに入れて平らにならし、24等分に線を入れておくと余ったり足りなかったりせず、等分に包める。

タネをバットに入れて平らにならし、24等分に線を入れておくと余ったり足りなかったりせず、等分に包める。

私のジャン(辛味ダレ)

私のジャン(辛味ダレ)

材料・作りやすい分量

  • A)
    • にんにくのみじん切り……大さじ1
    • しょうがのみじん切り……大さじ1
    • 長ねぎのみじん切り……大さじ3
  • B)
    • しょうゆ……大さじ4
    • 酢……大さじ4
    • 砂糖……大さじ2
    • 韓国粉唐辛子(粗びき)……大さじ2
  • ごま油……大さじ1

作り方

  1. 小さめのフライパンにごま油を熱し、Aを入れて炒める。水分が飛んでしんなりしたら、Bを加えて火を止める。

塩もみ白菜の

春雨炒め

塩もみ白菜の春雨炒め

「白菜と豚肉を炒めてから、フライパンの真ん中を空けて春雨を加え、白菜から出たおいしい汁気を吸わせるように手早く混ぜ合わせること。これがコツです」

材料・4人分

  • 塩もみ白菜……全量
  • 春雨(乾)……100g
  • 豚肩ロース薄切り肉……200g
  • A)
    • にんにくのみじん切り……大さじ1
    • しょうがのみじん切り……大さじ1
    • 長ねぎのみじん切り……大さじ3
  • 塩、こしょう……各少々
  • B)
    • 紹興酒……大さじ2
    • オイスターソース……大さじ2
    • しょうゆ……大さじ2
    • 砂糖……大さじ1/2~1
  • サラダ油……適量
  • 赤唐辛子の小口切り……1~2本分
  • ごま油……適量

作り方

  1. 塩もみ白菜はザルに上げて水気をきり、さらによく絞る。
  2. 豚肉は食べやすい大きさに切る。
  3. 春雨は熱湯で約2分ゆでてザルに上げ、水気をよくきる。
  4. フライパンにサラダ油を熱し、豚肉を広げて炒める。塩、こしょうを振って、Aを加えて炒める。
  5. 01を加えて強火で炒め、全体が温まったらフライパンの真ん中を空けてBを混ぜ合わせたものと春雨を加える。春雨に調味料をからめるようにほぐしながら手早く混ぜてなじませ、赤唐辛子を加えてごま油を回しかける。

Hint

2

後で自分が楽できるから

「3種の手作りダレ」を常備すれば、すぐ味が決まる

私が冷蔵庫に切らしたことがない自家製のタレ3種は、味が簡単に決まるだけではなく、料理の幅がどんどん広がっていく、使い勝手のいい便利なもの。これらを使った料理をご紹介します。

栗原はるみさんの3種の手作りダレ

みそダレ

みそダレ

材料・約2カップ弱分

  • みそ……400g
  • 酒……1/2カップ
  • みりん……1カップ
  • 砂糖……50g

作り方

  1. 鍋にすべての調味料を入れてよく混ぜ、中火にかける。混ぜながら沸々としてきたら弱火にし、焦がさないように絶えず混ぜながら約30分煮詰める。
  2. 火を止め、そのまま粗熱が取れるまでしばらくおく。

甘酢

甘酢

材料・作りやすい分量

  • 酢……2カップ
  • 砂糖……80g
  • 塩……小さじ1

作り方

  1. ボウルにすべての調味料を合わせ入れ、砂糖と塩が溶けるまでよく混ぜる。

甘辛ダレ

甘辛ダレ

材料・作りやすい分量

  • しょうゆ……1/4カップ
  • みりん……1/4カップ
  • 砂糖……大さじ2

作り方

  1. 小鍋にすべての調味料を合わせ入れ、火にかける。煮立ったら弱火にして約4~5分、ほんのりとろみがつくまで煮詰める。

みそダレみそダレで

銀ダラのみそ漬け

みそダレで銀ダラのみそ漬け

「子どもたちのお弁当の定番だった魚のみそ漬け。ごはんのおかずにするときは切り身のまま。お弁当用には小さく切って漬けていました」

材料・2人分

  • 銀ダラ(切り身・サケでも)……2切れ
  • みそダレ……適量
  • すだち……適量

作り方

  1. 銀ダラはペーパータオルで水気をよくふき、1切れに対して大さじ1のみそダレを塗る。ラップを広げてみそダレ大さじ1/2を塗り、その上に切り身をのせる。切り身の上にも大さじ1/2のみそダレを塗り、包む(銀ダラが大きめの場合はみそダレを増やす)。
  2. 冷蔵庫に入れ、ひと晩以上おく。
  3. みそダレをよくぬぐい、グリルまたは熱した焼き網で焼いて中まで火を通す。
  4. 器に盛り、すだちを添える。

*みそ漬けの状態で、冷蔵庫で2~3日保存可能

みそダレみそダレで

きゅうりのみそ漬け

みそダレできゅうりのみそ漬け

「自家製みそダレのうま味がしみた即席漬け。さっと塩もみしてから漬けているので、ぽりぽりとした食感もそのまま」

材料・作りやすい分量

  • きゅうり……6本
  • 塩……大さじ1
  • みそダレ……適量
  • 白すりごま……適量

作り方

  1. きゅうりは洗って水気をよくきり、両端を少し落とす。塩をまぶして板ずりし、約10分おいてから流水で洗い、水気をよくふく。
  2. きゅうり1本にみそダレ大さじ1~2を塗って、それぞれラップで包み、冷蔵庫でひと晩以上おく。
  3. 02のみそダレをぬぐい、5mm幅の小口切りにして水気をよく搾る。食べる直前に新たなみそダレ適量をからめ器に盛り、すりごまを振る(味をみて、みそを追加せずいただいてもよい)。

*みそ漬けの状態で、冷蔵庫で4~5日保存可能

みそダレみそダレで

ステーキのみそ漬け丼

みそダレでステーキのみそ漬け丼

「安いお肉でも、こうして自家製みそダレに漬けておけば、ごちそうに! ノリとともにごはんにのせ、わさびを添えたらステーキ丼の完成です」

材料・2人分

  • 牛ステーキ肉(サーロインなど)……2枚
  • みそダレ……適量
  • 温かい白ごはん……適量
  • サラダ油……少々
  • もみノリ……適量
  • わさびのすりおろし……適宜

作り方

  1. 牛肉はペーパータオルで水気をよくふき、1切れに約大さじ2のみそダレを塗る。ラップを広げてみそダレ約大さじ1を塗り、その上に牛肉をのせる。肉の上にも約大さじ1のみそダレを塗り、包む。
  2. 冷蔵庫に入れ、ひと晩以上おく。
  3. 02のみそダレをよくぬぐう。フライパンにサラダ油を熱して両面を焼き、食べやすく切り分ける。
  4. 器に盛ったごはんにもみノリを散らして03をのせ、好みでわさびを添える。

*みそ漬けの状態で、冷蔵庫で2~3日保存可能

甘酢甘酢で

酢豚

甘酢で酢豚

「小麦粉と片栗粉をつけてガリガリに揚げた豚肉に甘酢あんをからめれば完成の簡単酢豚。これも、甘酢を常備しているからこそすぐ味が決まる一品です」

材料・作りやすい分量

  • 豚肩ロース肉(かたまり)……300g
  • A)
    • にんにくのすりおろし……小さじ1/2
    • しょうゆ……小さじ2
    • 紹興酒……大さじ1/2
    • 塩、こしょう……各少々
  • 玉ねぎ……1/2個(150g)
  • ピーマン……3個
  • 赤ピーマン……2個
  • 〈甘酢あんの素〉
    • スープ……顆粒鶏ガラスープ小さじ1を、湯1と1/2カップに溶いたもの
    • 甘酢……大さじ6
    • 薄口しょうゆ……大さじ2
    • 砂糖……大さじと1と1/2
  • B)
    • 水……大さじ1と1/2
    • 薄力粉……大さじ1
    • 片栗粉……大さじ1
  • 揚げ油……適量
  • サラダ油……適量
  • 片栗粉、水……各大さじ1と1/2
  • ごま油……適量
  • しょうがのすりおろし……適量

作り方

  1. 玉ねぎはひと口大のくし形切りにする。大きい部分は横半分に切る。ピーマンと赤ピーマンは縦半分に切って種とワタを取り除き、横半分に切る。
  2. 豚肉は2.5~3㎝角に切ってボウルに入れ、Aを加えてもみ込み、約10分おく。
  3. 02にBを順に加えてよく混ぜ、さらに片栗粉(分量外)をまぶす。
  4. 揚げ油を170~180℃に熱し、03を揚げる。カリッとして中まで火が通ったら網にとり、油をよくきる。
  5. 小鍋に甘酢あんの素の材料を合わせ入れて火にかけ、温める。水と片栗粉を合わせて水溶き片栗粉を作る。
  6. 鍋にサラダ油を熱し、玉ねぎを炒める。油が回ったらピーマンと赤ピーマンを加えて軽く炒め、05の甘酢あんの素を加える。煮立ったら水溶き片栗粉でとろみをつけ、04の豚肉を加えて手早くからめ、ごま油を回しかける。
  7. 器に盛り、しょうがのすりおろしを添える。
豚肉に水と薄力粉と片栗粉を混ぜ、さらに片栗粉をまぶして揚げることで、ガリガリの食感に。

豚肉に水と薄力粉と片栗粉を混ぜ、さらに片栗粉をまぶして揚げることで、ガリガリの食感に。

甘酢甘酢で

野菜の土佐酢漬け

甘酢で野菜の土佐酢漬け

「甘酢にだしを加えた土佐酢なら、野菜をさっぱりたくさんいただけます。食感が違うので、できるだけ細く丁寧に切ってください。カルパッチョなどと合わせても」

材料・4人分

  • 玉ねぎ……1/2個(100g)
  • セロリ……1本(100g)
  • にんじん……1/2本(100g)
  • しょうが……1かけ
  • みょうが……3本
  • 長ねぎ……1本
  • 三つ葉(またはせり)……適量
  • A)
    • 甘酢……1カップ
    • カツオだし……1カップ
    • 薄口しょうゆ……大さじ1
    • 砂糖……大さじ1
    • 塩……少々
  • 赤唐辛子の小口切り……適宜
  • すだち(または柚子)……適宜

作り方

  1. 玉ねぎは薄切りにする。セロリはすじを取り、5~6㎝長さの千切りにする。にんじんは皮をむき、5~6㎝長さの斜め薄切りにしてから千切りにする。
  2. しょうがとみょうがは細い千切りにする。長ねぎは5~6㎝長さの白髪ねぎにし、氷水に放つ。シャキッとしたら水気をよくきる。三つ葉は水気があったらよくきり、葉先を摘んで、茎は4~5㎝長さに切る。すべてをふわりと混ぜ、器に盛る。
  3. 01を軽く混ぜて容器に入れ、混ぜ合わせたAを注ぎ入れる。落としラップをして冷蔵庫にしばらくおき、味をなじませる。好みで赤唐辛子を加える。
  4. 03を器に盛り、食べるときに02をのせる。好みですだちを添える。
刻んだしょうがとみょうが、長ねぎ、三つ葉は、食べるときに加えて混ぜながら食べる。柑橘を搾っても。

刻んだしょうがとみょうが、長ねぎ、三つ葉は、食べるときに加えて混ぜながら食べる。柑橘を搾っても。

甘辛ダレ甘辛ダレで

照り焼きチキン

甘辛ダレで照り焼きチキン

「パリッと香ばしく焼いた鶏肉に、自家製甘辛ダレをからめるだけで完成する照り焼きチキン。タレがあるから味つけに迷うことなし。鶏肉は切ってから焼いても」

材料・作りやすい分量

  • 鶏もも肉……1枚(300g)
  • サラダ油……少々
  • 甘辛ダレ……大さじ2
  • わさびのすりおろし、すだち、山椒(粉)……各適宜

作り方

  1. フライパンにサラダ油を熱し、鶏肉の皮目と反対の面から焼きつける。中火~弱火で焼き、肉に5~6割火が通ってきたら返して皮目も焼く(両面で約10分目安)。皮がパリッとして中まで火が通ったら一度火を止め、鶏肉を取り出す。
  2. 01のフライパンの余分な脂をふき取り、甘辛ダレを入れて火にかけ、煮立ったら鶏肉を戻し入れて全体にからめる。
  3. 器に盛り、好みでわさび、すだち、山椒を添え、食べやすく切り分けていただく。

甘辛ダレと甘酢甘辛ダレと甘酢で

照り焼き風チキンのにぎり寿司

甘辛ダレと甘酢で照り焼き風チキンのにぎり寿司

「寿司にのせる鶏肉は重しをして平たく焼くのがポイント。自家製甘酢ダレを使うから酢飯もよりおいしく、すぐ出来上がります。急なおもてなしや、お酒のつまみにも」

材料・作りやすい分量

  • 鶏もも肉……1枚(300g)
  • 甘辛ダレ……適量
  • わさびのすりおろし……適宜
  • 焼きノリ……適量
  • 〈寿司めし〉
    • 米……1カップ
    • 甘酢……大さじ4
    • 塩……小さじ1/4
  • サラダ油……少々
  • 漬け物(しば漬けなど)……適量

作り方

  1. 寿司めしを作る。米は洗ってザルに上げ、約15分おいて水気をきってから水1カップを加えて炊く。
  2. 甘酢に塩を加えてよく混ぜ、寿司酢を作る。
  3. 炊きたてのごはんに02を加えてしゃもじで切るように混ぜ、ぬれぶきんをかぶせて冷ます。冷めたらひと口大ににぎって器に並べる。
  4. フライパンにサラダ油を入れ、鶏肉の皮目を下にしておく。アルミホイルをのせ、フライパンよりひとまわり小さい鍋など(重さのあるもの)をのせて火にかける。中火~弱火を調整しながら約5分焼く。皮目に焼き色がついたら上下を返してさらに約5分焼く。八分どおり火が入ったらホイルと重しを取り、再び皮目を下にして皮がパリッとするまで1~2分中火で焼く。
  5. 04を薄切りにし、03の寿司めしに好みでわさび適量を塗ってのせる。甘辛ダレをスプーンやハケで塗り、細く切った焼きノリで巻く。器に盛り、好みの漬け物を添える。
重しをして平らに香ばしく焼いた鶏肉は、ごはんにのせやすいよう、ひと口大のそぎ切りにする。1枚で約12個できる。

重しをして平らに香ばしく焼いた鶏肉は、ごはんにのせやすいよう、ひと口大のそぎ切りにする。1枚で約12個できる。

栗原はるみさん


Hint

3

献立に悩む日も、発想を転換

冷蔵庫の残り野菜も「+ひと工夫」で楽しく使い切る!

半端な野菜がいくつか冷蔵庫にあるときのメニューこそ、アイデアが肝心。クリームシチューとミートソースは、そんな日の私の定番です。野菜の味が重なることで、いつもと違ったおいしさが生まれます。

残り野菜残り野菜を使って

ブールマニエで作るクリームシチュー

残り野菜を使ってブールマニエで作るクリームシチュー

「かぶ、じゃがいも、カリフラワー、玉ねぎといった白い野菜を組み合わせたクリームシチュー。残り野菜でも、ブールマニエを加えれば本格的でコクのある味わいに」

これがブールマニエ

これがブールマニエ

材料・4人分

  • 鶏もも肉……1枚(250g)
  • 玉ねぎ……1個(200g)
  • じゃがいも……2個(250g)
  • かぶ……3個
  • カリフラワー……100g
  • 〈ブールマニエ〉
    • バター……30g
    • 薄力粉……大さじ3
  • サラダ油……適量
  • スープ……顆粒コンソメ小さじ1/2を湯2カップで溶いたもの
  • 牛乳……2カップ
  • 塩、こしょう、粗びき白こしょう……各適量

作り方

  1. 鶏肉はひと口大に切る。
  2. じゃがいもは皮をむき、ひと口大に切って水にさらし、ザルに上げて水気をよくきる。玉ねぎは皮をむき、ひと口大に切る。かぶは葉を落として皮をむき、4等分のくし形切りにする。カリフラワーは小房に切り分ける。
  3. ブールマニエを作る。小さなボウルにバターを入れ、室温に戻してやわらかく練り、薄力粉を加えてよく混ぜ合わせる。
  4. 鍋にサラダ油を熱し、01の鶏肉を入れて焼きつける。塩、こしょう各少々を振り、02のじゃがいも、玉ねぎ、かぶ、カリフラワーを順に加えて炒め合わせる。
  5. スープを加え、煮立ったらフタをして3~5分煮る。じゃがいもがやわらかくなったら牛乳を加え、再び煮立ったら03にスープ少量を加えて溶きのばし、鍋に戻し入れる。とろみがついたら塩、こしょうで味を調える。器に盛り、白こしょうを振る。
やわらかく練ったバターに薄力粉を加えて混ぜ合わせた「ブールマニエ」は、シチューやグラタンなどに使われるベシャメルソースの簡易版。

やわらかく練ったバターに薄力粉を加えて混ぜ合わせた「ブールマニエ」は、シチューやグラタンなどに使われるベシャメルソースの簡易版。このクリームシチューにコーンを加えれば、コーンスープにもなるし、マカロニを加えてトースターで焼いたらグラタンにも!

残り野菜残り野菜で

ミートソース

残り野菜でミートソース

「いろいろな野菜を加えることでよりおいしさが増す野菜たっぷりミートソース。残り野菜で作ったとは思えない、豊かで深い味にきっと驚くと思います」

材料・4人分

  • 合いびき肉……200g
  • なす……1本
  • 玉ねぎ……1/2個(100g)
  • にんじん……1/4本(50g)
  • セロリ……1/2本(50g)
  • ピーマン、赤ピーマン……各1個
  • にんにく……1かけ
  • オリーブオイル……適量
  • 赤ワイン……大さじ2
  • ホールトマト缶……1缶(400g)
  • A)
    • ローリエ……2枚
    • 生ハーブ(バジル、タイム、イタリアンパセリなど)……各適量
    • 塩、こしょう……各少々
  • B)
    • トマトケチャップ……大さじ2
    • トンカツソース……小さじ1
    • ウスターソース……小さじ1
    • 砂糖……少々
  • パスタ(スパゲッティーニ)……適量(80g/1人分)
  • パルメザンチーズ(かたまり)……適宜
  • 塩、こしょう、粗びき黒こしょう……各適量

作り方

  1. なすはヘタを落とし、5㎜角に切って水にさらし、ザルに上げて水気をよくきる。玉ねぎ、にんじん、セロリは粗みじん切りにする。ピーマン、赤ピーマンは縦半分に切って種とワタを取り除き、5㎜角に切る。
  2. 鍋にオリーブオイルと、つぶしたにんにくを入れて熱し、香りが出たらひき肉を加えて炒める。肉の色が変わってきたら軽く塩、こしょうをし、赤ワインを加える。
  3. 01を加えて炒め、全体に油が回ったらトマト缶とAを順に加え、トマトをつぶしながら煮る。
  4. 野菜の食感が残るくらいに火が通ったらBの調味料を加え、塩、こしょう、味をみて砂糖(分量外)で調える。
  5. 大きめの鍋に湯を沸かし、塩適量(分量外)を加えてパスタを袋の表示を参考にゆで、ザルに上げてゆで汁をよくきる。
  6. フライパンに04を適量を入れて温め、05を加えて手早くからめる。器に盛り、好みでパルメザンチーズをおろしかけ、黒こしょうを振る。

LEEweb掲載の栗原はるみさんのレシピはこちら!


Staff Credit

撮影/須藤敬一 スタイリスト/福泉響子 取材・文/赤澤かおり
こちらは2025年LEE12月号(11/7発売)「料理がもっと“楽しい!”に変わる3つのヒント」に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(掲載当時)です。

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