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長谷川あかりさん【連載】魚は、湯で煮てそれから考える「サケの湯煮とピーマンソース」レシピ

  • 長谷川あかり

2026.06.20

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長谷川あかりの私をつくったおいしい記憶

長谷川あかりの私をつくったおいしい記憶vol.6

料理家の長谷川あかりさんがたどる、思い出深い味の記憶。今回は、学生時代に習った調理法で、夫が魚嫌いを克服したお話。

Index
  1. 長谷川あかりの私をつくったおいしい記憶
    1. 長谷川あかりさん
  2. 魚は、湯で煮てそれから考える
    1. 夫の長年の魚嫌いは〝湯煮〟でしっとり解決
    2. 旬を感じる野菜のソースを添えて1品なのに2品感覚に
  3. サケの湯煮とピーマンソース
  4. 「長谷川あかりさん」関連記事をもっと読む

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長谷川あかりさん・料理家、管理栄養士

長谷川あかりさん

料理家、管理栄養士

大学で栄養学を学んだのち、SNSで発信するレシピが話題に。著書に『わたしが整う、ご自愛ごはん』(集英社)など。素のトークが楽しめるポッドキャスト「シャニカマでごめんなさい」も好評。

vol.6

魚は、湯で煮てそれから考える

魚は、湯で煮てそれから考える「サケの湯煮とピーマンソース」

夫の長年の魚嫌いは〝湯煮〟でしっとり解決

夫に「何を食べたい?」と聞くと、ほぼ確実に「肉!」と返ってきます。もはや、肉であればなんでもいい。肉パスタでも肉の丼でも肉カレーでも、和洋中問わず、肉であればよし。

でも私としては、毎晩食卓のメインが肉というのはしんどくなるときもある。「魚はどう?」と提案してみるのですが、ここで彼の顔は一気に曇ります。

「魚はパサパサでイヤなんだよねえ」

焼き魚でも煮魚でも、「魚はジューシー感ゼロ」という印象が強いようで、どうも受け付けないと言うのです。

「なるほど、しっとりしていればいいわけだ!」と理解した私が食卓に出したのが、湯煮。栄養学を学んだ大学で知った、主に北海道の郷土料理で使われる調理法です。お湯の中で煮るだけなのですが、これが驚くほどやわらかに仕上がります。ひと口食べた夫は、「魚って、こんなにふわふわでジューシーになるの?」と不思議顔。私は「そうだよ。魚はパサパサだと決めつけられちゃ困るよ」とドヤ顔。

旬を感じる野菜のソースを添えて1品なのに2品感覚に

ここに、旬の野菜で作ったソースをたっぷりかけるのがわが家の定番。野菜の付け合わせとソースを兼ねるイメージだから、献立で副菜を1品考えなくて済みます。しかも、魚を煮た湯はだしが出ているので、みそを溶き入れればそのままみそ汁に。湯煮、いいことずくめです。野菜のソースには、今の時期はピーマンもいいですし、カブをおろして大葉やみょうがを混ぜるのもさっぱりしておすすめ。刻んだトマトにお酢とカレー粉を混ぜ、塩を振ったソースもおいしいし、長ねぎとごま油なら一気に中華風。魚は焼くとパサつきがちだし、煮ると甘辛味でワンパターンになりがち。ところがこの「湯煮」と野菜のソースなら、ふわふわなうえ、ソース次第で味も簡単に変わります。「魚が食べたい」と思うとき、私はとりあえず〝煮る〟から始めています。

Recipe

サケの湯煮とピーマンソース

1.ピーマン5〜6個はヘタと種を取り除き(正味150g)、細切りにする。塩3g(ピーマンの重さの2%)をなじませ、10分おく。出てきた水気をよく絞り、みじん切りにする。塩昆布10gと酢小さじ½を加えて和える。味をみて、塩少々でやや濃いめに味を調える。

2.深めのフライパンに湯を適量沸かし、料理酒(または酒)少々を加え、生ザケの切り身2切れを入れる。ふたなしで、弱めの中火で煮立たせないように7分ほど煮る。

3.湯をきった2のサケを器に盛りつけ、1をたっぷりのせる。オリーブオイルを適量かけ、好みでわさびを添える。

Staff Credit

調理製作・スタイリング/長谷川あかり タイトル文字・イラストレーション/綾野 撮影/wacci 取材・文/福山雅美
こちらは2026年LEE7月号(6/5発売)「長谷川あかりの私をつくったおいしい記憶」に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(掲載当時)です。

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長谷川あかり Akari Hasegawa

料理家・管理栄養士

大学で栄養学を学んだのち、SNSで発信するレシピが話題に。著書に『わたしが整う、ご自愛ごはん』(集英社)など。気取らない素顔が楽しいPodcast「シャニカマでごめんなさい」も好評。

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