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長谷川あかりさん【連載】10代の頃、食べるだけで気分が上がった憧れの食材とは?<パセリたっぷり アボカドとタコのサラダ>

  • 長谷川あかり

2026.05.02 更新日:2026.05.07

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長谷川あかりの私をつくったおいしい記憶

長谷川あかりの私をつくったおいしい記憶vol.4

料理家の長谷川あかりさんがたどる、忘れられない思い出の味。今回は、10代の頃、食べるだけで気分が上がった憧れの食材のお話です。

Index
  1. 長谷川あかりの私をつくったおいしい記憶
  2. 長谷川あかりさん
  3. アボカドが、大人の階段だった!
    1. 高校生は夜カフェで、「カッコよくておいしい」を知る
    2. 家でもアボカド三昧でおしゃれ味の鍛錬を積む
  4. パセリたっぷりアボカドとタコのサラダ
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長谷川あかりさん(料理家、管理栄養士)

長谷川あかりさん

料理家、管理栄養士

大学で栄養学を学んだのち、SNSで発信するレシピが話題に。著書に『わたしが整う、ご自愛ごはん』(集英社)など。気取らない素のトークが楽しいPodcast「シャニカマでごめんなさい」も好評。

vol.4

アボカドが、大人の階段だった!

アボカドが、大人の階段だった!

高校生は夜カフェで、「カッコよくておいしい」を知る

アボカドを選ぶ私は、もう大人。“おしゃれ”なこと間違いなし! 

当時、私は高校生。グルメブログや食べ歩きの記事を読みまくるという、やや偏った嗜好で10代を過ごしていました。「わ、おいしそう」と思うと、その店はどれも“ビストロ”。どうやらここには、私の求めるおいしいものが詰まっているらしい。ワインボトルがずらりと並び、しかもそれは“ナチュラルワイン”というもので、どうもいっそうおしゃれであるらしい。……カッコよすぎる。

しかし、悔しいことに未成年。夜のビストロに入れるわけがありません。そこで思いついたのが、夜カフェの存在。学校帰りの夕方に乗り込み、前菜メニューを攻めるという作戦でした。夜カフェには、まさに夢に見たメニューが並んでいました。チーズの盛り合わせ、オリーブ、サーモンタルタル……。中でも私が必ずオーダーしたのはアボカド。分類はフルーツなのに、どう考えてもフルーツでないあの味わい。これを味わえてこそ大人。高校生の私にとっての最高の組み合わせは、“アボカドとアンチョビ”。これが震えるほど大人の気分だったんですね。

家でもアボカド三昧でおしゃれ味の鍛錬を積む

もちろん家でも、アボカドを使って好みの味を研究。母と買い物に行き、こっそりアボカドをかごに入れます。アボカドって、日によって価格が変わりがち。母としては安いときにだけ買いたい。けれど私はお構いなしに、さっとかごに放り込む。レジで、母が「何これ!」と無言の怒りをにじませて振り向く。私はしれっと目をそらす。ここまでが会計時のワンセットでした。

そして私は、今でもやっぱりアボカド好き。今回は、あの頃の私が「大人〜!」と感動した、象徴としてのアボカド料理。ポイントは、これもおしゃれの極みと信じていたハーブ使い、たっぷりのパセリです。

Recipe

パセリたっぷりアボカドとタコのサラダ

〈作り方〉
1.アボカド1/2個は皮と種を取り除き、食べやすい大きさに切る。ゆでダコ80gも食べやすい大きさに切る。パセリの葉10gはみじん切りにする。

2.ボウルににんにくのすりおろし少々、レモン汁小さじ1と1/2、塩小さじ1/4、オリーブオイル大さじ1を入れて混ぜ、1を加えてよく和える。

「当時の私の憧れビストロは、代々木公園の『アヒルストア』。そちらの味を自分なりに想像して作ってみた思い出の一皿です」

Staff Credit

調理製作・スタイリング/長谷川あかり タイトル文字・イラストレーション/綾野 撮影/wacci 取材・文/福山雅美
こちらは2026年LEE5月号(4/7発売)「長谷川あかりの私をつくったおいしい記憶」に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(掲載当時)です。



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長谷川あかり Akari Hasegawa

料理家・管理栄養士

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