FOOD

長谷川あかりさんの“ほれ直し”定番おかず

ベストな火入れで絶品の仕上がりに!「ミニマル肉野菜炒め」レシピ/長谷川あかりさん

  • 長谷川あかり

2025.05.14

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\Akari’s Fresh New Classics/
おなじみの料理をもっと簡単に、新しく

長谷川あかりさんの“ほれ直し”定番おかず

大定番だけど、ちょっと面倒でマンネリがちでもあるあのメニュー。手軽に、よりおいしく仕上がる発想の転換に感動! 作り続けたくなります。今回は「ミニマル肉野菜炒め」 のレシピをご紹介します。

長谷川あかりさん

お話を伺ったのは

長谷川あかりさん

料理家・管理栄養士。「なんでもない日を幸せにする、シンプルで豊かなごはん」をテーマに、忙しい現代人の心に刺さるレシピを発信し、大人気となる。最新刊『わたしが整う、ご自愛ごはん』(集英社)も大好評。

あかり’s定番おかずのキホン

材料、調味料、使う道具は最小限に。“チャート図が一直線”になる作り方が理想
従来の作り方の、面倒な工程を洗い出す。残すのは“おいしさへのリターンが大きい”手間だけ
家庭料理は、お店ほどおいしくなくていい。味も作り方も“軽やか”だから続く

ミニマル肉野菜炒め

火入れ加減で絶品の仕上がりに!「ミニマル肉野菜炒め」レシピ/長谷川あかりさん

調理時間15分

「肉にはしっかり、野菜には薄めに。味つけの濃淡を意識することで味にメリハリが。肉に片栗粉をまぶすこと、野菜に油がなじんでから塩を振ることで、余計な水気も出ません」(長谷川あかりさん)

材料・2人分

  • 豚ロース肉しょうが焼き用……160g
  • キャベツ……200g
  • しょうゆ……小さじ1
  • 片栗粉……小さじ2
  • A)
    • にんにくのすりおろし……小さじ1/2
    • 料理酒……大さじ2
  • 塩……小さじ1/2
  • 油(米油などくせのないもの)……小さじ2

作り方

  1. キャベツは食べやすい大きさのざく切りにする。
  2. 豚肉はキャベツの大きさに合わせてひと口大に切り、しょうゆをもみ込んで片栗粉をまんべんなくまぶす。Aを混ぜ合わせておく。
  3. フライパンに油を中火で熱し、②の豚肉を炒める。しっかり焼き色がついたら①とAを一気に加え、フタをして強火で1分蒸す。フタを開け、さらに30秒炒めて水気を飛ばし、キャベツにツヤが出てきたら塩を振って手早く混ぜ合わせる。肉が焼けてからキャベツを投入。この後“蒸す”のもポイント。キャベツから出た水気を肉の片栗粉が吸うから、べちゃっとしない肉が焼けてからキャベツを投入。この後“蒸す”のもポイント。キャベツから出た水気を肉の片栗粉が吸うから、べちゃっとしない

炒め物は、肉1+野菜1に具材を絞る。それぞれのベストな火入れ加減が見極めやすく、絶品の仕上がりに!

長谷川あかりさん

長谷川あかりさん

長谷川あかりさん

Staff Credit

撮影/濱津和貴 スタイリスト/駒井京子 取材・原文/福山雅美
こちらは2025年LEE6月号(5/7発売)「長谷川あかりさんの“ほれ直し”定番おかず」に掲載の記事です。

長谷川あかり Akari Hasegawa

子役タレント、俳優として活動後、引退して大学に進学し管理栄養士の資格を取得。SNSのレシピ投稿が人気に。著書に『クタクタな心と体をおいしく満たす いたわりごはん』(KADOKAWA)、『つくりたくなる日々レシピ』(扶桑社)。

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