味つけも作り方もシンプル。軽やか中華炒め
調味料があれこれ必要だったり、火入れ加減が難しかったり……そんな中華炒めを作るときの悩みは、従来の作り方から“引き算”したら解決します! 今回は「ボウルで作るにら玉」のレシピをご紹介します。
ボウルで作るにら玉

調理時間15分
「失敗の主な理由は、卵に火を入れすぎてパサつくこと。ボウルの中で焦らず和えれば、卵はふわふわなまま」(長谷川あかりさん)
材料・2人分
- 豚バラ薄切り肉……80g
- にら……1/2束
- 卵……3個
- A)
- 塩……ひとつまみ
- 水……大さじ2
- マヨネーズ……小さじ2
- 塩、こしょう……各適量
- 油(米油などくせのないもの)……小さじ1/2
作り方
- 大きめのボウルに卵を溶きほぐし、Aを加えてさらに混ぜる。豚肉は4〜5㎝幅に切り、にらは根元のかたい部分を切り落として4〜5㎝幅に切る。
- フライパンにマヨネーズを入れて中火にかける。ふつふつとしてきたら全体に広げ、①の卵液を加える。“の”の字を描くように菜箸で手早くかき混ぜ、8割ほど火が通ったら①の卵を溶きほぐしたボウルに戻し入れる。
マヨネーズを油代わりに使い、コクをプラス。卵はどんどん火が通るのでやや早めにボウルに移して
- ペーパータオルでフライパンをさっとふき、油を入れて中火で熱する。①の豚肉を入れて塩少々を振り、火が通るまでさっと炒める。②のボウルに加える。
- フライパンを中火で熱し、①のにらを加えて塩少々を振り、さっと炒めて同様にボウルに加える。
- 具材が入ったボウルに塩少々とこしょうを加え、スプーンでやさしく混ぜ合わせる。味をみて、足りなければ塩で調える。
卵がポロポロにくずれないよう、混ぜるときは大きくやさしく
食材ごとに順に炒め、ボウルでさっと和えるだけ

長谷川あかりさん
Staff Credit
撮影/濱津和貴 スタイリスト/駒井京子 取材・原文/福山雅美
こちらは2025年LEE6月号(5/7発売)「長谷川あかりさんの“ほれ直し”定番おかず」に掲載の記事です。