FOOD

365日幸せごはんBOOK

濃厚なうま味がご飯にしみる「豚肉とかぼちゃの炊き込みご飯」レシピ/長谷川あかりさん

  • 長谷川あかり

2023.10.28

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おいしいカギは“食材を絞る”こと

主役になる炊き込みご飯

具材は、野菜を1〜2種類+肉か魚をひとつ。旬を炊き込む気持ちで作ります。「にんにくの風味を活用すると、さらにひとワザある味わいに」

厚切り豚肉のうま味が、ご飯にしっかりしみてます

豚肉とかぼちゃの炊き込みご飯

うま味がしみる「豚肉とかぼちゃの炊き込みご飯」レシピ/長谷川あかりさん

「ほっくりかぼちゃにプラスするのは、食欲を刺激するにんにくの香り! 途中、柚子こしょうで味変するのも◎」(長谷川あかりさん)

材料・2〜3人分

  • 米……2合
  • 豚ロース肉トンカツ用……2枚(200g)
  • かぼちゃ……1/4個(種を取り除いて250g)
  • A)
    • 料理酒……大さじ4
    • 塩……小さじ1
    • にんにくのすりおろし……1かけ分
  • 塩(下味)……小さじ1/3
  • 黒こしょう……適量

作り方

  1. 米は洗ってザルに上げて水気をしっかりきる。
  2. 豚肉は1.5~2㎝の角切りにし、下味の塩をすり込む。かぼちゃは皮のかたいところをむいて大きめのひと口大に切る。
  3. 炊飯器の内釜に①とAを入れ、2合分の目盛りまで水を加える。②をのせ、炊く。炊き上がったらかぼちゃを軽くくずしながら全体を混ぜ、こしょうを振る。器に盛り、好みで塩(分量外)を振る。

※料理酒でなく普通の酒を使う場合は、塩小さじ1/4弱を足して炊く。
※鍋で炊く場合は、水の分量を360㎖にする。

鍋で炊く場合

米を洗ってからザルに上げて30分おく。鍋に入れてフタをし、中火で沸くまで約5分加熱した後、弱火で15分炊き、火を止めて5分蒸らす。

長谷川あかりさん

教えてくれたのは

長谷川あかりさん

AKARI HASEGAWA

料理家/管理栄養士

じんわり癒される、すっきりと美しい料理がSNSで話題。管理栄養士の資格を持つ、本格派の新星料理家。実は、食材を「炊き込めるか否か」で分類するほどの炊き込みご飯好き!「味わいたい具材をごろっと大きく目立たせて、メリハリをつけるとごちそう感満載。味つけは素材そのものにまかせる気持ちで、調味料は少なめに。ほどよく余白を残して、特製ソースやチーズなどで、味変できるくらいに仕上げるのがコツ。私の炊き込みは、具材をしっかり味わうためにも大ぶりに切るので調理も簡単!」



Staff Credit

撮影/メグミ スタイリスト/西森 萌 取材・原文/福山雅美

こちらは2023年LEE11月号(10/6発売)『365日幸せごはんBOOK』に掲載の記事です。

長谷川あかり Akari Hasegawa

子役タレント、俳優として活動後、引退して大学に進学し管理栄養士の資格を取得。SNSのレシピ投稿が人気に。著書に『クタクタな心と体をおいしく満たす いたわりごはん』(KADOKAWA)、『つくりたくなる日々レシピ』(扶桑社)。

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