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2022年Sayaの「読む星占い」スペシャル

【2022年上半期星占い】Sayaの「星が教えてくれる私の可能性の見つけ方」/Sayaの「読む星占い」スペシャル

  • Saya

2022.01.10

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星が教えてくれる私の可能性の見つけ方

「風の時代です、新しい時代が来たのだから変わらなきゃ」と言われても、いったいどうしたらいいの?

そんな、コロナ禍の行方も不透明な中での2022年の到来に戸惑う私たちに必要なのが、アストロロジー・ライターSayaさんが紡ぐ"自分を生きるために"必要な言葉の数々です。今年はなんと前後半に分けてボリュームアップ!

さらに、LEEwebではSayaさんの新しい占いコンテンツ、「星と暮らしの毎日占いカレンダー」も1月1日よりスタート!毎朝7時50分に、太陽や月、惑星の動きに基づいた運勢や暮らしのヒントを更新します。

\健やかで楽しい1日のために、ぜひお役立てください/

星と暮らしの毎日占いカレンダー

Sayaの「読む星占い」スペシャル
星が教えてくれる私の可能性の見つけ方
いくつになっても可能性の種は見つけられる

アストロロジー・ライター  Sayaさん
Sayaさん

PROFILE東京出身の文筆業。編集者として働いていた1999年の月食の晩に月星座の存在を知り、ホロスコープを読みたいと占星術の道へ。現在は、京都で夫とふたり暮らし。住まいの隣で小さな畑を借り、晴耕雨読の日々。

「マスクやアルコール消毒が欠かせない、人と会うにも気を使う生活が長く続き、小さな子どもや年老いた両親がいる人ほど、目配りする必要ばかりで、心が悲鳴を上げていますよね。でも、役割に追われる毎日の中、心の片隅に、自分の可能性を見つけたいという気持ちがありませんか。

2021年の師走と2022年のGW明けにトレンドや気分に大きく影響する拡大と保護の星・木星が星座を移るので、 ’22年春は、自分のために動くのに最適。いくつになっても可能性の種は見つけられるって知ってほしいです」(Sayaさん)

春までは、他者の言葉に耳を傾ける余地がない人も

先の見えないコロナ禍で、多くの人の心が擦り切れ、伸び切ったゴムのようになってしまったのが2021年の秋でした。緊急事態宣言が明け、人と会えるようになっても、石橋を叩いて渡るような日々。光を失った心を癒すように、2021年の12月29日に拡大と保護の星・木星は、うお座へ入ります。

この星まわりの影響で、2022年の春までは、私たちの心は、思いやり、共感、励ましを強く求めることになるでしょう。それ以外の言葉にはたとえ正しくても耳を傾ける余地がない人も多いかもしれません。

ただ2022年の特徴として、木星がふたつの星座を行ったり来たりします。5月11日に木星がおひつじ座に入る頃には私たちの気分はまったく変わっているはず。



人間関係や生活のルールは2022年も変わらない

土星 みずがめ座

まず、冬から春にかけては、どんな4カ月になるのでしょうか。ここで、一年前の『LEE』の星占い特集を振り返ると、みずがめ座に現実化やルールの星・土星が滞在することから、2021年は、みずがめ座の性質である「改善」について、お話ししました。

自分の直観を信じ、生活や人間関係を見直し、改善すべきは改善していく。そうやって、言わば「生活の水漏れ」をなくしていこうという提案は、実は、2022年も変わりません。2021年と同様に、2022年も、土星はみずがめ座に滞在するからです。みずがめ座の性質は、ほかに、「人との距離感」や「対等なパートナーシップ」がありますが、2022年もそれらを指針にするといいでしょう。

ただ一年後、2023年3月には変容の星・冥王星がみずがめ座に入ります。冥王星は、2008年からの長きにわたって、ひとつ前のやぎ座に滞在していましたから、これはとても大きな変化。2023年3月にはもっと抜本的な生活改革が必要になるかもしれない。だからこそ、2022年のうちに、思いつくかぎりの準備をしておこう。星たちがそう語りかけているかのようです。

好きな雑誌を飲んでゆったり過ごす読者
ただ、2022年も春まではまだ動く気になれないかもしれません。というのも、先ほども書いたように、私たちの心は、癒しを求めている。現実には2021年にストップしていたことを再開し、復興させようという働きも強くなりそうですが、実は、ゆっくり休んでからのほうが結果は出せるもの。この冬、優先すべきは、コロナ禍でがんばりすぎ、疲れた心を慰撫することなのです。

でも、前述したように、木星は、5月11日におひつじ座へと入ります。おひつじ座は、可能性の塊のような星座。フレッシュなエネルギーに満ちていますから、冬の間にしっかり休めば、春の訪れとともに自然と動きたくなるはずです。

惑星たちは「逆行」することはあっても、基本的には前に進んでいます。人生も変わっていくほうが自然なのです。役割にとらわれることなく、個人として生き、やりたいことを自由にやりたい。今もどこかにあるそんな気持ちが冬の間に育っていき、5月にはうねりとなるイメージです。

大きな変化は少ない一方、雰囲気は変わりやすい半年

ここまでは2022年前半の流れをざっと概観してきました。

現実化やルールの星・土星は星座を移らず、拡大と保護の星・木星は5カ月足らずで、次の星座に移動してしまう。つまり、土星による大きな意識の変化は少ないけれど、「雰囲気」や「トレンド」はお正月とGW明けとではガラリと変わりやすい。

「生活を改革する余裕なんてない」

今はこのページを読んでも、「生活を改革する余裕なんてない」「別の可能性も探せそうもない」、そんな抵抗で心がいっぱいになってしまう人もいると思いますが、GWが終わる頃にはまったく違う心持ちになっているかも。私たちが本来持っている健全な成長への欲求を信じてくださいね。

3月にはみずがめ座に金星・火星・土星が揃う

ここからは、昨年秋以降の具体的な星回りをもう少し掘り下げてみましょう。2021年の秋、10月30日から12月13日、行動や戦いの星・火星はさそり座に滞在し、私たちは、「自分もこうなりたい」という理想の姿を特定の人に投影しているかもしれません。「この人と一緒にいたら、自分もきっと成長できる」という一種の依存も。

でも、12月19日からは愛と美の星・金星がやぎ座で「逆行」を始め、認められたいという思いが生まれます。金星の「逆行」は、2022年1月29日まで続きますが、期待が大きいほど、反動も大きく、「理想と現実」のギャップに悩まされる人も多くなるでしょう。

1月は、14日から2月4日まで、思考や伝達の星・水星の「逆行」もあります。たとえば、世代が違う者どうし、家族でも価値観がぶつかり合うことも。ボタンをかけ違うことがありそうな気がします。

1月24日には火星がやぎ座へ入るので、認められるため、とくに経済的な目標を達成するための努力が盛んに行われそう。あまり大きく環境を変えない、以前の状態に戻すための努力になりそうです。それでもうまくいかないと、焦りが生まれてしまいやすいでしょう。

土星 みずがめ座

シフトは、まず3月6日に。金星と火星が揃って、みずがめ座へ入ります。土星も滞在しているので、生活や環境を変えたいという思いが強くなり、多くの人が「改善」を本気で考え、断捨離やリフォームをする人も目立ちそう。変えようと思うとあまりに大変で、取りかかれなかったことでも、視野に入ってくるときです。この流れは、4月15日まで続きます。

4月15日に火星がうお座へ入ると、木星、境界を溶かす星・海王星はうお座に滞在しています。火星、木星、海王星が揃い、私たちの感情がとても豊かに流れ出していくイメージがあります。ただネガティヴなものでも、感情は吐き出す先を求めて動き出すので、友達や家族でも受け止めきれないかも。心当たりがある人は、自分に合うセラピーを探して、受けてみると、それが可能性の種となることも。

5月の終わりから6月は、大半の人が活動的になる

お話ししてきたように、5月11日に拡大と保護の星・木星がおひつじ座に入るので、5月になると、多くの人が自分らしくありたい、自分の可能性を見つけたいという思いを味わうでしょう。

この頃は、考えなしの行動には気をつけたいもの。と言うのも、5月10日から6月3日までは、思考や伝達の星・水星がふたご座とおうし座で「逆行」します。情報が混乱しやすいタイミングですし、おうし座には自立や変革の星・天王星も滞在しています。突然の変化や予定調和でない出来ごとが起こることもありそうです。

土星 みずがめ座

5月25日に行動や戦いの星・火星が支配星座であるおひつじ座に入ると、ますますその傾向が出てきます。見境なく前進してしまうと、転んだときに痛いもの。ハートのままに行動しながらも、頭は常に明晰に保ちたいですね。

また競争やサバイバル意識が高まりそうなのがおひつじ座のマイナス面。5月の水星「逆行」もあり、木星による雰囲気の変化は、6月になっても、私たちの暮らしをかきまわしているかも。

よいものを呼び込める「運がいい」人でいるために

春先までは癒しを求めながらも、休めそうで休めない2022年前半の流れ。たとえば、結婚したり子どもがいたら、自分のキャリアとパートナーや子どもの笑顔の間で。シングルなら、親の介護と自分の夢の間で。家族と自分のやりたいことのバランスに悩むことも。

2023年の大きな変化に向けて、私たちの誰もがきっと新しい生き方を模索しています。まずは今の生活でうまくまわっていないことを探し出し、整えましょう。時間やお金の無駄がなくなってみると、自然と自分のやりたいことに取り組めるようになるものです。

心や頭から気がかりを追放し、まっさらなモードでいると、自分の可能性にも気づけるし、それは、外から見ても同じ。この人には伸びしろがあると思ったら、チャンスを与えてくれる人も多いのです。いつもそんな自由なマインドでいられる人が「運がいい」と言われる人、いくつになっても輝ける人なのだと思います。

ただ可能性の種は、初めから、形になっているわけではありません。お金について不安があるなら、ファイナンシャルプランナーの勉強をしてみる。好みの雑貨を売りたい気持ちがあるなら、ECサイトの作り方を学んでみる。そんなふうに自分の心とつながり、動くことがこの春は、とても大切です。

可能性の原石

可能性の原石は誰の中にも眠っているものですが、「素敵な自分」は、最初からダイヤモンドとして売ってはいない。まずは自分の中を掘って、掘って、石ころを取り出して、磨いていきましょう。原石は、実は、不安の中にあるのかもしれない。自分ではネガティヴだと思っている部分にこそ、本当のギフトは隠れているものです。

Sayaの「読む星占い」スペシャル
【12星座別・上半期】
星が教えてくれる私の可能性の見つけ方

2022年の運勢と暮らし:おひつじ座 2022年の運勢と暮らし:おうし座 2022年の運勢と暮らし:ふたご座
2022年の運勢と暮らし:かに座 2022年の運勢と暮らし:しし座 2022年の運勢と暮らし:おとめ座
2022年の運勢と暮らし:てんびん座 2022年の運勢と暮らし:さそり座 2022年の運勢と暮らし:いて座
2022年の運勢と暮らし:やぎ座 2022年の運勢と暮らし:みずがめ座 2022年の運勢と暮らし:うお座

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「星と暮らしの毎日占いカレンダー」

LEE1月号掲載の、Sayaさんによる2022年「星と暮らしのカレンダー」をLEEwebでは1月1日からお届けしています! 毎日AM7:50更新。

 

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クッキー製作/and Bake 占い・文/Saya

Saya Saya

アストロロジー・ライター

1971年生まれ。おとめ座。現在は、京都で夫とふたり暮らし。雑誌連載のほか、オンライン講座や、ホロスコープ・リーディングのセッションを行う。著書に「星を味方につける生き方、暮らし方」(集英社)など多数。

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