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夫の役職定年、長男大学進学で「セカンドライフ」始まっています。暮らしをコンパクトにしつつ、日々小さなワクワクを見つける!【LEE DAYS club ミワコ】

  • LEE DAYS リーデイズ

2024.04.29

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夫が、3月に役職定年となったこと(我が家は一回り年が離れた夫婦です。)、長男が大学生になったことで、わが家は、4月から新しい生活が始まっています。そして、私自身は自分の働き方を考えた末に、自分の好きな分野に転職して1年が経ちました。
今日は、暮らしをコンパクトにしつつ、日々小さなワクワクを見つけるよう心がけている、4月からのセカンドライフについてお伝えします。

1 働き方を変えて暮らしをコンパクトに。

わが家は、一回り年の離れた夫婦で、夫は60歳を迎え、この3月で役職定年を迎えました。そして、この4月から、新しい職場で働いています。

37年間という長い仕事生活の中では、いろんなことがあったと思いますが、職場の方々に支えていただき、無事にいただいたお役目を終えることができたことを本当に感謝しています。家では仕事の愚痴などほぼ言わず、家事をし、子どものことも一緒に考えてくれる夫は同志のような存在で、本当に感謝しています。

子どもが生まれてから11年間は、夫の仕事が特に忙しく、私もほぼワンオペ育児と親の介護もあり、大変な時期でしたが、過ぎてしまえばそれも懐かしい思い出です。あの頃は、LEE100人隊として、皆と繋がれていたことが私の心の支えでした。

私自身は、自分の働き方を考えた末に、自分の好きな分野に転職して1年が経ちました。二人とも、4000人規模の大規模な職場から小規模な職場に変わり、基本、残業がない職場に変わったので、仕事の役割や範囲が変わり、最近は働き方について、夫婦で語ることも多くなりました(食後に語る余裕ができたのも嬉しいことかもしれません)。

ただ、関わる人や物事が少なくなることの良さも、寂しさも両方あり、年齢を重ねてからの環境の変化は、思っていたよりずっと大変なことだと、私自身が身を持って感じた1年だったので、これから夫婦を取り巻く環境の変化を一緒に話しながら、無理せず少しずつ慣れていけたらと思います。

写真:Fujifilm X100V
職場からの退職の祝品(予算の範囲内で、好きなものを選ばせてもらえるスタイル)には、「僕の退職は、みわちゃんのお祝いだから」と、私が欲しかったカメラFUJIFILM X100Vを選んでくれました。職場の皆様ありがとうございました!新しいカメラで、日々の小さなことを残していきたいな、と思っています。

2 長男が大学生になり、子育ても一段落。子育ての楽しみ方が変わりました。

長男の進学に際して嬉しかったのは、長男が、夫婦で長年仕事で関わってきた分野に関連する学科を選んだことでした。夫婦でやってきたことを見てもらえていたことを知ることができたのは、嬉しいことでした。

自宅から通っていますが、高校生と大学生では、家を出る時間も戻ってくる時間も日々違い、生活の仕方が変わったな、と思います。お弁当は持っていかず、学食を利用していますが、お手頃価格でいろんなメニューを食べられるようです

自立の時期を迎えつつあり、嬉しい反面寂しさもいますが、受験時期を経て反抗期を脱した感もあり(笑)、大学生活の話を聞くのも楽しくて、毎日ワクワクさせてもらっています。



3 長男は弁当卒業、4月から夫弁当始まりました。

長男の弁当を作らなくなる寂しさを埋めてくれたのは、「明日、お弁当作ってくれる?」と、言う夫の言葉。3月31日、新しい職場が始まる前日のことでした(笑)。
結婚してから、初めて言われたのではないかと!?お弁当は恥ずかしいから持っていかない主義を通していましたが、夫の新しい職場は、近くに食べるところが余りなく、(毎日ではないけれど)お弁当を持っていく日ができました。
何日か作ってみて、少しずつ量や入れるものを調整し、ひとまずは、輪島キリモトの木の弁当箱に、おにぎり2個と、おかずをぎゅっと詰めるスタイルに落ち着きました。

夫弁当は、子どもたちは食べてくれないきんぴらごぼうや、甘酢系のおかずも入れられますが、辛い物を食べると汗が出る体質なので、唐辛子系はNG。ニンニクも控えて欲しい等リクエストがあり、夫と次男、それぞれの好みに合わせた弁当づくりをしています。

写真:夫弁当
夫と私が弁当の日。鮭の竜田揚げと、豚薄切り肉のから揚げ、ほうれん草のお浸し、サツマイモのレモン煮、ゆで卵とミニトマト。私は、レンジにかけられる弁当箱です。
夫弁当2
この日は、私は弁当不要の日で、夫と次男(高2)弁当。肉団子の甘酢あん、ニラ入り卵焼き、青梗菜お浸し、ポテトサラダ、ミニトマト。
写真:息子弁当
夫弁当不要で、高校生男子と私弁当の日は、ガッツリ系で。ニンニク入りピラフと、豚肉のグリル、もやしナムル、ほうれん草お浸し、サツマイモレモン煮、ミニトマト。

4 日々ワクワクしたい!茶道の勉強の幅を広げています。

茶道を始めてから15年は過ぎていますが、転職して少しずつ気持ちに余裕が出てきたことで、茶道の勉強の幅も広げたいと思うようになりました。

「わが家の小さな茶室で、茶道を楽しむ場を作りたい!」家を建ててから7年経過し、なかなか実現できていない夢を、家族にも了承してもらい、少しずつ準備を進めています。

前職では、残業も多くてお稽古に思うように通えず、なかなか上達できないもどかしさがありましたが、最近はお稽古に定期的に通えるようになり、お点前が綺麗にできるようになったね、と言われるようになりました。

また、普段のお点前に加えて、茶席の運営をするのも面白いと感じるようになりました。4月は3回、茶席運営に参加しました。先日は、市が姉妹都市として交流しているアメリカからの訪問団の皆様に呈茶体験の運営をしましたが、文化の違う方々にお茶をお出しする難しさと面白さを体験できました。

アメリカからのお客様に、立礼席での茶席を体験していただきました。和菓子のいただき方や、お抹茶の飲み方も、初めての方が多く、喜んでいただけたと思います。

そして、先生が、毎回お稽古の度に手作りの和菓子を出してくださるのに憧れて、和菓子を綺麗に作れるようになりたくて、教室に通うことにしました。

写真:水無月
友人でもあるATELIER PLUSさんに和菓子を習っています。先日は、六月のお菓子、水無月を作りました。水無月は、京都では6月30日に食べる風習がある和菓子。氷室の氷をイメージした、三角の「ういろう」生地に、邪気払いの意味のある小豆をのせて蒸し上げた和菓子です。

茶道は範囲が広く、何から勉強していけばよいのか?と悩みつつですが、少しずつ、楽しみながら学んでいけたらいいなと思います。

今回は、夫が、3月に役職定年となったこと、長男が大学生になったことで始まった、わが家の「セカンドライフ」についてお伝えしました。

少しコンパクトになった暮らしに、日々の小さなワクワクを見つけながら、無理なく過ごしていきたいです。

【日々の記録】

ずっと色無地ばかり誂えていましたが、今年初めて柄物の着物を作り、着物を着る楽しみが増えました。

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ミワコ

47歳 / 岡山県 事務職

家族は、夫、思春期の息子2人(16歳、14歳)。茶道、お菓子とパン作りが趣味です。今年は、体幹を作りたくてピラティスを始めました。家族と、日々の小さな楽しみを共有して過ごせるよう、暮らしまわりのこと、体や心を整えることが目標です。

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