つるんとなめらかな、夏のごちそう
夏野菜のういろう鶏

鶏むね肉に片栗粉をまぶし、さっとゆでると……まるでゼリーをまとったかのような、涼しげな食感に！

材料・4人分

【夏野菜のういろう鶏】

• 鶏むね肉のおろし玉ねぎ漬け《作り方は下記参照》……2枚
• 片栗粉……大さじ5程度
• 日本酒……大さじ1
• きゅうり……1/2本
• ミニトマト（黄・赤）……各4個
• オクラ……6本
• 中華麺……2〜3玉
• 塩……適量
• つけダレ
  • 和風だし……300㎖
  • 砂糖……小さじ2
  • 酢……小さじ2〜3
  • しょうゆ……大さじ2
  • 塩……少々
  • 梅干し……大1個（種を取って叩く）
  • しょうがのすりおろし……小さじ2
  • 大葉の粗みじん切り……6枚分

【鶏むね肉のおろし玉ねぎ漬け】

• 鶏むね肉……大2枚（680g）
• A）
  • 玉ねぎのすりおろし……1個分（250g）
  • 太白ごま油（またはオリーブオイル、サラダ油）……小さじ2
  • 塩……小さじ1/4

作り方

【鶏むね肉のおろし玉ねぎ漬け】

1. 鶏むね肉は余分な脂を取り除き、皮は好みで取る。厚い部分に切り込みを入れ、厚さが均等になるように切り開く。かたいすじの部分に切り込みを入れる。
2. バットかボウルにＡを混ぜ合わせ、鶏肉の両面にまぶす。ラップをかけ、30分以上おく（30分おいてすぐ使う場合は室温で。それ以上おく場合は冷蔵庫で）。

※鶏むね肉の切り方のコツがよくわかる「基本の鶏むね肉のおろし玉ねぎ漬け」レシピはこちら。

【夏野菜のういろう鶏】

1. つけダレの材料はすべて合わせて冷やしておく。中華麺はゆでて流水でもみ洗いし、ぬめりを取って冷ます。水気をきり、ごま油（分量外）をまぶしておく。
2. まな板にオクラをのせ、塩を振って両手で軽く転がす（板ずりする）。うぶ毛が取れたら色よくゆで、縦半分に切る。きゅうりは斜め薄切りにする。
3. 鶏むね肉はおろし玉ねぎをぬぐい取り、細長くなるようにそれぞれ半分に切る。半分を7〜8枚のそぎ切りにする。
4. 鍋にたっぷりの湯を沸かし、日本酒を加える。③の鶏肉に片栗粉をまぶして鍋に落とし、2〜3分ゆでて氷水（分量外）にとる。
5. 器に②とミニトマト、④の鶏肉を盛りつけ、好みで氷（分量外）を散らす。別の器に①のタレを入れ、中華麺とともにつけながらいただく。

しっとりワザ　 — ここがPOINT! —

片栗粉をまぶしてからゆでることで、肉汁が流れ出るのを防ぐ。独特のなめらかなのどごしは、さらにみずみずしい印象に！

「基本の鶏むね肉のおろし玉ねぎ漬け」レシピ／渡辺麻紀さん

撮影／宗田育子　スタイリスト／来住昌美　取材・原文／福山雅美　本誌編集部
こちらは2016年LEE7月号「ふわふわ鶏むね肉で満腹おかず」に掲載の記事です。