FOOD

長谷川あかりさんの“ほれ直し”定番おかず

気分や献立に合わせてアレンジできる「小松菜の塩おひたし」レシピ/長谷川あかりさん

  • 長谷川あかり

2025.06.07 更新日:2025.06.13

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\もう1品!/

和にも洋にも変幻自在。小松菜の塩おひたし

塩分濃いめ、切り分けてからゆでる、ゆで汁ごと保存……の独自ルールには、すべて理由が。作り置きはほとんどしないあかりさんが「これだけは!」と全力でおすすめする、とっておき常備菜です。

長谷川あかりさん

お話を伺ったのは

長谷川あかりさん

料理家・管理栄養士。「なんでもない日を幸せにする、シンプルで豊かなごはん」をテーマに、忙しい現代人の心に刺さるレシピを発信し、大人気となる。最新刊『わたしが整う、ご自愛ごはん』(集英社)も大好評。

基本の塩おひたし

気分や献立に合わせてアレンジできる「小松菜の塩おひたし」レシピ/長谷川あかりさん

調理時間5分

「あるとき、小松菜のゆで汁を口にしたら、驚くほどのうま味が! それが誕生のきっかけ。切ってあるので、すぐ使えるのも便利です」(長谷川あかりさん)

材料・2人分

  • 小松菜……2袋(400g)
  • 塩……小さじ1

作り方

  1. 小松菜は茎と葉に分けて食べやすい長さに切る。
  2. 深めのフライパンに水300㎖と塩を入れてよく混ぜ、強めの中火にかける。煮立ったら①の小松菜の茎を加え、フタをせずに30秒ゆでる。葉を加えて菜箸でさっと混ぜ、フタをして30秒加熱する。茎を30秒ゆで、続けて葉を加える。モリモリの葉を押さえるようにフタをしてさらに30秒火を入れる茎を30秒ゆで、続けて葉を加える。モリモリの葉を押さえるようにフタをしてさらに30秒火を入れる
  3. フタを開けて菜箸で手早く全体を混ぜ合わせ、保存容器にゆで汁ごと移す。粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やす。加熱直後は生っぽいけれど大丈夫。ゆで汁の余熱で、シャキシャキ感が残る絶妙なゆで加減に加熱直後は生っぽいけれど大丈夫。ゆで汁の余熱で、シャキシャキ感が残る絶妙なゆで加減に

*冷蔵庫で3〜4日保存可

私の常備菜の条件は、気分や献立に合わせてアレンジできること。塩ゆでしただけの小松菜ですが、ゆで汁のうま味も要なんです

長谷川あかりさん

長谷川あかりさん

レモンとオリーブオイルで和えれば洋風に

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ごま油と削り節で和の副菜が即完成

ごま油と削り節で和の副菜が即完成

+ごまでラーメンのトッピングにも

+ごまでラーメンのトッピングにも

塩味だけのシンプルな味つけだから、展開は無限。塩分濃度2%でゆでてしっかり味は決まっているので、そのまま食べてもおいしいけれど、オイルや風味のいい食材を加えることでよりしっかりした副菜に。「野菜が足りないときのトッピングに使うのはもちろんですが、ぜひゆで汁ごと味わって、そのおいしさに開眼していただけたら。うま味と栄養がたっぷり溶け出しているんです」(長谷川あかりさん)

Staff Credit

撮影/濱津和貴 スタイリスト/駒井京子 取材・原文/福山雅美
こちらは2025年LEE6月号(5/7発売)「長谷川あかりさんの“ほれ直し”定番おかず」に掲載の記事です。

LEE100人隊の「小松菜の塩おひたし」作ってみた投稿はこちら!

長谷川あかり Akari Hasegawa

子役タレント、俳優として活動後、引退して大学に進学し管理栄養士の資格を取得。SNSのレシピ投稿が人気に。著書に『クタクタな心と体をおいしく満たす いたわりごはん』(KADOKAWA)、『つくりたくなる日々レシピ』(扶桑社)。

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