FOOD

長谷川あかりさんの“ほれ直し”定番おかず

牛肉と長ねぎのうま味で十分「だしいらず牛丼」レシピ/長谷川あかりさん

  • 長谷川あかり

2025.06.05

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人気メニューをおうち仕様に。“〇〇いらず”のごはん

「家庭料理は、お店みたいにガツンとおいしくなくていい」とあかりさん。材料も工程もそぎ落としつつやさしい味に仕上がるから、何度でも作りたくなります。今回は「だしいらず牛丼」のレシピをご紹介します。

長谷川あかりさん

お話を伺ったのは

長谷川あかりさん

料理家・管理栄養士。「なんでもない日を幸せにする、シンプルで豊かなごはん」をテーマに、忙しい現代人の心に刺さるレシピを発信し、大人気となる。最新刊『わたしが整う、ご自愛ごはん』(集英社)も大好評。

だしいらず牛丼

牛肉と長ねぎのうま味で十分「だしいらず牛丼」レシピ/長谷川あかりさん

調理時間20分

「牛丼はほどよい甘さでごはんが進むもの。味つけに砂糖を入れるので、玉ねぎよりも甘さあっさりの長ねぎで軽やかに」(長谷川あかりさん)

材料・2人分

  • 牛こま切れ肉……200g
  • 長ねぎ(白い部分)……2本分
  • 温かいごはん……どんぶり2杯分
  • 紅しょうが……適量
  • A)
    • 料理酒、水……各100㎖
    • 砂糖……大さじ2
  • しょうゆ……大さじ2
  • 油(米油などくせのないもの)……小さじ1

作り方

  1. 長ねぎは1㎝幅程度の斜め切りにする。
  2. 深めのフライパンに油を中火で熱し、牛肉2枚を入れて炒める。肉の色が変わったら、①とAを加えてざっと混ぜ、フタをして弱めの中火で8分蒸し煮する。最初に牛肉を炒め、おいしい脂を出す。「この2枚は多少かたくなっても、だし用に犠牲になってもらって(笑)」(長谷川あかりさん)最初に牛肉を炒め、おいしい脂を出す。「この2枚は多少かたくなっても、だし用に犠牲になってもらって(笑)」(長谷川あかりさん)
  3. しょうゆを加えて煮立て、残りの牛肉を加えて全体を混ぜる。肉の色が変わったら、すぐに火を止め、オーブンシートなどで落としブタをして5分おく。
  4. 器にごはんをよそい、③をのせて紅しょうがを添える。

牛肉と長ねぎから出るうま味で十分おいしいんです

長谷川あかりさん

長谷川あかりさん

Staff Credit

撮影/濱津和貴 スタイリスト/駒井京子 取材・原文/福山雅美
こちらは2025年LEE6月号(5/7発売)「長谷川あかりさんの“ほれ直し”定番おかず」に掲載の記事です。

長谷川あかり Akari Hasegawa

子役タレント、俳優として活動後、引退して大学に進学し管理栄養士の資格を取得。SNSのレシピ投稿が人気に。著書に『クタクタな心と体をおいしく満たす いたわりごはん』(KADOKAWA)、『つくりたくなる日々レシピ』(扶桑社)。

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