人気メニューをおうち仕様に。“〇〇いらず”のごはん
「家庭料理は、お店みたいにガツンとおいしくなくていい」とあかりさん。材料も工程もそぎ落としつつやさしい味に仕上がるから、何度でも作りたくなります。今回は「だしいらず牛丼」のレシピをご紹介します。
だしいらず牛丼

調理時間20分
「牛丼はほどよい甘さでごはんが進むもの。味つけに砂糖を入れるので、玉ねぎよりも甘さあっさりの長ねぎで軽やかに」(長谷川あかりさん)
材料・2人分
- 牛こま切れ肉……200g
- 長ねぎ(白い部分)……2本分
- 温かいごはん……どんぶり2杯分
- 紅しょうが……適量
- A)
- 料理酒、水……各100㎖
- 砂糖……大さじ2
- しょうゆ……大さじ2
- 油(米油などくせのないもの)……小さじ1
作り方
- 長ねぎは1㎝幅程度の斜め切りにする。
- 深めのフライパンに油を中火で熱し、牛肉2枚を入れて炒める。肉の色が変わったら、①とAを加えてざっと混ぜ、フタをして弱めの中火で8分蒸し煮する。
最初に牛肉を炒め、おいしい脂を出す。「この2枚は多少かたくなっても、だし用に犠牲になってもらって(笑)」(長谷川あかりさん)
- しょうゆを加えて煮立て、残りの牛肉を加えて全体を混ぜる。肉の色が変わったら、すぐに火を止め、オーブンシートなどで落としブタをして5分おく。
- 器にごはんをよそい、③をのせて紅しょうがを添える。
牛肉と長ねぎから出るうま味で十分おいしいんです

長谷川あかりさん
Staff Credit
撮影/濱津和貴 スタイリスト/駒井京子 取材・原文/福山雅美
こちらは2025年LEE6月号(5/7発売)「長谷川あかりさんの“ほれ直し”定番おかず」に掲載の記事です。