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スープさえ決まれば毎日でもおいしい。調味料ちょい足しで味変自在! 究極の「3大鍋だし」で野菜を食べ尽くし!

【究極のしょうゆ鍋だしで作る】「牛こまとごぼうのしょうゆだし鍋」レシピ/ワタナベマキさん

  • ワタナベマキ

2021.12.28

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スープさえ決まれば毎日でもおいしい。究極の「鍋だし」で野菜を食べ尽くし!

だしがおいしいあっさりすき焼き風
牛こまとごぼうのしょうゆだし鍋

【究極の鍋だし】「牛こまとごぼうのしょうゆだし鍋」レシピ/ワタナベマキさん

ごぼうを先に入れて煮ると、だし全体が滋味深い味に。「そこに牛肉の贅沢なうま味をプラスすれば、たまらないおいしさ!」(ワタナベマキさん)

材料・3~4人分

  • きりっとしょうゆだし(下記参照)……1回分
  • 牛こま切れ肉……200g
  • ごぼう……1本
  • 九条ねぎ……7本(または青い部分も含む長ねぎ1本)
  • 焼き麩(小町麩など小さめのもの)……8個

作り方

  1. ごぼうはたわしでさっと表面の汚れを落とし、ピーラーで長めに削る。水に3分ほどさらし、水気をきる。ねぎは斜め薄切りにする。
  2. 鍋の八分目あたりまでしょうゆだしを入れる。①のごぼうを加えて中火にかけ、沸かす。アクを取り除いて弱火にし、ごぼうがやわらかくなるまで5分ほど煮る。
  3. 牛肉を加えてさっと煮て、麩も加えてだしをしみ込ませる。
  4. 牛肉から出たアクを取り除き、①のねぎを加えてさっと煮て器に盛る。だしが煮詰まってきたら、残ったしょうゆだしを適宜つぎ足す。

シメはこちらで

具材が少なくなったところで、冷凍うどんをそのまま入れて温め、やわらかくなったら白いりごまをぱらり。「好みで、さらにねぎをたっぷり足してもおいしいですよ」(ワタナベマキさん)

具材が少なくなったところで、冷凍うどんをそのまま入れて温め、やわらかくなったら白いりごまをぱらり。「好みで、さらにねぎをたっぷり足してもおいしいですよ」(ワタナベマキさん)

ワタナベマキさん

これが基本の「スープ」!

甘くないから飲み干せる ワタナベマキさんの きりっとしょうゆだし



きりっとしょうゆだし

材料・1回分(3~4人分)

  • 昆布(8㎝角)……2枚
  • 水……4カップ
  • 酒……1カップ
  • しょうゆ……大さじ2 1/2
  • 塩……小さじ1/3

*出来上がり量 約1ℓ

作り方

  1. 昆布はキッチンペーパーなどでさっとふいてホコリなどを落とし、水とともに鍋に入れて最低15分、できれば30分おく。
  2. ①に酒を加えて弱めの中火にかけ、ひと煮立ちさせる。火を止めてそのまま15分おいてから昆布を取り出す。しょうゆと塩を加えて混ぜる。

教えてくれたのは
ワタナベマキさん

ワタナベマキさん

野菜たっぷりのシンプルなレシピが得意。中学3年生の食べ盛りの息子を持つお母さんとしての顔も。「鍋は子どももイヤがらずに野菜を食べるので助かりますよね。いつもは苦手な、春菊もペロリ!」(ワタナベマキさん)
Instagram:maki_watanabe
Twitter:maki_watanabe_
公式サイト:https://maki-watanabe.com/

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2022年1月号【スープさえ決まれば毎日でもおいしい。調味料ちょい足しで味変自在! 究極の「3大鍋だし」で野菜を食べ尽くし!】より
撮影/上原朋也 スタイリスト/西森 萌 イラストレーション/Aikoberry 取材・原文/福山雅美

ワタナベマキ

料理家

ケータリングをきっかけに、本、雑誌、広告などで料理を提案するように。デザイナーの夫、中学生の息子との毎日から生まれる実践的、かつ体に優しいレシピが好評。『ワタナベマキの10の定番弁当』 (扶桑社ムック)、『旬菜ごよみ365日 季節の味を愛しむ日々とレシピ』(誠文堂新光社)ほか著書多数。

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