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スープさえ決まれば毎日でもおいしい。調味料ちょい足しで味変自在! 究極の「3大鍋だし」で野菜を食べ尽くし!

【究極の豆乳鍋だしで作る】「サケ、切り干し大根、さつま揚げのまろやか豆乳鍋」レシピ/小林まさみさん

  • 小林まさみ

2021.12.17

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スープさえ決まれば毎日でもおいしい。究極の「鍋だし」で野菜を食べ尽くし!

乾物から出るだしは侮れません!
サケ、切り干し大根、さつま揚げのまろやか豆乳鍋

【究極の鍋だし】「サケ、切り干し大根、さつま揚げのまろやか豆乳鍋」レシピ/小林まさみさん

切り干し大根のしみじみとした味わいが、だし全体に広がります。「乾物はうま味の宝庫。サケ&練り物の魚介系うま味とも相性ばっちり」(小林まさみさん)

材料・3~4人分

  • まろやか豆乳だし(下記参照)……1回分
  • 生ザケの切り身……4枚
  • さつま揚げ……4枚
  • 切り干し大根……1袋(50g)
  • 豆苗……1袋

作り方

  1. サケはキッチンペーパーで水気をふき、ひと口大のそぎ切りにする。
  2. 切り干し大根は洗い、たっぷりの水に10分つけて戻す。水気を絞り、食べやすく切る。さつま揚げは半分にそぎ切りする。豆苗は根元を切り落とし、長さを3等分に切る。
  3. 鍋にまろやか豆乳だしのA(下記参照)を入れて中火にかけ、沸かす。①を入れて火を通し、一度取り出す。
  4. ③のアクを取り除き、②の切り干し大根を加え、フタをしてごく弱火で10分煮る。豆乳を加え、中火で沸騰直前まで温める。
  5. ③のサケを戻し入れ、②のさつま揚げを入れる。豆苗を適量加え、煮ながら食べる。

これが基本の「スープ」!

ほっとやさしい“食べるだし” 小林まさみさんの まろやか豆乳だし

まろやか豆乳だし

材料・1回分(3~4人分)

  • A)
    • 濃厚だし汁(かつお昆布だし(作り方は下記参照))……2カップ
    • 酒……大さじ2
    • しょうゆ……小さじ2
    • 塩……小さじ1 1/2
  • 豆乳(無調整)……3カップ


濃厚だし汁

材料・作りやすい分量

  • 水……1ℓ
  • 昆布……5~6g
  • かつお節……20g

作り方

  1. 容器に水と昆布を入れ、冷蔵庫に一晩おく。
  2. ①を鍋に移し、中火にかける。ふつふつと沸いてきたら昆布を取り出し、かつお節を加えてひと混ぜし、火を止める。
  3. 厚手のキッチンペーパーを敷いたザルなどでこし、かつお節を絞る。

*昆布を一晩水につけられない場合は、作り方②で中火でなく弱火にかけ、30分ほどかけてゆっくり煮出す。しっかり昆布のだしが出たらかつお節を加えて中火にし、煮立つ直前にザルでこす

教えてくれたのは
小林まさみさん

小林まさみさん

手軽な素材で作る家庭料理が好評。アシスタントの義父まさるさんとは名コンビ。今回の撮影でも、88歳とは思えないフットワークで大活躍。「世代問わずに楽しく食べられるのが、鍋のいいところですね」(小林まさみさん)
Instagram:kobayashimasami.masaru
公式サイト:https://masami-kobayashi.com/

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2022年1月号【スープさえ決まれば毎日でもおいしい。調味料ちょい足しで味変自在! 究極の「3大鍋だし」で野菜を食べ尽くし!】より
撮影/名和真紀子 スタイリスト/朴 玲愛 イラストレーション/Aikoberry 取材・原文/福山雅美

小林まさみ

料理研究家

雑誌・テレビで活躍するほか、料理教室を主宰。定番のツボを押さえたレシピが好評。料理を始めるのが遅かった経験から、料理が苦手な人に寄り添うレシピを提案している。

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