FOOD

初夏の「果実酢」&「果実酢レシピ」

【果実酢】「オレンジパインジンジャー酢」レシピ/ワタナベマキさん

  • ワタナベマキ

2019.07.01

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オレンジパインジンジャー酢

 

材料・作りやすい分量

オレンジ……1個(200g)
パイナップル……1/8個(100g)
氷砂糖……オレンジとパイナップルを合わせた重量と同量
酢……250~300ml
しょうが……1かけ(皮付きのまま薄切り)

果物の切り方

オレンジは皮をむき、1㎝の厚さの輪切りにする。パイナップルは皮をむき1㎝の厚さに切る。

基本の「果実酢」の作り方

  1. 消毒した清潔な保存瓶に、氷砂糖の半量、果物、残りの氷砂糖、ハーブなどを順に入れ、酢をひたひたになるまで注いでフタをする(ハーブなどもひたらせたほうがよい)。
  2. 常温(夏の暑いときは冷暗所)に置いて時々瓶を揺すりながら3日~1週間ほどおき、氷砂糖が溶けたら出来上がり。

※完成から1週間ほど常温で保存可能。それ以上おく場合は、果実やハーブ類を取り除き、冷蔵庫で保存する(半年ほど保存可能)

※酢に漬けた果実は味が抜けているので、そのままは食べず酢と一緒に料理などに使うほうがよい(完成から1週間以内)

作り方のコツ

  • 1.フルーツ

    フルーツを切るときは、なるべく断面が広くなるようにするとよい。また、冷凍のフルーツは果汁がしみ出しやすく、早くできるので、市販の冷凍ものを上手に活用してみて。

  • 2.砂糖

    ゆっくり溶けて果汁となじみやすい氷砂糖がおすすめ。最近はてんさい糖の氷砂糖などもあるので試してみても。てんさい糖で作ることもできますが、色が濃く仕上がります(写真右)。

  • 3.酢

    今回は穀物酢を使用しましたが、ほかの酢でもOK。りんご酢は果物との相性がよく、まろやかな味わいに。ワインビネガーはきりっとした酸味が出るので、料理に使いやすい酢に。

料理にも使える!


2019年6月号【ワタナベマキさんの初夏の「果実酢」】より

ワタナベマキ

料理家

ケータリングをきっかけに、本、雑誌、広告などで料理を提案するように。デザイナーの夫、中学生の息子との毎日から生まれる実践的、かつ体に優しいレシピが好評。『ワタナベマキの10の定番弁当』 (扶桑社ムック)、『旬菜ごよみ365日 季節の味を愛しむ日々とレシピ』(誠文堂新光社)ほか著書多数。

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