この度の西日本豪雨災害により被災された方々に心よりお見舞い申し上げます
皆さまの安全な日常と一日も早い復興を心よりお祈りいたします
7月
暑い夏が始まりました!
連日厳しい暑さが続いています。皆さん、夏バテしないように気をつけてくださいね。
今回のレシピは、暑い夏にうれしい ひんやりスイーツ『枝豆プリン』です。
少し丁寧に作ったやわらかなプリンの上に 枝豆の風味たっぷりのソースを流しました。
栄養価も高い、からだにやさしい おやつです。
プリンといばおやつの王道。
シンプルな工程で、手軽に作れるのも魅力のひとつです。
卵の混ぜ方や生地を漉したあとのちょっとしたひと手間、火加減と火の入れ具合。
いくつかのポイントを丁寧に押さえて、より口あたりなめらかなプリンに仕上げましょう。
プリンを作るときの方法は、①蒸し器 ②鍋 ③オーブン の3つ。
今回は蒸し器とお鍋の両方をご紹介しています。
涼やかな翡翠色した、夏色プリン。
ぜひ、お試しくださいね。
枝豆プリン
【材料】 6個分
・ 卵 1個
・ 卵黄 3個分
・ 砂糖 70g
・ 牛乳 300ml
・ 生クリーム 200ml
・ バニラビーンズ 1/2本
枝豆ソース
・ 枝豆(正味) 100g (さや付 200g目安)
・ 砂糖 15g
・ 塩 ひとつまみ
・ 牛乳 100ml
【作り方】
① バニラビーンズは縦に割り、種をしごきだす。牛乳にバニラビーンズの種とさや、砂糖を入れて火にかける。混ぜながら温め、砂糖が溶けたら火からおろし、冷ます。
② ボウルに卵、卵黄を入れ、泡立て器でこしをきるようにすり混ぜる。(この時空気が入らないようにする。)
③ ②に生クリームを加える。
④ ③に①を加え混ぜ合わせる。
⑤ 別のボウルに裏ごし器などでこして移し、表面に浮いた泡をキッチンペーパで吸い取る。器に⑤を等分に注ぎ、ふたやアルミで器を覆う。
⑥ 蒸し器を火にかける。蒸気があがったら⑤を並べ、弱火で15~20分ほど蒸す。
(鍋の場合)鍋底に布巾をしき、器を並べる。熱湯を器の半分くらいの高さまで入れ、鍋にふたをして、弱火で15~20分ほど蒸す。
取り出して蒸しあがりを確認。周りが固まって、中央がぷるぷる揺れ、触ると弾力が感じられる位になったらOK。粗熱がとれたら冷蔵庫でしっかり冷やす。
⑦ 枝豆ソースを作る。枝豆は水洗いし塩(分量外)でもむ。沸騰したお湯で5~6分ほど茹でる。
⑧ ほどよい硬さに茹であがったらざるにあげる。さやから豆を取り出し、薄皮を除く。飾り用に少し取り分け、残りを砂糖、塩、牛乳と合わせてミキサーに入れ、なめらかになるまで攪拌する。⑥の上に流し、取り置いた枝豆を飾る。
製作・撮影/八田 真樹
お菓子研究家。短大卒業後、会社勤めを経て幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユなどでも学ぶ。著書に『フラン』『ケーク・サレ』(共に文化出版局)、『野菜・豆・果物のヘルシーお菓子』(扶桑社)、『板チョコスイーツ』(主婦と生活社)などが。
八田真樹 Maki Hatta
お菓子研究家
短大卒業後、会社勤めを経て幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユなどでも学ぶ。著書に『フラン』『ケーク・サレ』(共に文化出版局)、『野菜・豆・果物のヘルシーお菓子』(扶桑社)、『板チョコスイーツ』(主婦と生活社)など。