今年創業200年を迎えた、英国発の老舗シューズブランド「クラークス オリジナルズ（Clarks Originals）」。

ブランドを代表するモデルのひとつ「ワラビー（Wallabee）」は、おしゃれプロの足元や海外のセレブスナップ、セレクトショップの店頭など、一度は目にしたことがある人も多いはず。カジュアルでいて上品なムードも漂う、まさに名品と呼ぶにふさわしいシューズです。

そんなワラビーを最初に米国へと輸出した1971年4月26日を記念して、毎年4月26日は「ワラビーデー（Wallabee Day）」とされています。今回はワラビーの魅力や、ワラビーデーを記念した注目の限定モデルをご紹介！

1968年に誕⽣した「ワラビー」。

ワラビーは、一枚革の肉厚なスエードを両方から包むように仕立てた、モカシン構造の“袋縫い”が特徴。カンガルーが子どもをお腹の袋で大事に育てるように、足を優しく包み込むことから「ワラビー」と名付けられました。

スエードとクレープソール（天然ゴム）を組み合わせた、ミニマルでありながらユニークなデザインは、発売されるとたちまち注目を集めました。それだけでなく、クレープソールの弾力性により「長時間歩いても疲れにくい！」と評判に。

どんな装いにも見事に調和する普遍的なデザインと究極の履き心地が組み合わさり、永遠のスタンダードとして多くの人々を魅了し続けています。

英国南西部のサマセット州でささやかに誕生し、今ではカジュアルシューズのアイコンとして世界中で圧倒的な支持を獲得したワラビー。

そんなワラビーを、最初に英国から米国へと輸出した1971年4月26日には、ちょっとした逸話があります。

ニューヨークのジョン・F・ケネディ空港の税関職員たちは、英国から本物の動物のワラビーが4176頭到着すると勘違いし、ケージを組み立てる準備まで進めていたそう。実際はワラビーシューズだと知らされるまで、税関職員は「本当にこれだけの動物を安全に扱えるの？」「書類は不足していない！？」など、クラークスに連絡し続けていたのだとか。中身がワラビーシューズだと知らされたとき、職員たちは安堵感に包まれたそうです。

そんなユニークな逸話を持つ記念すべき4月26日を「ワラビーデー」とすることが昨年発表されました。

今年は、ワラビーデーを記念した限定モデル「Wallabee 2604」が登場。一見定番のルックスながら、ヒールに配された“Wallabees”の刻印が密かに特別感を演出。また、防滑性に優れたビブラムソールが採用されているのもポイントです。

さらに、“Wallabee Day”の刻印や、動物のワラビーがかたどられたスエードのスペシャルタグ（フォブ）が付属。他と差がつくアクセントとして、足元をさりげなく盛り上げます。また、マルチカラーのシューレースもセットで、着こなしに合わせて付け替え可能。このオプションは「Wallabee 2604」限定とあって、ワラビー愛用者たちからも熱視線を集める予感！

カラーは、人気の高いサンドに加え、鮮やかなブライトピンク（レディースのみ）とグリーン（メンズのみ）の計3色をラインナップ。

4月上旬より、クラークス オリジナルズの店舗もワラビーデー仕様の特別な装飾で彩られます。

飽きのこないベーシックなデザインと、長く愛用したくなる快適な履き心地を備えたワラビーは、まさにカジュアル派のLEE世代の足元にうってつけ。ワラビーデーで盛り上がるこの機会に、ぜひ世界中で支持され続けるワラビーを手に取ってみてはいかがでしょう。

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クラークスジャパン株式会社
☎︎03・5411・3055