1 L+DK 56.5㎡ | |
コーディネートを楽しみつつ、困ったら壁面収納! |
ヘルシンキに来た観光客が数多く訪れる、マリメッコの工場。そこから遠くない場所に建つ、1956年築の分譲マンションにVさん一家は住んでいます。
住み始めて4年というお部屋には、あちこちに目を引く配色がちりばめられていました。
シックなタペストリーの横で映えるのが、ピクチャーレールにフックを取り付け、裸電球を掛けた照明。ディスプレイやフレームを盛り上げるアレンジです。
ソファには色も柄も違うファブリックのクッションをいくつか置いて。1カ所に固めたごちゃごちゃ感がかわいい。
寝室のカーテンにもカラフルで大胆なマリメッコのファブリックを。甘すぎず空間のほどよいスパイスに。
「子供が生まれる前からここに住んでいて。転居当初は暮らしながらリフォームをしたので本当に大変でした。自分たちで洗面所や便器、扉を取り付けたり、床を白くペイントしたり。今ではいい思い出ですけど(笑)」(H.Vさん)
家の状況が変わってきたのは、3年前。
「子供が生まれて荷物が急増(笑)。リビングルームに子供が遊ぶハシゴができて、そのあと学習デスクも置いて……」(V.Vさん)
リビングルームにあるデスク。箱の底面を壁づけしたようなデザインで、広くはないスペースに圧迫感を与えないのが◎。モノトーンの壁紙とラグがおしゃれです。
「正面の黒板は、僕が黒板塗料で塗りました」(V.Vさん)
荷物は増える一方なのに、当然ながら部屋の広さは変わらない。そこで、夫婦がとったのは"とにかく壁面収納作戦"。
「リビングルーム、寝室、キッチンなどあらゆるスペースに棚板やフックを取り付けています」(H.Vさん)
アイデア次第で収納場所は増える!
ドア上部に棚を設置し、バッグを収納。出し入れしやすく、常にきれいに保つ習慣もつきます。
壁づけ用マガジンラックにS字フックを取り付けて、にぎやかなディスプレイも兼ねるスペースに。
いつも使っている鍋類をフックにかけて、まるでビストロのキッチンのように。
「黒板に書いているのは1週間の夕食の献立。こうしておくと、食材も無駄なく使えるでしょ?」(H.Vさん)
いわゆる"見せる収納"を用いたVさん夫妻。ともすると、ごちゃついた乱雑な部屋になってしまいますが、絶妙なカラーコーディネートで、住んでいて気持ちがはずむようなポップな部屋に仕上がりました。
「荷物は増えましたが、この広さでちょうどいいと思っています。当分引っ越す予定はないですね」(H.Vさん)
"どう収納するか"を楽しんでいるような暮らしですね。
Profile
妻33歳(ブロガー)・夫34歳(公務員)・娘3歳・息子0歳
おしゃれも暮らしも自分らしく!
1983年の創刊以来、「心地よいおしゃれと暮らし」を提案してきたLEE。
仕事や子育て、家事に慌ただしい日々でも、LEEを手に取れば“好き”と“共感”が詰まっていて、一日の終わりにホッとできる。
そんな存在でありたいと思っています。
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