LIFE

暮らしにもこだわりが!デザイナーのお宅を訪問

フレンチスタイルを取り入れた大人の家

  • LEE編集部

2016.10.23

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コペンハーゲンから北に向かって電車で15分の郊外にあるJ.Fさんの家は、北欧テイストというよりは、どこかフレンチスタイルを思わせるシックなモノトーンコーディネートが印象的。
白を基調とした空間に、黒いキャビネットやテーブル、スモーキートーンのファブリックで、部屋を美しく調和させています。

インテリアのルールはありますか?と聞いてみると、

「白と黒とグレーで統一して、ほんの少し色を足しています」

インテリアコーディネートを専門としているJ.Fさんからは、さすが明快な答えが。そんなシンプルな色のルールは、私たちにも取り入れやすそうです。

色以外には、アンティーク家具や愛らしいペーパー雑貨、ラフィアのかごなど、異素材アイテムをほどよくミックスし、単調で冷たくなりがちなモノトーンスタイルに、奥行きをつけています。

「特にアンティークは大好きで、週末に開かれる近所のフリーマーケット通いが欠かせないんです」

一方、窓辺やテーブルには、グリーンや花を飾って、北欧らしいあしらいも忘れずに。それが相まって、温かみもある心地よい大人のモノトーン空間を作り出しています。

 

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白がきわだつクリーンで心地よいダイニング。テーブルも左のアンティークキャビネットも自ら白くペイント。

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中2階のリビングは、見晴らしもよく、窓から見える景色はまるで絵画のよう。適度に置かれた黒い家具が、インテリアの引き締め役に。キャビネット内の見せる収納にも注目。

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寝室のワンコーナー。こちらも"白、黒、グレーに色を少し"のルールが。よーく見るとなすの色までお揃い! スタンドランプはデンマークの雑貨ブランド、ハウスドクターのもの。

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夫婦の寝室もモノトーンでシックにコーディネート。ベッドサイドのインダストリアルなフロアライトやスツール、白や黒のペーパーポンポンがシンプルな空間のスパイスになっています。

 

COPENHAGEN DENMARK
2LDK 150㎡

妻38歳(『イケア』インテリアデザイナー)
夫36歳(『イケア』物流担当)
娘6歳・息子3歳

コペンハーゲンの北部に位置する緑豊かな町、リュンビューに在住。5年前に現在の家を購入し、キッチンなどはまだリノベーション中。


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LEE編集部 LEE Editors

1983年の創刊以来、「心地よいおしゃれと暮らし」を提案してきたLEE。
仕事や子育て、家事に慌ただしい日々でも、LEEを手に取れば“好き”と“共感”が詰まっていて、一日の終わりにホッとできる。
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