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暮らしにもこだわりが!デザイナーのお宅を訪問

ストーリーあるものだけを集めた、二人のこだわり空間

  • LEE編集部

2017.05.04

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二人のマンションは、ランプも椅子も、ソファも絵も、食器に至るまで、すべてがおしゃれでスタイリッシュ。おなじみの北欧ブランドから、レアなデザイナーものまで、そのセレクトとコーディネート力はさすがのもの。

「インテリアのルールは、思い出や意味のあるものを集めるようにしていること。だから、家にあるものはすべて説明ができるんですよ」とYさん。

学生時代に思いきって買ったイームズの椅子(Aさんが「ローズちゃん」と名前までつけている!)から、幼い頃両親に買ってもらったロイヤルコペンハーゲンのティーカップ、共通の友人が描いた絵、制作にかかわったテレビコマーシャルの写真など、どれもがストーリー付き。そんな二人のもの選びのこだわりがスタイルとなり、ほかにはない、洗練された魅力的な空間を作り出しています。

実用的な家具選びについては、「大きいものがあまり好きではなく、コンパクトな家具を選ぶようにしています。特にスツールが好きで、スタックできて動かしやすいし、サイドテーブルとしても使えて便利。そんないろんな用途に使えるものがいいですね」

実は昔、ロンドンで1ルームの狭い部屋に住んでいた二人。椅子やスツールで交流できるスペースをキープし、温かみのある雰囲気にすることを心がけたそう。それは今のマンションにも生かされていて、モダンな中にもずっと家にいたくなるような心地よい空間を作っています。

 

ダイニングの椅子のミックスもこなれたもの。ボーエ・モーエンセンやストッケ、中にはヨハンさんが作った椅子も。クリアガラスのペンダントライトはなんと二人の手作り!

モダンでスタイリッシュなリビングルーム。白とグレーを基調に、カラーチャートのポスターや北欧ファブリックのクッションがいいアクセントに。色ごとに整理された本棚もおしゃれ。

クリーンな印象の夫婦の寝室。クッションカバーのテキスタイルはデザイナーのAさんのデザイン。大胆な柄でインテリアのポイントになっています。ベッドやラグはイケアのもの。

フィーカセット。おなじみ北欧のステルトンのジャグにトレイはAさんがデザインしたもの。鳥が描かれたティーカップは、Yさんが5歳のときに自分で選んだというロイヤルコペンハーゲン。今でもお気に入り。

 

MALMÖ SWEDEN
2LD+K 125㎡

妻31歳(グラフィックデザイナー)
夫34歳(『イケア』商品開発担当)
息子1歳

Aさんはスウェーデンのトレイブランド、アリートレイズでデザインを手がける人気のグラフィックデザイナー。Yさんはもともと家具作りが専門で、ロンドンの木工房で働いていたという経歴も。


この記事は2015年10月7日発売LEE11月号別冊付録の再掲載です。
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LEE編集部 LEE Editors

1983年の創刊以来、「心地よいおしゃれと暮らし」を提案してきたLEE。
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