子どもは大好きだから何日でも歓迎、でも作るほうが飽きちゃっていて……。そんな夏休みごはんの定番を、ちょっとのコツでフレッシュにアップデート！

シャキシャキ小松菜がおいしい
豚小松菜チャーハン

「下ゆでの必要がなく、クセのない小松菜は、夏休みごはんに大活躍。とはいえ、具材は好みのもので大丈夫。わが家では豚肉でなく、前の日の残りの唐揚げを刻んで加えることも」（コウケンテツさん）

材料・2人分

• 温かいごはん……300g
• 豚バラ薄切り肉……100g
• 小松菜……2〜3株
• 長ねぎ……10㎝
• しょうがの千切り……1かけ分
• Ａ）
  • 溶き卵……2個分
  • 塩……少々
• 塩……小さじ1/3
• しょうゆ……大さじ1
• 粗びき黒こしょう（好みで）……少々
• ごま油……大さじ2～3

作り方

1. 豚肉は2㎝幅に切る。小松菜は2～3㎝長さに切る。長ねぎは小口切りにする。
2. フライパンにごま油大さじ1を中火で熱し、ねぎ、しょうが、豚肉、小松菜の順に炒め合わせ、一度取り出す。
3. ②のフライパンにごま油大さじ1～2を足して強火でよく熱する。混ぜ合わせたＡを一気に流し入れ、上にすぐにごはんをのせる。木べら2本を使ってほぐしながら炒める。塩を加えて②を戻し入れ、炒め合わせる。
4. 鍋肌からしょうゆを加えて混ぜ、塩（分量外）で味を調える。器に盛り、好みでこしょうを振る。

チャーハンをおいしくするコツ

フライパンはあおらずに

パラパラの秘密は、卵を入れたらすぐにごはんも入れて、へら2本使いで卵液を1粒ずつからめる感覚で炒めること。「ついあおりたくなるけれど、フライパンを火元から離すと、火力のムダ使いに。あおるのはお店のワザです。火がしっかり当たるようフライパンは動かさないで」（コウケンテツさん）

教えてくれたのは　
コウケンテツさん

中1の長男・舜くん、小4の長女・蓮ちゃん、年中の次女・花梨ちゃんの父。日々、家族が喜ぶごはん作りにいそしむ。習いごとの送迎も担当。自称“ごはん作り送り迎え親父”。
Instagram：kohkentetsu
Twitter：kohkentetsu14

2022年8月号【コウケンテツさん 「夏休みの昼ごはんがしんどい」をなんとかしてください！】より
撮影／松村隆史　スタイリスト／朴 玲愛　取材・原文／福山雅美