身近な白菜を、豆乳ヨーグルトのソースがおしゃれ&ヘルシーに引き立てる!
冬、といえば白菜の季節ですね。
知り合いの韓国人の方が
「最近は、作ろうと思えば一年中白菜が手に入るけれど、一年分のキムチを作るのはやっぱり冬に限る!冬の白菜は、甘さが段違い」
と言っていました。
そう!冬の甘い白菜を楽しまないともったいない、というわけで今回はじっくり火を通して更に白菜の甘みを引き出したレシピです。
まず、白菜をじっくりと焼いてステーキに。
これだけでもシンプルに美味しいのですが、更にコレステロールゼロの豆乳ヨーグルトで作るヴィーガンサワークリーム風ソースを添えます。
火が通って軽く分離した箇所は、カッテージチーズのよう。
ほのかな酸味が白菜の甘味とよく合い、濃厚な味わいに。
レシピのポイントは、しっかりと芯の部分まで火を通すことです。
材料・2人分
- 白菜……小さめ1/2個(300〜400g)
- オリーブオイル……大さじ1×2
- 豆乳ヨーグルト……1パック(400g)
- にんにく……一欠片(またはガーリックパウダー 少々)
- 塩……小さじ1/2
- 黒こしょう……少々
- ピンクペッパー……15粒くらい(あれば)
- パセリ……適量(生パセリでもOK、今回は乾燥を使用)
- (お好みでレモン、ディル)
作り方
- 白菜を中まで洗い、しっかりと水気を拭いておく。パセリはみじん切りにしておく。
- フライパンを熱して油を敷き、白菜の断面を下にして置き、蓋をして蒸し焼きにする。弱火で3分程度。
旬の野菜を食べることの大切さについてはよく言われているところではありますが、理由としては
「その季節を乗り切るのに必要な栄養素を摂取」し、
そのことで「次にやってくる季節も元気に快適に過ごすことができる」ということもあります。
旬の時期にできる野菜にも、環境が適しているのでストレスが少なく、本領発揮!なのだそうです。
さて、そこで冬が旬の白菜です。
白菜は大部分が水分で、この水分も人間にはとても重要なのですが、やはり冬を乗り切るのに必要な栄養素もしっかりと含まれています。
- 空気の乾燥から粘膜を守ってくれる、βカロテン
- 免疫力向上が期待できる、ビタミンC
- 腸の掃除をしてくれる、食物繊維
そして何より
- アブラナ科の野菜に含まれている栄養素、イソチオシアネート
が含まれていることが特徴です。
イソチオシアネートには、免疫力を高める、活性酸素の除去、がん予防、殺菌作用などが期待できます。
アブラナ科のブロッコリーやキャベツ、ケールなどにも含まれています。
日本には四季がありますが、季節の変わり目に体調を崩したり、肌荒れをしたりといった経験は多くの人にあるのではないでしょうか。
より積極的に季節の野菜や果物を食べて、一年を通して快適に過ごしましょう。
池田清子さんの「プラントベースで野菜たっぷりごはんとおやつ」これまでのレシピもCheck!
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池田清子 Sayako IKEDA
アスリートフード研究家
ビオトープ株式会社代表。夫は7年連続日本代表マウンテンバイクプロライダー、池田祐樹。菜食・プラントベースを主とした「細胞から健康的に強く美しくなる」食事の研究と発信を行う。2014年より自身もサイクリング・ランニング・筋トレを中心とした運動をスタートし、国内外での大会出場経験も多数。著書に『EAT GOOD for LIFE』至上最高の私をつくる「食」×「ながらトレーニング」』『野菜のおいしい食べ方』https://biotope-inc.co.jp https://biotope-inc.co.jp