海外から帰国しワンオペ新生活……不調の中で出会った3つのおすすめアイテム
お子さんの入学や進級、ご自身も異動や復職などなど人によって程度の差はあれど、4月からの新生活で心身ともに慌ただしく過ごしているという方は多いのではないでしょうか。
私は昨年、夫の海外転勤先から母子先行で帰国し新生活を立ち上げました。
子ども達ふたりの学校編入や受験などもありワンオペで何とか乗り切ってきましたが、40代に入り体の衰えを感じることが増え、大きな環境変化や疲れからさまざまな不調もあった約半年間でした……。
今回の記事でご紹介するのは、そんな大変な時期に出会った3つのアイテムです。
身に着けることで体が楽になるだけでなく、おしゃれなデザインで気持ちも前向きにしてもらい、今では日々の暮らしの中で手放せない強い味方となっています。
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fitfit(フィットフィット)
ハンズフリースニーカー&パンプス
まずご紹介するのは、足の悩みが多い私を救ってくれた「fitfit」の ハンズフリースニーカー&パンプスです。

そもそも私の足はサイズが大きく、甲高、幅狭、親指が長いと難多めで、もともとヒール靴は苦手。さらに昨年まで住んでいたブラジルとアルゼンチンでは何かあったら走れるように(笑)、普段は完全にノーヒール生活が定着していました。
日本へ戻ってすぐの頃、子どもの学校行事や取材などが重なり連日たくさんの荷物を抱えてパンプスで歩き回っていたところ、ある日足が痛くて動けなくなり駅でしばらく休む羽目に……。そのまま無理を重ねているうちに、足だけでなく膝や腰などにも痛みを感じることが増えていきました。
そんな話を仕事の先輩にした際おすすめされたのが、fitfitの靴でした。
まずは仕事や学校行事でも履けそうなローヒールパンプスを買ってみたところ、1日中履いても足が痛くならず感激し、その後スニーカーも購入。
カジュアルだけでなくきれい目なスタイルにも合うデザインで服を選ばず、身に着けている日はよく「どこの靴?」聞かれます。

相変わらず立ちっぱなしの日や移動の機会も多いですが、朝から晩まで履いていても以前の様な足の痛みに悩まされることはなくなりました。
私は自転車に乗る機会も多く、スニーカーでもパンプスでもペダルをこぎやすいこともありがたい!
この春パンプスをもう一足買い足し、子どもの卒入学などフォーマルな場でも活躍しています。

これまでも「歩きやすいパンプス」はいろいろ探し試してきましたが、おしゃれさとは両立しないというイメージが強く、特に子育てが始まってからは「子どもを追いかけるから」「お迎えで自転車に乗るから」「たくさん歩くから」と消去法の靴選びばかりでした。
靴のおしゃれをあきらめないため、履き心地だけでなく見た目の美しさを意識し『細身に見える』ことに徹底的にこだわっています
そんな想いが印象的なfitfitは、外反母趾などを理由にパンプスを履かなくなった女性の多さと向き合い、女性を「足元から元気にする」ことを目指しているそうです。
ふと足元を見るたび目に入り、1日の快適さを左右する大切なアイテムである「靴」。
歩きやすくデザインも好きな靴を履いていると、忙しい日でも気分が上がり自然と元気が湧いてくる!今ではほぼ毎日fitfitの靴を愛用し、その履き心地の良さにパワーをもらっています。
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MAEÉ(マエエ)
着圧ソックス
次にご紹介するのは、日常の中でおしゃれに身に着けられる「MAEÉ(マエエ)」の着圧ソックスです。

私の毎日は、執筆時はずっと座り、取材時はずっと立ち、どちらにしても夕方になると足がだるい。
毎晩お風呂上がりに着圧ソックスを履きストレッチや軽いマッサージをしてきましたが、むくみや冷えは年々ひどくなるばかり。この冬は足の重だるさが鈍い痛みとなって夜中に目覚めてしまい、ショックを受けたこともありました……。
MAEÉのソックスとの出会いはUNITED ARROWS green label relaxingの店頭でした。
カラーバリエーションが豊富で、一見すると普通の靴下。でも実はポーラ・オルビスグループが手がけたMade in Japanの着圧ソックスだと知り興味を惹かれました。
実際に履いてみると、ふんわりと優しい肌ざわりにびっくり!その心地よさは、これまでの着圧ソックスのイメージを覆すほど。

特に驚いたのが履き口です。
私はこれまでは着圧ソックスを履くと、履き口部分が圧迫され赤くかゆくなったり、時にはかぶれたりすることもありました。
MAEÉの場合はガーゼのような優しい肌あたりで食い込みにくく、普通のソックス感覚で身に着けることができます。でも履いている日は夕方になっても足が重だるくならず、就寝前の着圧ソックスは使わなくなりました。

最近さまざまなメディアで取り上げられているMAEÉですが、このブランドを取り扱う株式会社encycloの代表である水田悠子さんは、42歳というLEE世代の女性です。
ポーラやオルビスなどの化粧品ブランドで10年以上にわたり商品企画に携わってきたそうですが、29才の時に子宮頸がんに罹患。1年あまり休職し治療へ専念した後に復帰されますが、後遺症のリンパ浮腫に悩むようになります。

そのご経験をきっかけに「むくみケア」と真剣に向き合うようになり、2020年、ポーラ・オルビスグループ内での社内起業という形で株式会社encycloを創業。手軽におしゃれにむくみケアを叶えるブランド「MAEÉ」を立ち上げました。
「化粧品の商品企画時代から、恐怖をあおるのではなく使ってくださる方の毎日が明るくなるようなポジティブなメッセージを込めて商品をお届けしたい!というのが変わらない想いです」と語られていた水田さん。
製品が形になるまでの経緯や強い想いにも、大変心を動かされました。
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BRADELIS New York(ブラデリスニューヨーク)
補整ノンワイヤーブラ
最後は1994年にニューヨークで生まれ、日本女性の体型や好みに合わせて改良された補整下着ブランド「BRADELIS New York」の補整ノンワイヤーブラ。補整とおしゃれ両方を叶えるブラデリスは、LEEマルシェでも常に高い人気を誇っています。
フィッティングサービスも大きな魅力で、私も以前、子どもたちの授乳後にしぼんだ胸を抱え(笑)、LEEwebで体当たりの体験取材!最終的に4本レポートを執筆し、それ以来イチファンとしてずっと愛用しています。
しかし海外生活中は、日本人とは体型が違う現地でなかなかブラジャーを新調できなかったこともあり、だんだんとスポーツブラなど楽な下着を手に取りがちになっていました。
帰国後は外出時こそ新しく買ったブラデリスのブラを付けていますが、会社勤めではなく家にいる時間も長い私は自宅でのブラ選びは楽な方に流れがち……。これではまたしぼんでいく一方だとはっとしました。

そんな時に出会ったのが、ブラデリスの補整ノンワイヤーシリーズ「WithMeブラ」でした。付け心地が優しく全く苦しくないのに補正力はしっかり!そして色やデザインも可愛く、身に着ける際に気持ちが華やかになります。
以前の取材を通して「下着をきちんと選ぶということは、自分自身と向き合い大切にするということ」だと教えていただきました。デザイン性とスタイルアップする機能を兼ね備える商品の素晴らしさはもちろんですが、華麗な内装の店舗で下着を試着するという時間そのものが贅沢!子育てに追われ後回しだった自分に少しずつ目を向けるきっかけにもなりました。

海外で暮らしていると、同世代の女性がデコルテを出していたりミニスカートをはいていたりということも多く、子育て中でも年を重ねてもヘルシーなセクシーさがある姿が心に残っています。
もちろん人種や文化の差も大きいので、私がそのまま真似をできるともしたいとも思いません(笑)
でも、よく「大人の女性こそ、下着は良いものを身に着けるべし!」と言われますし、年齢を重ねてきたからこそバストケアもちゃんとしてあげたい。ただ忙しい日々の中で、家にいる時はリラックス感も大切にしたい……。
WithMeブラはそんな今の自分のわがままな願いを叶えてくれる下着だと感じ、週の半分以上、私の胸を支えてもらっています。
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LEEマルシェもチェック!
結構ハードな日本の春シーズンを、元気に乗り切りたい!
数年ですが海外に住み帰国して改めて思うのは、やっぱり日本には素晴らしい製品がたくさんある!ということ。
今回ご紹介したアイテムはどれも、身に着けることで体が楽になるだけでなく、気分も上げてくれるおしゃれさを兼ね備えていると感じます。
さらに、より良い商品を生み出すために日々努力を重ねられている背景には「忙しい毎日を送る女性を応援したい!」という熱い想いがあることが伝わってきて、そんな真摯な姿勢からもエネルギーをいただいています。

卒業、入学、そして桜など、日本の春は本当に美しい季節。
一方で久々に過ごしてみると、花粉、寒暖差、そして環境変化が多いため心身ともに忙しく疲れやすい時期だとも実感しました。
自分を元気に保つためには食事・運動・睡眠など基本的なことがまず何より大切だと思います。
同時に、自分を元気にしてくれるアイテムを見つけておくことも、時に大変な日常を前向きに乗り切る大きなパワーになってくれるはず!私自身も、心身の健やかさをサポートしてくれる商品や習慣に、引き続きアンテナを張っていきたいと思っています。
何かと忙しい新生活シーズンを、より元気に軽やかに過ごすヒントが少しでも見つかれば嬉しいです!
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佐々木はる菜 Halna Sasaki
ライター
1983年東京都生まれ。小学生兄妹の母。夫の海外転勤に伴い2022年からの2年間をブラジル、アルゼンチンで過ごす。暮らし・子育てや通信社での海外ルポなど幅広く執筆中。出産離職や海外転勤など自身の経験から「女性の生き方」にまつわる発信がライフワークで著書にKindle『今こそ!フリーランスママ入門』。
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