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プラントベースで野菜たっぷりごはんとおやつ

電子レンジで「ケールのチョコ&きな粉チップス」レシピ【旬に食べたい】

  • 池田清子

2022.02.05

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プラントベースで野菜たっぷりごはんとおやつ

一度食べ出したら止まらない!電子レンジで作る、ケールのサクサクパリパリチョコ&きな粉チップス

控え目に言って……絶品です!ケールの新しくて、楽しい食べ方♩ホームパーティーの前菜にもGOODです。

今回は、ケールを使ったチップスです。

ケールの旬は、11月から2月頃。店頭や、我が家の近所にある野菜の無人販売所でも並ぶ季節になってきました。

アメリカに滞在していた頃、塩気のあるケールチップスをよく購入していました。

やがて自分でも作るようになり、友人宅にお呼ばれした際はアパタイザーとして持参したりもして、大好評でした。

 

今回は、一風変わった!?甘味のあるケールチップスのレシピをご紹介します。

これは、世界のどこでも見かけたことがないので、かなりレアだと思いますが

まるで“ポテトチップス×チョコレート”のような、魅惑の掛け合わせに仕上がっています。

これまで20種類以上、様々な味付けを試したのですが、この2つがダントツに美味しい!

ケール独自の苦味も殆どありませんので、ケールの新しい食べ方をぜひトライしていただきたいです。

 

このチップスは食品乾燥機やオーブンを使っても作れるのですが、なにせとんでもなく時間がかかります。

電子レンジを使うことで、短時間で完成する上、オーブンよりも焦げにくく、パリッと仕上がります。

ただ、お使いの電子レンジによっては高温になりすぎることがあるので、

*600w以上にしないこと

*加熱中は、万が一異常が発生した際に確認できる場所にいること

をお守りください。

決して危険なものではないですが、オイルをまぶしているため高温になることがあります。

安全にお作りいただくことが最重要かと思います。

パリパリ・サクサク!手が止まりません。罪悪感のないチップスで、栄養もたっぷり摂取。

材料 一度の加熱で作りやすい分量

  • ケール……70g前後(大きめの葉 2枚が目安)
  • エクストラバージンオリーブオイルまたはグレープシードオイルなどの植物油……大さじ1

<チョコ>

  • ココアパウダー……小さじ2
  • 粉末状の砂糖……小さじ1(今回はココナッツシュガーを使用)
  • 塩……ごく少量(ひとつまみの1/4程度)

<きな粉しょうゆ>

  • きな粉……大さじ1
  • 粉末状の砂糖……小さじ1(今回はココナッツシュガーを使用)
  • しょうゆ……小さじ1/2

工程

ケールをカット

オイルをまぶす

フレーバー(味)をつける

電子レンジでチンして完成!



作り方

1. ケールを洗って水気を取っておく。葉を縦に、茎の中央から半分にカットし、更に横に3〜4分割にし、ボウルに入れる。

*茎を半分にカットすることで、硬めの茎も食べやすくなります。

茎の中央からカットすることで、茎ごと食べても硬くなりにくい仕上がりに。

*加熱すると縮むので、6〜7cm四方位の大きさがおすすめ。

加熱すると縮むので、気持ち大きめにカットしましょう。大きめの葉で、4分割位がおすすめです。

2. 植物油を加え、葉の表裏全体に油が満遍なくまわるように、手でよくかき混ぜる。

3. 半量に分け、<チョコ><きな粉>の材料を、それぞれに満遍なくまぶす。

それぞれのフレーバーの粉末がボウルの底に残らない様、全体にまぶします。必ず、ケール全体にオイルコーティングをしてからです。

4. 電子レンジにクッキングシートを敷き、を重ならないように広げる。600wで5分加熱する。加熱後にまだ葉が柔らかい様であれば、1分〜1分半ずつ延長する。

クッキングシートに、葉がなるべく重ならないように広げます。下のAfterは、5分加熱したところ。だいぶカサが減っています。火の通り(渇き具合)にムラがある様であれば、上下を返したり、場所を入れ替えたりしましょう。パリパリになっていなければ、1分〜1分半単位で延長を。

*私が使用している電子レンジでは5分→1分半→1分半(=合計8分)で完成することが多いです。最初から8分の設定にすると焦げる可能性があるので、3回位に分けて様子を見てください。その際、火の通り具合にムラがある様であれば上下を返したり、場所を入れ替えたりしてください。

*葉は柔らかいけれど、焦げそうな場合は、洗浄後の水気が残っていた可能性があります。500wに下げて、1分単位で延長してください。

*皿にのせると高温になるため(割れることがあります)、皿を使わずクッキングシートにのせることをお勧めします。皿よりも広めのスペースで平らに広げられる点もGOODです。

*加熱中は、万が一電子レンジや食材に異常が発生した際、確認できる場所にいてください。高温になり過ぎて発火する、煙が出る可能性もゼロではありません。

*お使いの電子レンジによって熱のかかり具合が異なるため、必要に応じて時間を調整してください。

*一度に入りきらない場合は、複数回に分けて加熱してください。

5. 電子レンジから取り出し、冷めるまで1〜2分待つ。冷めていく間にも更にパリッとしていく。食べ頃で、召し上がれ!

column

ケールといえば、青汁!という印象の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

「緑黄色野菜の王様」とも言われる程、幅広い栄養素が豊富に含まれています。

繊維、βカロテン、ビタミンC、葉酸、カリウム、カルシウム、ナイアシン、鉄分など……

ケールの親戚にあたるキャベツと比べてもそれぞれの栄養素が数倍〜60倍も含まれているので

青汁の主原料に選ばれるだけのことはありますね!

生でいただく場合は、葉も茎も硬めなので、スムージーがおすすめ。

加熱することで一部の熱に弱いビタミンの量は少し減ってしまうのですが

加熱し、更に油と一緒に取ることで、βカロテンの吸収率が8〜9倍アップします。

今回のチップスの様に、オイルコーディングすると効率が良いでしょう。

 

以前ケールチップスを喜んで食べてくれた友人にも

「新作ができたよ!」と再び食べてもらえることを、心待ちにしている今日この頃です。

ケールは免疫力を上げたり粘膜を強化する、緑黄色野菜の王様♡11月から2月ごろが旬なので、ぜひ普段の食事に取り入れてみましょう。

池田清子さんの「プラントベースで野菜たっぷりごはんとおやつ」これまでのレシピもCheck!

https://lee.hpplus.jp/column/2107458/

https://lee.hpplus.jp/column/2087865/

https://lee.hpplus.jp/column/2063648/

池田清子 Sayako IKEDA

アスリートフード研究家

ビオトープ株式会社代表。夫は7年連続日本代表マウンテンバイクプロライダー、池田祐樹。菜食・プラントベースを主とした「細胞から健康的に強く美しくなる」食事の研究と発信を行う。2014年より自身もサイクリング・ランニング・筋トレを中心とした運動をスタートし、国内外での大会出場経験も多数。著書に『EAT GOOD for LIFE』至上最高の私をつくる「食」×「ながらトレーニング」』『野菜のおいしい食べ方』https://biotope-inc.co.jp https://biotope-inc.co.jp

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