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池田清子

ダイエットや美容に注目食材!「ヤーコンのきんぴら」レシピ

  • 池田清子

2022.02.25

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プラントベースで野菜たっぷりごはんとおやつ

甘さとシャキシャキ感がたまらない!「畑の梨」ヤーコンのきんぴら

ヤーコンの甘さとシャキシャキのコンビーネーションは、最高です。味も食感も栄養価も魅力的なヤーコンは、今注目の食材。

ヤーコンを栽培している方からお裾分けいただいたことをきっかけに、我が家はすっかりヤーコンファンです。

見た目はさつまいもに似ていて、味もさつまいもに負けず劣らずとっても甘い。

ですが食感は「畑の梨」と呼ばれるに相応しく、シャキシャキ!生でも食べられます。

芋感からは想像できない歯応えでした。これがまた、クセになる食感でどんどん箸が進みます。

東北は10月〜12月前後に収穫し、暖かい西日本では12月〜4月ごろ収穫を迎えるようです。1月〜2月が一番美味しい季節、とも言われています。

健康面からも魅力がいっぱい、ということで健康志向も相まってかスーパーマーケットや直売所でも見かけるようになりました。

今回ご紹介するヤーコンのきんぴらは、カスタードクリームのような甘〜い香りが漂います。ぜひ香りも、楽しんでくださいね。

材料

  • ヤーコン……皮を剥いた状態で約350g(小さめ2本)
  • しょうが……1/2欠片
  • みりん……大さじ1
  • 料理酒……大さじ1
  • しょうゆ……大さじ1/2
  • ごま油……小さじ1
  • 塩……ひとつまみ
  • 赤しそふりかけ……適量
  • 炒りごま……適量

作り方

  1. ヤーコンの皮を剥き、長さ5cm・7mm角程度にカットし、2分ほど水につけてアクを抜く。しょうがは千切りにしておく。
  2. フライパンにごま油、しょうがを加えて熱し、しょうがの香りが出てきたら水を切ったヤーコンを加えて炒める。油が全体に回ったら、塩を加え、透明感が出てくるまで炒める。
  3. みりん・料理酒を加え、アルコールを飛ばす。しょうゆを加えて、全体に味が馴染んだら火を止める。皿に盛り、炒りごま(軽く潰しながらかける)・赤しそふりかけをかけて完成。

※赤しそふりかけをかけない場合は、しょうゆを大さじ1/2→大さじ1に増やしてください。

透明感が出てきたら、調味料を加えます。比較的火の通りが速い食材ですが、生でも食べられる食材なので加熱しすぎず、シャキシャキの食感を楽しんで。
最後に振りかける赤しそふりかけの塩味が、ヤーコンの甘味を更に引き立てます。


column

ヤーコンは、健康・美容・ダイエット向きの食材でもあります。

その特徴としては、様々な要素が挙げられます。

  • でんぷん質を殆ど含まず、さつまいもに比べてカロリーは半分以下(さつまいも132ckalに対して、54kcal/100g中)
  • 市販されているヤーコンシロップのGI値は“1”と、かなりの低GI。糖の吸収が緩やかに
  • 水溶性食物繊維が豊富で、便秘の解消が期待できる
  • フラクトオリゴ糖が多く含まれ、腸内でビフィズス菌を増やすフラクトオリゴ糖が豊富で、腸内環境が整えてくれる
  • ミネラルが豊富で、むくみ解消・高血圧予防に繋がる
  • ポリフェノールが豊富で、風邪予防・疲労回復・美肌効果が期待できる

体調を整える食材としてもおすすめですので、ぜひ気軽に取り入れてみてはいかがでしょうか。

すぐ隣の畑で収穫されたばかりのヤーコンが、家の前にそっと置かれていました。無言の「食べてね」のサインに感謝です。

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池田清子 Sayako IKEDA

アスリートフード研究家

ビオトープ株式会社代表。夫は7年連続日本代表マウンテンバイクプロライダー、池田祐樹。菜食・プラントベースを主とした「細胞から健康的に強く美しくなる」食事の研究と発信を行う。2014年より自身もサイクリング・ランニング・筋トレを中心とした運動をスタートし、国内外での大会出場経験も多数。著書に『EAT GOOD for LIFE』至上最高の私をつくる「食」×「ながらトレーニング」』『野菜のおいしい食べ方』https://biotope-inc.co.jp https://biotope-inc.co.jp

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