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池田清子

発酵食材で作る「濃厚酒粕チーズ」レシピ。カラダ喜ぶヘルシーおつまみ!

  • 池田清子

2021.12.25

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プラントベースで野菜たっぷりごはんとおやつ

発酵食材の掛け合わせがポイント!
おつまみにもおすすめな、濃厚酒粕チーズ

発酵食品を掛け合わせて作る、酒粕チーズ。なんともクセになる美味しさで、手が止まりません。

まるでパルメザンチーズのような食感と濃厚な風味が楽しめる、酒粕で作るプラントベース・チーズ風レシピです。

酒粕をチーズにアレンジする方法は以前から作られているのですが、

酒粕=発酵食材に合うのは、やはり同じく発酵食材。

塩麹や白みそ、りんご酢といった他の発酵食品や酢を加えることで、一層味わい深い仕上がりになるレシピが完成しました。

酒粕は必須アミノ酸、食物繊維、ビタミン類、ミネラルなどの栄養が含まれ、酵母などの善玉菌が腸内環境を整える手助けをしてくれます。

腸の状態がいいと、デトックス効果や美肌効果、栄養吸収率や免疫力の向上など、体全体に良いことがたくさんあります。

ホームパーティーや、お酒のおつまみにも。

以前クレームダンジュ風スイーツでご紹介した、水切りヨーグルトをのせてもよく合います。

しっかりと水を切った豆乳ヨーグルトを、カッテージチーズ風にのせても。

酒粕に含まれる成分が血管を拡張させて血液の流れをよくするため、体をポカポカ温める効果もあると言われています。

寒さが一段と厳しくなる今時期には、まさにぴったりな一品です。

材料 作りやすい分量

  • 酒粕……100g
  • カシューナッツ……50g
  • 塩麹……10g
  • 白みそ……10g
  • りんご酢(穀物酢でも可)……小さじ1

作り方

  1. カシューナッツをブレンダーまたはミキサーで撹拌する。
  2. ①と残りの材料を全てボウルに入れ、よく混ぜながらひとまとまりにする。

    材料を全て合わせたところ

  3. アルミホイルの上にのせ、綿棒で2〜3mm程度に平たく伸ばす。

    アルミホイルにのせ、綿棒で、2〜3mm程度に薄く伸ばします。

  4. アルミホイルごとオーブントースターまたは魚焼きグリルに入れ、中火で焼く。途中ひっくり返して、両面それぞれ3分程度が目安(お使いの調理器具によって調整してください)。

    アルミホイルごとオーブントースターまたは魚焼きグリルに入れ、途中ひっくり返しながら両面焼きます。焦げ付かないよう火加減と時間に注意!

  5. 焼き上がり直後は柔らかいが、冷めると固まる。バキバキとお好みのサイズに折って、どうぞ。


column

今回は、白みそにフィーチャーしたいと思います。

私が白みそを選ぶ時のポイントは、こちら!

  1. 水あめなどの砂糖が添加されていないこと(発酵の力で甘みをだしていること)
  2. 酒精が入っていないこと(酒精を入れることで発酵を止める作用がある。味や品質を一定に保つというメリットがあるが、発酵を止めてしまうため酵母の力が減ってしまう
  3. パッケージに空気孔がある、または発酵が進まないように冷蔵品として売られている(酵母が生きている証

私のお気に入りは「やさか」の有機白みそ。

国産有機米と有機大豆が使われている、米麹の甘味だけで熟成させた塩分控えめの「生きている生みそ」。

高品質ながら価格もさほど高くなく、近所で手に入ることもあり、最近のお気に入りです。

他のメーカーさんもこだわりの(白)みそを作られているので、お酒やお米のようにお気に入りのみそを探すのもおすすめす。

原材料は有機米・有機大豆・食塩・糀菌とシンプルな「やさか」の有機白みそ。他に甘酒用に買う有機玄米麹や、15ヶ月熟成させる中辛口みそも愛用しています。

池田清子 Sayako IKEDA

アスリートフード研究家

ビオトープ株式会社代表。夫は7年連続日本代表マウンテンバイクプロライダー、池田祐樹。菜食・プラントベースを主とした「細胞から健康的に強く美しくなる」食事の研究と発信を行う。2014年より自身もサイクリング・ランニング・筋トレを中心とした運動をスタートし、国内外での大会出場経験も多数。著書に『EAT GOOD for LIFE』至上最高の私をつくる「食」×「ながらトレーニング」』『野菜のおいしい食べ方』https://biotope-inc.co.jp https://biotope-inc.co.jp

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