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LIFE

まさか私が「ママ議員」になるなんて!

食で、ファッションで、学習支援で…子どもたちのために活動する人・団体にクローズアップ!

2021.12.02

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子育てをきっかけに気づいた! 子どもたちの未来をよくするために私たちができること

成長に必要な環境や食事を提供するなど、子どもが伸びやかに成長するために活動をしている人・団体にクローズアップ!

食で、ファッションで、学習支援で…議員以外にも! 「得意なフィールド」でできること始めています!

自分のもっているスキルを生かして、子どもを親だけではなくみんなで支え合い、豊かな時間を過ごそうと活動している人も増えています。

子どもひとりひとりの個性を尊重する、認可外の野外活動団体
みらいのこども舎

子どもひとりひとりの個性を尊重する、認可外の野外活動団体 みらいのこども舎

運営メンバー 青山路巳さん

運営メンバー 青山路巳さん

10年間、幼稚園教諭をした経験を生かし、自然豊かな島の恩恵を取り込む子育てをしたい思いから運営に参加。2児の母。

子どもひとりひとりの個性を尊重する、認可外の野外活動団体 みらいのこども舎

瀬戸内海に浮かぶ自然豊かな島々。実は安心して子どもが遊べる場所は意外と少ないそう。自然を取り込んだ活動をしている保育園や幼稚園があればいいのに……と感じていた青山さん。

「同じ思いをもつ仲間と、島全体を活動のフィールドととらえた子育ての場を自分たちで設けることにしました。大人も一緒に梅仕事やみそづくりなど、生活の土台となる活動は、遊びの中でさまざまな原体験を大切に。地域の人が家族のように集まり、豊かな暮らしを育める環境を目指しています」(青山路巳さん)

DATA

広島県尾道市向島に拠点を置くフィールドスクール。https://www.miraino-kodomosha.com(小規模の活動で定員に限りがあります)

「不登校」の親子のための支援を
ReiMo

「不登校」の親子のための支援を ReiMo

主宰 鈴木真理さん

主宰 鈴木真理さん

夫、11歳の長女、9歳の次女の4人家族。長女の不登校をきっかけに、不登校の親子向けのイベントや場所づくりを提案。

「不登校」の親子のための支援を ReiMo

上のお子さんが小学校へ就学後、敏感な性質で集団行動がとりにくく、不登校に。鈴木さんは親子で苦しい時間を過ごしました。

「どんなに愛情があっても、親子だけの狭い世界はしんどくなることも。同じ境遇の人に会うことで救われたので、次は私もと、不登校の子が親子で遊びに来る場を設ける活動を始めました。あえて『女子限定』の会を設けるなど、子どもが少しでも負担なくお出かけしたくなる場を提案。また、パパママが楽しい時間を過ごすための活動も進めています」(鈴木真理さん)

DATA

不登校児をもつ親が悩みをシェアしたり、不登校の子どもと親が一緒に出かけたり学んだりできるよう、オンラインやSNSで情報を発信中。https://reimo.tokyo.jp

ひとりでも多くの子に「おなかいっぱい」になってほしい!
こども食堂レインボー

ひとりでも多くの子に「おなかいっぱい」になってほしい! こども食堂レインボー

スタイリスト 木津明子さん

スタイリスト 木津明子さん

ファッションスタイリスト。11歳、5歳の子をもつ母。子どもたちを地域全体で育てていける環境が欲しいと、活動を開始。

 ひとりでも多くの子に「おなかいっぱい」になってほしい! こども食堂レインボー

朝5時から調理をし、わが子と接客。仲間とともに“こども食堂”を定期開催しているスタイリストの木津さん。

「自分がシングルマザーになり、苦しい境遇にいる人が、実は多いと痛感したことがきっかけでした。私は誰かのためにごはんを作るのが好きで、おなかが満たされると幸せな気持ちになれるので、知識はなかったものの“こども食堂”をやろうと決意。今後は寄付やボランティアだけでなはく、きちんと経済が回る仕組みをつくり、おばあちゃんになるまで続けるのが目標です」(木津明子さん)

DATA

神奈川県横浜市磯子区洋光台駅前で月2回、土曜日に開催。日程や支援チケットの購入はオンラインで確認を。https://kodomorbw.base.shop



ファッションのもつポジティブな力を行動に移して
+IPPO PROJECT

ファッションのもつポジティブな力を行動に移して +IPPO PROJECT

編集者 渡部かおりさん

編集者 渡部かおりさん

スタイリストの井伊百合子さん、フリーPRの枝比呂子さんと共同で主宰。ファッションの力で世の中をよくするために奮闘中。

ファッションのもつポジティブな力を行動に移して +IPPO PROJECT

ファッションを心から愛し、生業にしている者として、サスティナビリティの面にも真摯に向き合わねば、と自問を続けた渡部さん。

「井伊さんと枝さんも、ファッションだからこそのパワーを使って社会貢献したい共通の思いがあって、手探りながらプロジェクトを立ち上げました」(渡部かおりさん)。

現在はバザーを開催し、収益を児童養護施設を18歳で巣立った人のアフターケア相談所「ゆずりは」へ寄付。ものが循環し、そのお金が教育のボトムアップにつながるサイクルを生んでいます。

DATA

児童養護施設を巣立った人を支援。バザーの予定は、渡部さんが運営するサイト「THE SHE」にて紹介。https://theshetheshe.com/magazine/magazine-2165

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詳しい内容は2021年LEE12月号(11/6発売)に掲載中です。

撮影/名和真紀子 取材・原文/田中理恵

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