FOOD

「なんとなく」が「最高の味」になる ワタナベマキさんの定番料理のひとワザ

ルーなしで絶品「ホワイトシチュー」レシピ・作り方/ワタナベマキさん

  • ワタナベマキ

2021.08.09

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ホワイトシチュー

「ホワイトシチュー」レシピ/ワタナベマキさん

材料・2〜3人分

  • 鶏もも肉(皮なし)……250g
  • 玉ねぎ……1個
  • にんじん……1本
  • じゃがいも……3個
  • 薄力粉……大さじ2 1/3
  • A)
    • ローリエ……1枚
    • 白ワイン、水……各1/2カップ
  • B)
    • 牛乳……1 1/2カップ
    • バター……10g
  • 塩……小さじ2/3
  • 粗びき黒こしょう……少々
  • オリーブオイル……大さじ1

作り方

  1. 鶏肉は食べやすい大きさに切る。玉ねぎは8等分のくし形に切る。にんじんは長さを3等分し、縦4等分に切る。じゃがいもは皮をむいて2~4等分に切り、面取りをする(面取りした部分もとろみづけに使う)。
  2. 鶏肉に塩をすり込み、薄力粉をまぶす。
  3. 鍋にオリーブオイルを中火で熱し、②の鶏肉を入れる。残った薄力粉も入れ、肉の色が全体に白っぽくなるまで炒める。薄力粉はオリーブオイルとなじませるようにする。
  4. 玉ねぎを加えてさっと炒め、にんじん、じゃがいも(面取りした部分も)を加えてひと混ぜする。
  5. Aを加えてひと煮立ちさせ、アクを取る。フタをして弱火でじゃがいもがやわらかくなるまで10~12分煮る。
  6. Bを加えて煮立つ直前で火を止め、塩少々(分量外)、こしょうを振る。

ホワイトシチューは鶏肉に塩と小麦粉をまぶして炒め、白ワインと水、牛乳でのばせば作れる

ホワイトシチューは鶏肉に塩と小麦粉をまぶして炒め、白ワインと水、牛乳でのばせば作れる

ホワイトシチューは鶏肉に塩と小麦粉をまぶして炒め、白ワインと水、牛乳でのばせば作れる

「市販のルウよりもさらりと仕上がるので、たっぷり食べられます。ここでもベシャメルソースと同様、小麦粉をしっかり炒めるのがおいしさのポイント。ただし、シチューを白くきれいに仕上げるために、焦がさないよう注意を。牛乳を入れた後は塩味が入りにくいので、あらかじめ鶏肉に塩を多めにまぶします」(ワタナベマキさん)


撮影/宮濱祐美子 スタイリスト/駒井京子 取材・原文/福山雅美
2021年7月号【「なんとなく」が「最高の味」になる ワタナベマキさんの定番料理のひとワザ】より

ワタナベマキ

料理家

ケータリングをきっかけに、本、雑誌、広告などで料理を提案するように。デザイナーの夫、中学生の息子との毎日から生まれる実践的、かつ体に優しいレシピが好評。『ワタナベマキの10の定番弁当』 (扶桑社ムック)、『旬菜ごよみ365日 季節の味を愛しむ日々とレシピ』(誠文堂新光社)ほか著書多数。

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