【家族マネー会議】「お金のプロ」横山さん夫妻は収入や支出もすべて子どもに公開!
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LEE編集部
2021.02.02 更新日:2023.09.06
教育費の不安と向き合う 新・お金の流儀
◆「お金のプロ」横山家ヒストリー! 教育費の不安と向き合う
この記事は2020年9月7日発売LEE10月号「教育費の不安と向き合う 新・お金の流儀」の再掲載です。
家族マネー会議の取り入れ方を教えてくれるのは
お金のプロである横山さん夫妻
夫 家計再生コンサルタント 横山光昭さん(左)
株式会社マイエフピー代表。独自の家計再生プログラムで、これまで2万人以上の赤字家計を再生させてきた。『年収200万円からの貯金生活宣言』シリーズ(ディスカヴァー・トゥエンティワン)などお金に関する著書多数。
妻 ファイナンシャルプランナー 関口博美さん(右)
看護師を経て、ファイナンシャルプランナーに。確定拠出年金についてのアドバイザーとして株式会社マイエフピーに所属。格安SIMやふるさと納税などにも詳しい。趣味は娘たちとの女子トーク。
子どもに収入まで共有するの!?
横山さん家の「家族マネー会議」の取り入れ方
横山さんの家庭で月に一度開催している「家族マネー会議」。家族の“お金”についてオープンに話し合うことが、金銭教育以外の効果も生んでいるといいます。
お金をテーマに家族で話せる
機会づくりができます
横山さん家では収入や支出もすべて子どもたちに公開していますが、手始めに「旅行」や「家電の購入」など大きくお金がかかることについて意見を出し合うことから始めても。
習い事や進路など教育費に関することも「家族マネー会議」で子ども自身の意見を聞きます。
「子どもが思春期になると親子の会話は減るもの。お金をテーマにすることでコミュニケーションが円滑になる効果もあるんです」(横山さん)
家族マネー会議の運用のコツ
POINT1 家族は株式会社横山の一員
子どもが家計について外で話してしまうのではという心配も。「“株式会社横山の一員だから、君たちには懐事情まですべて話すんだよ”と伝えています。そうすると小さい子でも、会議の内容を家族以外の人に話しても意味がないとわかるようです」(横山さん)
POINT2 ポジティブな話し合いが大切
「お金」の話は「どう支出を削るか」とネガティブな雰囲気になりそう。「あくまでも家族みんなにプラスな“お金の使い方”を考える場。“問題です! あなたが大学に行くにはいくらかかるでしょう?”とクイズ形式に問いかけるなど好奇心をくすぐる工夫を」(横山さん)
POINT3 最後は多数決で決定
それぞれ意見を出し合っても結論が出ないことも。「うちでは意見がまとまらないときは多数決ですね。ただ、子どもの進路などはすぐに決めてしまわず、家族が納得できるところまで本人に志望理由をプレゼンさせることも大事だと考えています」(関口さん)
最近の議題 「定額給付金」
家族全員が10万円ずつ受け取った定額給付金。
「五女と長男は小学生なので、すべて貯金に回しましたが、上の4人には“外出自粛の期間中に家計にかかった費用があると思うなら、その分を家計に入れてね”と伝えました。
結果、それぞれが自分なりに考えて、家族全員にアイスをごちそうしてくれたり、電気代として1万円を家計に入れてくれたりしました」(関口さん)
ずっと決まらない議題 「お父さんのドライヤー」
髪の長い女性が多いため、横山家ではくるくるドライヤーを使用。
「僕が風量が強いタイプのドライヤーを買ってほしいと3、4年プレゼンしてるのですが、家族からは却下され続けています(笑)。
自分のお小遣いで買えば家族の許可はいらないのですが、“反対されたらお小遣いで買えばいい”という前例はつくりたくなくてプレゼンを続けてます」(横山さん)
教育費の不安と向き合う 新・お金の流儀
◆「お金のプロ」横山家ヒストリー! 教育費の不安と向き合う
撮影/細谷悠美 イラストレーション/竹永絵里 取材・原文/古川はる香
この記事は2020年9月7日発売LEE10月号「教育費の不安と向き合う 新・お金の流儀」の再掲載です。
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