FOOD

Saya&ワタナベマキ監修「満月のごちそう」レシピ

かに座の満月には「豚とさつまいもの豆乳鍋」。家族でほっこり、身体の芯から温まろう/【Saya×ワタナベマキさんの「満月のごちそう」レシピ】

  • ワタナベマキ

2020.12.29

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豚とさつまいもの豆乳鍋

12月30日はかに座の満月。身体の芯から温まれる鍋を!
「豚とさつまいもの豆乳鍋」

12月30日の満月は、かに座で起こります。大晦日を挟み、元旦の朝まで、月がかに座に滞在し、多くの人の心が家庭へと向かうことになるでしょう。かに座は「家庭=ホーム」を象徴しているからです。この年末年始はコロナの再流行によりステイホームが叫ばれていますが、それも満月との符号のようですね。

かに座はまた母性や豊かなバストを象徴し、伝統的にあふれ出るミルクのイメージがあります。家族で過ごしたいそんなかに座の満月に、「豚とさつまいもの豆乳鍋」はいかがでしょう。昆布と日本酒のだしに醤油と塩のシンプルな味付け。余計なものが何も入っていないからこそ、やわらかく炊けたさつまいものやさしい甘みや豆乳ベースのスープの温かさが私たちの緊張を緩め、心も身体もほっこりさせてくれそうです。

材料・作り方

材料(2人分)

  • 豚しゃぶしゃぶ用肉…10本
  • さつまいも…50g
  • 絹ごし豆腐…1丁
  • 昆布…5㎝角1枚
  • 酒…大さじ3
  • 水…1/2カップ
  • 無調整豆乳…2カップ
  • しょうゆ…大さじ1
  • 塩…小さじ1/4

作り方

  1. さつまいもは2㎝厚さの半月切りにしさっと水にさらす。
  2. 鍋に①、昆布、酒、水を加え中火にかけひと煮立ちさせ、しょうゆ、塩を加える。
  3. 豆乳と食べやすい大きさに切った豆腐を加えてなじませ、豚肉を加えながら食べる。

ほっこり優しい味の豆乳鍋。この季節なら、さつまいもの代わりに百合根を入れるのもおすすめです。ほくほく優しい味に癒されてください
ワタナベマキ

「私を生きる」ために、
星と月のリズムを
毎日の暮らしに取り入れて

こちらのレシピは、
LEE 2020年11月号 切り取り式別冊付録
Sayaの「星と暮らしのカレンダー」
に掲載されています。

約2日半でひとつの星座を通過する月は、私たちの暮らしと直結しています。日々の気分を彩るうえ、月の満ち欠けも、私たちの心や身体と直結しています。満月が近くにつれて、気持ちは高ぶっていくし、新月前にはスローになる。私は、月のリズムを意識することで、自分とも、宇宙とも仲よくなれる感覚があります。何より、新月ではこんなことをしよう、満月ではこうしよう。満ちていくサイクルはこう、欠けていくサイクルは……と考えるだけで、日々が楽しくなります。

そんな思いから、ここでご紹介するのは、料理家のワタナベマキさんのレシピ。気分がスローになる「新月」には、デトックスレシピを。気持ちが高揚する「満月」には、エネルギーをチャージするごちそうを。どれも手軽に作れるものばかりなので、ぜひ作ってみてください。

これらのレシピは、もともと10月7日発売のLEE11月号での切り取り式別冊付録〈Sayaの「星と暮らしのカレンダー15カ月」〉に掲載されたもの。カレンダーではさらに太陽や惑星の動きまでご紹介しています。星の巡りと12星座の性質を紐づけた“占星術”という「もうひとつの暦」を使いこなすことで、不安は和らぎ、何でもない日常もキラキラした特別なものになるはず。11月号もぜひお買い求めくださいね。

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撮影/鈴木静華(料理) 岩城裕哉(クッキー) 料理/ワタナベマキ スタイリスト/河野亜紀 クッキー製作/and Bake 占い・文/Saya

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ワタナベマキ

料理家

ケータリングをきっかけに、本、雑誌、広告などで料理を提案するように。デザイナーの夫、中学生の息子との毎日から生まれる実践的、かつ体に優しいレシピが好評。『ワタナベマキの10の定番弁当』 (扶桑社ムック)、『旬菜ごよみ365日 季節の味を愛しむ日々とレシピ』(誠文堂新光社)ほか著書多数。

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