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長谷川あかりさんの“ほれ直し”定番おかず

深みあるデミグラス的な味わい「ルウいらず基本調味料でハヤシライス」レシピ/長谷川あかりさん

  • 長谷川あかり

2025.06.09 更新日:2025.06.13

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人気メニューをおうち仕様に。“〇〇いらず”のごはん

「家庭料理は、お店みたいにガツンとおいしくなくていい」とあかりさん。材料も工程もそぎ落としつつやさしい味に仕上がるから、何度でも作りたくなります。今回は「ルウいらず基本調味料でハヤシライス」のレシピをご紹介します。

長谷川あかりさん

お話を伺ったのは

長谷川あかりさん

料理家・管理栄養士。「なんでもない日を幸せにする、シンプルで豊かなごはん」をテーマに、忙しい現代人の心に刺さるレシピを発信し、大人気となる。最新刊『わたしが整う、ご自愛ごはん』(集英社)も大好評。

ルウいらず基本調味料でハヤシライス

深みあるデミグラス的な味わい「ルウいらず基本調味料でハヤシライス」レシピ/長谷川あかりさん

調理時間35分

「コツはとにかく、玉ねぎに焦げ目がつくまでしっかり炒めること。しょうゆにもしっかり火を通しましょう。仕上げはバターでリッチな風味をプラスします」(長谷川あかりさん)

材料・2人分

  • 牛切り落とし肉……200g
  • 玉ねぎ……中1個(200g)
  • 温かいごはん……茶碗2杯分
  • 薄力粉……大さじ1
  • しょうゆ……大さじ2
  • A)
    • ローリエ(あれば)……1枚
    • トマトジュース(食塩無添加)……200㎖
    • みりん……大さじ4
    • 水、料理酒……各50㎖
  • バター……15g

作り方

  1. 牛肉は1枚ずつ広げ、薄力粉をまぶす。玉ねぎは縦半分に切り、繊維に沿って薄切りにする。
  2. フライパンにバターを中火で熱し、①の玉ねぎを炒める。しんなりしたら端に寄せ、空いたところに①の牛肉を加える。水大さじ1を肉に振りかけ、ほぐしながら炒める。よくほぐれたら玉ねぎと炒め合わせる。
  3. 玉ねぎに少し焦げ目がつくまで炒め、肉にも火が通ったら、強めの中火にしてしょうゆを加える。しょうゆの香ばしい香りが立つまでさらに炒め、Aを加える。煮立ったらフタをして弱火で15分煮る。玉ねぎが焦げると、甘さの中にほんのり苦味が。これが、調味料ではなかなか出せない深みを醸し出す玉ねぎが焦げると、甘さの中にほんのり苦味が。これが、調味料ではなかなか出せない深みを醸し出す
  4. フタを取り、強めの中火で2〜3分煮詰める。火を止め、バター適量(分量外)を加えて混ぜる。
  5. 器にごはんを盛りつけ、④をかける。

玉ねぎの焦げ目としょうゆの香ばしさが合わさると深みあるデミグラス的な味わいになるんです

長谷川あかりさん

長谷川あかりさん

Staff Credit

撮影/濱津和貴 スタイリスト/駒井京子 取材・原文/福山雅美
こちらは2025年LEE6月号(5/7発売)「長谷川あかりさんの“ほれ直し”定番おかず」に掲載の記事です。

LEE100人隊の「ハヤシライス」作ってみた投稿はこちら!

長谷川あかり Akari Hasegawa

子役タレント、俳優として活動後、引退して大学に進学し管理栄養士の資格を取得。SNSのレシピ投稿が人気に。著書に『クタクタな心と体をおいしく満たす いたわりごはん』(KADOKAWA)、『つくりたくなる日々レシピ』(扶桑社)。

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