揚げなすの黒酢ダレ
「この時季、たいていの食堂で見かけるおなじみの小菜です。油もおいしさのうちなので、中までやわらかくなるまで、低い温度からじっくり揚げて」(ワタナベマキさん)。冷蔵庫で2〜3日保存可。
材料・作りやすい分量
- なす……5本
- 糸唐辛子……適量
- A)
- しょうがのみじん切り、にんにくのみじん切り……各1かけ分
- しょうゆ……大さじ3
- 紹興酒……大さじ2
- 黒酢……大さじ1
- 揚げ油……適量
作り方
- なすはヘタの真ん中あたりに包丁を当て、ぐるりと1周切り目を入れてガクを取り除く。
- 全体に約5㎜間隔で斜めに切り目を入れ、水にさっとさらす。水気をよくふき取る。揚げ油を160℃に熱し、①を2分ほど揚げる。油の温度を170℃に上げ、なすがやわらかくなるまでさらに2分ほど揚げる。
- Aを小鍋に入れ、中火にかける。ひと煮立ちしたら、油をきった②を入れて20分ほどおいてなじませる。器に盛り、糸唐辛子をのせる。
撮影/メグミ スタイリスト/駒井京子 取材・原文/福山雅美
2022年7月号【堤 人美さんとワタナベマキさんの旅する気分で 韓国ごはん 台湾ごはん】より
ワタナベマキ
料理家
ケータリングをきっかけに、本、雑誌、広告などで料理を提案するように。デザイナーの夫、中学生の息子との毎日から生まれる実践的、かつ体に優しいレシピが好評。『ワタナベマキの10の定番弁当』 (扶桑社ムック)、『旬菜ごよみ365日 季節の味を愛しむ日々とレシピ』(誠文堂新光社)ほか著書多数。