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FOOD

具だくさんでなくてもいい!だしはとらなくてもいい!「自由すぎる豚汁」が主役

3ステップで完成!だしいらずの「れんこんの豚汁」レシピ/有賀 薫さん

  • 有賀 薫

2022.01.11

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具だくさんでなくてもいい! だしはとらなくてもいい! 「自由すぎる豚汁」が主役

豚汁にはたくさんのスタメン素材が必要……ですよね? いえいえ、スープ作家の有賀 薫さんが考案する豚汁なら、素材は1種でもいいし、だしをとる手間いらず。ボリュームたっぷり、だからおかずにもなる。基本のみそと豚バラ肉があれば、素材も、切り方も、組み合わせもトッピングも自由。ワクワクがいっぱいの“革命的豚汁”の世界へようこそ。

私が教えます! 豚汁作りはもっと自由でいいんです!

下準備の後は炒める→煮る→調える3ステップで完成!

ホックホクの食感がクセになる!
れんこんの豚汁

「れんこんの豚汁」レシピ/有賀 薫さん

主役のれんこんはちょっぴり厚めに切ることで食べごたえUP! 味が淡白なのでみりんを少し加えてコクを出し、ごはんが進む味わいに。

■おすすめトッピング:ラー油、七味唐辛子

材料・2人分

  • れんこん……150g
  • 豚バラ薄切り肉……100g
  • みそ……大さじ2 1/2
  • みりん……大さじ1/2
  • ごま油……大さじ1
  • 黒すりごま……小さじ2

下準備

れんこんは皮付きのままよく洗う。サイズが小さめならばそのまま8㎜厚さの輪切りに、大きい場合は半月切りにする。ザルに入れ、さっと水で洗う。豚肉は5㎝幅に切る。

作り方

  1. 深型のフライパンにごま油を熱し、れんこんを中火で炒める。全体に油がなじみ、半透明になるまで2~3分炒め、豚肉も加えて炒める。

炒 深型のフライパンにごま油を熱し、れんこんを中火で炒める。全体に油がなじみ、半透明になるまで2~3分炒め、豚肉も加えて炒める。 れんこんはよく焼きつけてから豚肉を投入! 

  1. 水(600㎖)、半量のみそ、みりんを加え、フタをして弱火で約10分煮る。

煮 水(600㎖)、半量のみそ、みりんを加え、フタをして弱火で約10分煮る。

  1. れんこんがやわらかくなったら残りのみそを溶き入れ、再び煮立ったら火を止める。器に盛り、黒すりごまを振る。

調 れんこんがやわらかくなったら残りのみそを溶き入れ、再び煮立ったら火を止める。器に盛り、黒すりごまを振る。

シンプルだけど変幻自在! 目からウロコの新感覚豚汁

豚汁といえば素材が多いからみそ汁より手間がかかりそう……。

「決まりごとがあるようでない料理なのに、具だくさんなイメージが先行してしまいがち。けれど私はもっと自由でいいと思うんです」(有賀 薫さん)

教わったのはだしいらず、素材は少なくても手抜き感ゼロな豚汁。

「野菜は、切り方を工夫するだけで食感に広がりが生まれますし、“煮る”に加え、“炒める”“蒸す”調理を足すことで、素材の魅力がぐんと引き立つ。たとえ少ない素材でも、どう組み合わせるかで想像以上のうま味やコクが生まれます」(有賀 薫さん)

ベースになるのが、みそと豚肉。

「みそは万能な調味料で、どんな素材も受け止める包容力があります。愛用のものでかまいませんが、今回は野菜の素材力を生かすので、だし入りでないものがおすすめ。レシピによっては2回に分け入れることで、調味と風味づけの役割も担います。

豚肉は、煮てもかたくなりにくいバラ肉がベスト。組み合わせ次第で目からウロコの味になり、豚汁にありがちな何日もかけて食べる必要がないから、飽きずに挑戦できるのも魅力。今こそ自由に豚汁を楽しみましょう」(有賀 薫さん)



教えてくれたのは
スープ作家
有賀 薫さん

有賀 薫さん

インスタグラムでは頑張らなくても作れるスープレシピを365日研究・提案。近著は『こうして私は料理が得意になってしまった』(大和書房)。
Instagram:arigakaoru
Twitter:kaorun6


2022年2月号【具だくさんでなくてもいい!だしはとらなくてもいい!「自由すぎる豚汁」が主役】より
撮影/土居麻紀子 スタイリスト/今田 愛 取材・原文/広沢幸乃

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インスタグラムでは頑張らなくても作れるスープレシピを365日研究・提案。近著は『こうして私は料理が得意になってしまった』(大和書房)。

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