大人も子どももモリモリ食べられて、冷めてもおいしく、お重に詰めなくても華やかに見える、肉のおせち。味つけも和風だけでない、今の気分にぴったりなおせちの新提案です。
大ぶりな肉だんごで食卓が華やぐ
具材たっぷり獅子頭(シーズトウ)
「獅子頭」とは大きな肉だんごを鍋で煮込む中国の伝統料理。お好みでぎんなんやウズラの卵などを入れても、より豪華に。
材料・作りやすい分量
- A)
- 豚ひき肉……400g
- 長ねぎ(みじん切り)……1本分
- 片栗粉……大さじ2
- 酒……大さじ1
- 塩……小さじ1/2
- こしょう……適量
- 卵……1個
- れんこん……80g
- しいたけ……4枚
- 甘栗……8個
- B)
- 水……1 1/2カップ
- 酒……大さじ2
- しょうが(つぶす)……1かけ分
- オイスターソース……大さじ2
- 八角……1個
- ごま油……小さじ2
- せり……適量
作り方
- れんこんは5㎜角に切る。しいたけは石づきを除き、5㎜角に切る。
- ボウルにAを入れ、よく混ぜて練る。甘栗が丸ごと1個ずつ入るように8等分にし、それぞれ丸める。
- フライパンにごま油を入れ中火で熱し、②を入れる。転がしながらこんがりとするまで2~3分焼きつける。
- Bを加えて煮立て、アクを除き、フタをして弱めの中火で15分ほど煮込む。
- 器に盛り、ざく切りしたせりを添える。
※保存容器に入れ、冷蔵庫で約4日間保存可能
教えてくれたのは
堤 人美さん
雑誌や書籍、企業のレシピ開発やCMの料理制作など幅広く活躍。素材の組み合わせが光るメニューが人気。『きちんと祝いたい 新しいおせちとごちそう料理』(朝日新聞出版)が好評発売中。
Instagram:hitotsutsu
【特集】時間がたってもおいしく、数日ラクできる お正月は「肉おせち」だけ頑張ればいい!
2022年1月号【時間がたってもおいしく、数日ラクできる お正月は「肉おせち」だけ頑張ればいい!】より
撮影/宮濱祐美子 スタイリスト/朴 玲愛 取材・原文/田中のり子
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堤 人美
身近な素材にひと工夫加えた、作りやすいのに新鮮なおいしさのレシピで人気。雑誌や書籍のほか、企業のレシピ開発やCMの料理制作など幅広く活躍。近年韓国エンタメに夢中になっていることから、韓国料理の研究にも余念がない日々。