FOOD

若山曜子さんの「手軽でしゃれてる大人おやつ」

「大人のストロベリームース」レシピ/若山曜子さん

  • 若山曜子

2021.12.14

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バルサミコ酢がいちごの魅力を引き立てて
大人のストロベリームース

「大人のストロベリームース」レシピ/若山曜子さん

甘さは控えめに、バルサミコ酢やレモンによって、いちごの個性がくっきりきわだちます。メレンゲの代わりによく泡立てた生クリームを加え、手間を省きながらもなめらかな口当たりに。

材料・2〜3人分

  • いちご……1パック(250g)(小粒のものが、ムースの色がきれいに出るのでおすすめ)
  • バルサミコ酢……小さじ1/2
  • 生クリーム……200㎖
  • 砂糖……40g
  • 粉ゼラチン……5g
  • 水……大さじ1
  • レモン汁……大さじ1

下準備

*粉ゼラチンを水に振り入れてふやかしておく。

作り方

  1. いちごを4粒取り分けておき、残りのいちごをバルサミコ酢とともにフードプロセッサー(ミキサーやおろし金でも)にかけてピューレを作る。大さじ2を残し、それ以外はボウルに移す。
  2. 別のボウルに生クリームと砂糖を入れ、ピンと角が立つまで九分立てにする。
  3. ①のボウル内の1/4量を耐熱容器に入れて電子レンジ(600W)で30秒ほど加熱し、ふやかしておいたゼラチンを加えて混ぜて溶かす。

ゼラチンがダマにならないよう、温めた1/4量のピューレにゼラチンを加えてから戻し入れます

ゼラチンがダマにならないよう、温めた1/4量のピューレにゼラチンを加えてから戻し入れます。

  1. ③を①のボウルに戻し入れたら泡立て器で混ぜ、②の生クリーム、レモン汁の順に加えてさっくり混ぜる。
  2. ①で取り分けたいちごを3㎜厚さにスライスし、グラスの側面に並べる。④を少量入れ、いちごが側面に密着するようスプーンで押す。残りを流し入れたら、冷蔵庫で2時間以上冷やし固める。仕上げに、残しておいたピューレを表面に流し入れる。

横顔も美しく仕上げるため、器の側面に薄切りいちごを並べる。スプーンの背で、グラスとの隙間のムースを押し出すようにして

横顔も美しく仕上げるため、器の側面に薄切りいちごを並べる。スプーンの背で、グラスとの隙間のムースを押し出すようにして。


撮影/清水奈緒 スタイリスト/曲田有子 取材・原文/広沢幸乃
2021年12月号【若山曜子さんの「手軽でしゃれてる大人おやつ」】より

若山曜子

菓子・料理研究家

大学卒業後、パリ市立製菓学校に留学し、フランス国家資格を取得。パリのパティスリーやレストランで経験を積み、帰国後は書籍や雑誌、テレビなどで活躍。『フライパン煮込み』(主婦と生活社)『ジンジャースイーツ』(立東舎)など著作多数。

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