2月。
いよいよ冬本番。
2月の一大イベント、バレンタインデーも、もうすぐです。
今年も繊細なデザインのチョコレートや、色鮮やかなトリュフなど・・・
個性的なチョコレートが並んで、見ているだけでも幸せになりますね。
今月のレシピはチョコレートを使ったチーズケーキ、『マーブルチーズケーキ』です。
レモンの香りがさわやかなプレーン生地と、カカオの風味豊かなチョコレート生地を合わせた マーブル模様のチーズケーキ。
しっとりとなめらかで クリーミーなチーズケーキです。
チーズケーキといっても、そのレシピは数知れず・・・
あっさりと軽いタイプや濃厚なタイプ、使うチーズや国によっても様々で、本当に奥が深い!
最近では、バスクチーズケーキのように、濃厚でクリーミーなタイプも人気ですね。
このマーブルチーズケーキもなめらかな口あたりが身上のチーズケーキです。
低めの温度で、ゆっくりと蒸し焼きにし、焼き上がったら そのままオーブンの中で 余熱を利用しながら ゆっくりと冷まして。
さらに一晩 冷蔵庫でねかせて生地をなじませます。
時間をかけて丁寧に作るチーズケーキ。
工程は材料を順に混ぜるだけと とてもシンプルなので、お菓子作り初心者さんにもおすすめです。
どんなマーブル模様になっているかは、切り分けるまでのお楽しみ。いつもワクワクする瞬間です。
ぜひ、お試し下さいね。
2月といえば、やっぱりチョコレートが主役。
甘くしあわせなひと月となりますように・・・☆
マーブルチーズケーキ
【材料】 13x18㎝型 1台
・ クリームチーズ 200g
・ サワークリーム 50g
・ グラニュー糖 70g
・ 卵 1個
・ 卵黄 1個
・ 生クリーム 150ml
・ レモン汁 大さじ1/2
・ レモン皮(すりおろす) 1/2個分
・ 薄力粉 30g
・ チョコレート(ビター) 50g
・ 全粒粉ビスケット 60g
・ くるみ 30g
・ 無塩バター (溶かす) 30g
【作り方】
*クルミはオーブンやトースターで軽く色づくまでローストし(フライパンで空煎りしてもOK)、細かく刻む。
*チョコレートは細かく刻み、湯煎で溶かす。
*オーブンを150℃に温める。お湯を用意する。
① ビスケットを厚手の袋に入れ、めん棒などで細かく砕く。くるみ、溶かしバターを混ぜ、しっとりしたら型にしき、スプーンの背などでしっかりと押さえる。冷蔵庫で冷やしておく。
② クリームチーズを柔らかく練り、サワークリームを加えてよく混ぜる。
③ グラニュー糖を加えてよく混ぜる。
④ 卵と卵黄をよく混ぜ、③に少しずつ加えてそのつどよく混ぜる。
⑤ 生クリームを2、3回に分けて加え、そのつどよく混ぜる。
⑥ レモン汁、皮を加えて混ぜる。
⑦ 薄力粉を振るい入れ混ぜる。
⑧ ⑦の1/4量(150g)を取り分け、溶かしたチョコレートを加えてよく混ぜる。
⑨ ①に⑦のプレーン生地1/3量を流し、上から⑧のチョコレート生地1/3量を散らすように流す。これを繰り返す。竹串などで大きく混ぜてマーブル模様にする。
⑩ 天板にのせ、お湯をはる。150℃に温めたオーブンに入れ、50~60分ほど湯煎焼きにする。
⑪ オーブンに入れたままゆっくりと冷ます。冷蔵庫に入れ一晩ねかせる。
⑫ ⑪をスティック状に切り分ける。
製作・撮影/八田 真樹
お菓子研究家。短大卒業後、会社勤めを経て幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユなどでも学ぶ。著書に『フラン』『ケーク・サレ』(共に文化出版局)、『野菜・豆・果物のヘルシーお菓子』(扶桑社)、『板チョコスイーツ』(主婦と生活社)などが。
八田真樹 Maki Hatta
お菓子研究家
短大卒業後、会社勤めを経て幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユなどでも学ぶ。著書に『フラン』『ケーク・サレ』(共に文化出版局)、『野菜・豆・果物のヘルシーお菓子』(扶桑社)、『板チョコスイーツ』(主婦と生活社)など。