12月に入り、クリスマスムードも高まってきました。自宅にツリーを飾った方もいるのではないでしょうか? 一方で使っていない時は収納スペースを取る、という大変情緒のない理由で我が家にはツリーがありません。
でもせっかくのクリスマス。子供もいるし、何かデコレーションを、と思っていたところ、ヴィンテージファブリックでリースを作るワークショップを発見! 作り方を教わりに行ってきました。
針と糸要らずだから手芸ベタでもすぐ作れる!
今回のワークショップを主催したのは東京・表参道にあるヴィンテージショップ「キラ クローゼット ヴィンテージ」。ヴィンテージファブリックを使うとのことで、手芸が苦手な私がうまくできるか、と不安でしたが材料を見てそれは杞憂に。だって糸も針も使わなくていいんですもん。
【用意するもの】
・輪型の発泡スチロール ・ハギレ×3種(着なくなった洋服でもOK) ・(お好みで)リボン
・チャコペン ・ピンキングはさみ(ジグザクにカットできるもの) ・ボンド ・水 ・平筆 ・(必要なら)一般的なはさみ ・割り箸 ・カッターナイフ
それでは早速作っていきます。
【1】
ハギレを1枚選ぶ。発泡スチロールの裏面(表面がボコボコしていない、なめらかな方)を下にして、ハギレの上にのせる。チャコペンで発泡スチロールの枠を取る。
内側、外側の枠を取る際、チャコペンを寝かせるのではなく、立たせて描くのがポイント。
【2】
枠を書いたらピンキングはさみで、描いた円よりも大きめに切る。
外枠が切れたら、ハギレを半分に折って内側も切る。内側は枠よりも小さめに切る。
【3】
発泡スチロールの裏面に平筆を使ってボンドを塗る。乾いた時にハギレがボコボコしないよう、ボンドを水で薄めながら塗っていく。
塗ったらハギレを下にして接着する。
乾いたら、発泡スチロールの縁にも薄めたボンドを塗る。表面と裏目の境にある線まで塗る。
ハギレの端を貼っていく。
はみ出たハギレをカットし、輪の内側にあたる布に切り込みを入れる。ピンキングはさみが大きく、小回りがきかない時は小さめの一般的なはさみで代用可能。
発泡スチロールの内側にも薄めたボンドを塗り、ハギレを内側に貼りつける。
【4】
乾かしている間に、装飾する部分のハギレ2種をピンキングはさみで切っていく。すべて3〜5cm角の正方形で同じサイズにする。
【5】
割り箸をカッターナイフで削って、先端を尖らせる。その割り箸に正方形サイズにカットしたハギレを巻きつけ、先端にボンドをつける。
それを発泡スチロールに刺していく。
最初はあたりをつける感じでアバウトに並べる。最初につけたあたりの間を埋めるように、続けて刺していく。
表面がなんとなく埋まったら、側面にも刺していく。
お好みですが、1つめのハギレはこれくらいつけておきます。
隙間をもう1つのハギレで埋める。
かなりそれっぽくなってきました。
【6】
はみ出たハギレをトリミングする。
トリミングが終わったら、繊維が落ちてこないように薄めたボンドでコーティングする。
お好みでリボンをかけて完成!
壁などに掛けるのはもちろん、花瓶やディフューザーのデコレーションにしても素敵。
こうすればクリスマスシーズンだけでなく、1年中使えそう。
難しい工程はないので、3歳以上くらいのお子さんでもできそうだし、おしゃべりしながらでも作れます。
時間のある時、お子さんやお友達と一緒に作ってはいかがでしょうか。
作り方を教えてくれたのは「キラ クローゼット ヴィンテージ」
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津島千佳 Tica Tsushima
ライター
1981年香川県生まれ。主にファッションやライフスタイル、インタビュー分野で活動中。夫婦揃って8月1日生まれ。‘15年生まれの息子は空気を読まず8月2日に誕生。