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佐々木はる菜

映画「ハリー・ポッター」シリーズの世界に飛び込める!話題の「スタジオツアー東京」で特別企画「炎のゴブレット」がスタート【2025年4月18日〜9月8日】

  • 佐々木はる菜

2025.04.25

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映画公開20周年記念!『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』を全身で感じる限定企画【2025年4月18日〜9月8日】

2023年にオープンし、国内だけでなく海外からも高い注目を集めている「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京‐メイキング・オブ・ハリー・ポッター」(以下「スタジオツアー東京」)、皆さんはもう足を運ばれましたか?

特別企画「炎のゴブレット」

現在は2025年4月18日(金)~9月8日(月)の期間限定で、映画『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』公開20周年を記念した特別企画「炎のゴブレット」が開催中!

今回取材したプレス内覧会では、あの印象的なシーンの体験や、豪華なセット・衣装・魔法動物の数々を間近で楽しめるなど、まるで映画の登場人物のひとりになったかのような時間を過ごすことができました。
初日までベールに包まれていた展示の内容を、いち早くレポートします!

Index
  1. 映画公開20周年記念!『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』を全身で感じる限定企画【2025年4月18日〜9月8日】
  2. 「スタジオツアー東京」ってどんな場所?
  3. シリーズ4作目『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』が公開20周年!
  4. 特別企画「炎のゴブレット」の見どころは?
  5. 五感を使って映画の世界を楽しめる「体験」
    1. 「大広間」に「炎のゴブレット」が登場!目の前で繰り広げられる映画の名シーン
  6. 今にもハリーやロン、ハーマイオニーが目の前に現れそうな「セット」
    1. 寮や教室など映画さながらのセットに、気分は「ホグワーツ生」!
    2. シリーズ全体の重要ポイント、ヴォルデモート卿が復活した「トム・リドルの墓」も出現
  7. 映画作りの秘密に迫る!「制作の舞台裏」に興味津々
    1. まるで本物みたい!水中シーンで使われたロンのダミー人形
    2. 映画のシーンが鮮やかによみがえる!美しい衣装が目の前に
  8. 目の前にハリーVSドラゴンの戦いが!初の「プロジェクションマッピング」
  9. 大人も子どもも思わず笑顔に!映画の世界観たっぷりなフードやグッズ
    1. 人気のレストランやグッズショップにも、魅力的な限定商品が!
  10. ハリポタブーム再来の今、世代も国も越えて楽しめる「スタジオツアー東京」が熱い!
    1. 映画『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』公開 20 周年記念 特別企画「炎のゴブレット」
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「スタジオツアー東京」ってどんな場所?

2023年6月、としまえん跡地にオープンした「スタジオツアー東京」。
映画「ハリー・ポッター」や「ファンタスティック・ビースト」シリーズ制作の舞台裏を実際に体験できる、ウォークスルー型のエンターテイメント施設です。

「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京‐メイキング・オブ・ハリー・ポッター」外観
アクセスは電車の場合、リニューアルしてハリポタの世界観いっぱいになった西武池袋線・豊島線「豊島園駅」(西武池袋駅から直通で17分)から徒歩2分、または都営地下鉄大江戸線「豊島園駅」から徒歩4分と駅近でした!

2012年開業の「スタジオツアーロンドン」に続く東京は、ハリー・ポッター関連の屋内型施設としては世界最大の規模!
9と3/4番線ホームからホグワーツ特急に乗車したり、映画の象徴的なシーンのひとつである「大広間」に入ることができたり、禁じられた森の奥深くまで足を踏み入れたり……。
最高峰のクリエイター達が制作した数々の素晴らしい映画セットや豪華な衣装などを通して、映画制作の舞台裏を覗くことができます。

9と3/4番線ホームからホグワーツ特急に乗車

また体験アクティビティも豊富です。
例えば映画撮影と同じようにグリーンスクリーンをバックにほうきに乗ってロンドン上空を飛び回る「ほうきエクスペリエンス」(※体験映像はダウンロード可能で別途料金)、クィディッチ・スタンドの席で観客として試合を応援する「クィディッチ撮影エクスペリエンス」などなど、登場人物たちの気分を味わえる体験が多数!

そして映画の世界から飛び出してきたようなメニューが楽しめるカフェやレストラン、魔法のテーマ別に11のコーナーに分かれた世界最大のハリー・ポッターショップも大人気です。

スタジオツアー東京のフードホール
映画の食事シーンを彷彿とさせる「フードホール」
世界最大のハリー・ポッターショップ
世界最大のメインショップで限定商品も多数。杖やローブに名前を入れることができるのは日本ではこちらのメインショップのみ

シリーズ4作目『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』が公開20周年!

映画『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』のシーン
Harry Potter characters, names and related indicia are trademarks of and © Warner Bros. Entertainment Inc. Harry Potter Publishing Rights © J.K.R.© 2025 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

シリーズ4作目となる映画『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』の軸となるのは、100年ぶりに開催が決まった三大魔法学校対抗試合(トライウィザード・トーナメント)。
ホグワーツ魔法魔術学校4年生になったハリーは、出場年齢に達していないにも関わらず炎のゴブレットによって出場選手に選ばれてしまい、3つの危険な課題に挑みます。

特別企画「炎のゴブレット」の見どころは?

ゴブレットから選手の名前が書かれた紙片が飛び出す名シーンをはじめ、ハリーとドラゴンの息詰まる空中戦、ホグワーツのクリスマスパーティ、そして湖の水中で親友・ロンたちを救おうとする場面……。
映画の中で心に残っているシーンがあるという方も多いのではないでしょうか。

今回の特別企画では、初公開を含む貴重な小道具や衣装などが全館の随所に展示されており、映画の世界にぐっと引き込まれるような体験が詰まっていました!



感動ポイント①

五感を使って映画の世界を楽しめる「体験」

「大広間」に「炎のゴブレット」が登場!目の前で繰り広げられる映画の名シーン

まるで本物の魔法に出会ったような気持ちになったのが、シリーズの中で最も古く大きなセットである巨大な「大広間」。
今回、中心に置かれた高さ2mを超えるゴブレットには青い炎がゆらめき、遠くからでも抜群の存在感を誇っていました。

目の前に広がるハリーポッターの世界にうっとりしていると、やがて炎が赤く染まり……映画さながらのあのシーンが目の前で繰り広げられ圧倒されました。
ハリーポッターファンのみならず、是非この驚きを体験してほしい!

ゴブレットから飛び出てきた紙片
思わず歓声が上がるサプライズ!自分が選ばれてしまったハリーの驚きに思いを馳せました……

感動ポイント②

今にもハリーやロン、ハーマイオニーが目の前に現れそうな「セット」

寮や教室など映画さながらのセットに、気分は「ホグワーツ生」!

ハリーたちの学校生活が生き生きと描かれているのも、シリーズの大きな魅力のひとつ。
その舞台となるグリフィンドールの談話室や男子寮、ダンブルドアの校⾧室や魔法薬学の教室も「スタジオツアー東京」の人気スポットです。

ダンブルドアの校⾧室
ダンブルドアの校⾧室
グリフィンドールの談話室
今にもハリーたちが現れそうなグリフィンドールの談話室

特別企画「炎のゴブレット」では普段の展示のほかに、第1の課題でハリーが戦った狂暴なドラゴン「ハンガリー・ホーンテール」や、ハリーが第2の課題のヒントを見つけた監督生の浴室にある色とりどりの水が流れる蛇口なども登場。

今作で初登場した「必要の部屋」や「姿をくらますキャビネット」、「憂いの篩(ふるい)」なども、見ているうちに吸い込まれそうな不思議な迫力に満ちていました。

シリーズ全体の重要ポイント、ヴォルデモート卿が復活した「トム・リドルの墓」も出現

「トム・リドルの墓」

そしてハリーポッターシリーズ全体を通しての転換点ともなるヴォルデモート復活の舞台「トム・リドルの墓」も日本初上陸。

実際に映画制作に携わったスタッフが何度も塗装を重ね忠実に再現したそうで、見上げるほどの高さは実に3メートル四方。不気味な存在感を放っていました……。

感動ポイント③

映画作りの秘密に迫る!「制作の舞台裏」に興味津々

まるで本物みたい!水中シーンで使われたロンのダミー人形

「ハリー・ポッター」シリーズに登場する魔法や魔法動物など、その世界観がどのように作られたかを知ることができるのが「スタジオツアー東京」の大きな魅力です。

ハリーポッターのクリーチャーの展示の様子
超リアルな人形や骨格標本などが並ぶ様子は、まるで博物館のよう。特殊メイクとCGモデルの対比など面白い展示がたくさんありました

特別企画の中で印象的だったのは、第2の課題でハリー達が深い湖の底から大切な人を救い出すシーンで使われたロンの水中ダミー人形の展示です。

第2の課題でハリー達が深い湖の底から大切な人を救い出すシーンで使われたロンの水中ダミー人形の展示
映画制作に詳しい専属スタッフ「インタラクター」さんが案内してくださいました

人形の素材や作り方、どうやって自然な動きに見せるかなどインタラクターの方の説明は興味深く、「映る時間は短くても、世界観を細かく追及する」という言葉通り、本当の人間のようでした。

デスイーターのマスクの歴史
ヴォルデモート卿の復活をきっかけに、死喰い人(デスイーター)のマスクデザインが映画シリーズの中でどのように変化を遂げていったのかというレクチャーも

映画のシーンが鮮やかによみがえる!美しい衣装が目の前に

衣装展示エリア

華やかで楽しかったのが映画に登場する衣装が並ぶエリア。デザインの美しさを楽しみつつ、映画にまつわるさまざまなエピソードが頭に浮かびます。

ハーマイオニーのドレス

個人的に映画『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』で印象に残っているのが、クリスマスの舞踏会にドレスアップしたハーマイオニーが登場するシーン。
今回の展示では劇中でダンスを踊ったビクトール・クラムの衣装とハーマイオニーのドレスが並んでいます。普段とは違う大人っぽく美しいハーマイオニーの姿を見た時の感動を思い出し、その美しい佇まいに思わず足を止めて見入ってしまいました。

クィディッチ・ワールドカップの決勝戦のコスチューム
この映画冒頭では、ハリー達が第422回クィディッチ・ワールドカップの決勝戦であるブルガリアVSアイルランド戦に行くシーンがあります。その際使われていた2チームの応援グッズとポスター、各チーム選手のコスチュームも展示されていました!
「炎のゴブレット」の試合で代表選手たちが身に着けたユニフォーム
試合で代表選手たちが身に着けたユニフォームなどの展示も

衣装を眺めている際、たまたま居合わせたインタラクターさんから「ハリーとセドリックの衣装の違いが、ふたりのキャラクター性をどう表現しているか」といった裏話を伺うことができました。
撮影の舞台裏や、細部にまで宿るこだわりに触れるたびに、多くの人が夢中になるあの世界観は膨大な時間と情熱の積み重ねで作られているのだと実感。
そんな背景を知ることで、ますます「ハリー・ポッター」という作品が好きになりました。

感動ポイント④

目の前にハリーVSドラゴンの戦いが!初の「プロジェクションマッピング」

数々の素晴らしい体験の中で私が最も心に残っているのが、ホグワーツ城の精巧な模型を舞台にした壮大なプロジェクションマッピングです。

ホグワーツ城の精巧な模型を舞台にした、壮大なプロジェクションマッピング
Warner Bros. Studio Tour Tokyo – The Making of Harry Potter.

第1の課題で繰り広げられた、箒「ファイアボルト」に乗ったハリーの空中飛行と、火を吹きながらそれを追いかけるドラゴンとの疾走感あふれるシーンに息をのんだ方は多いのではないでしょうか。

「スタジオツアー東京」初となるプロジェクションマッピングではその戦いを再現。
精巧な模型と部屋全体を使った映像は立体的で素晴らしく、さらに映画の音源がそのまま使われており、手に汗握るシーンの迫力や感動を改めて全身で感じることできました!

ホグワーツ城の精巧な模型
カメラに収まりきらないほどの大きさ!

美術チームの最高傑作と言われているホグワーツ城の模型。
初版は第1作『ハリー・ポッターと賢者の石』のため86名の職人によって作られ、落ち葉やステンドグラス、点灯する照明などに至るまで全て手作りなのだそう!眺めていると本物のお城の前に立っているような気持ちになるほど美しく精巧でした。
昼と夜で変わる雰囲気の差も是非楽しんでいただきたいです。

感動ポイント⑤

大人も子どもも思わず笑顔に!映画の世界観たっぷりなフードやグッズ

人気のレストランやグッズショップにも、魅力的な限定商品が!

今回の特別企画をさらに盛り上げ話題を集めているのが、同じく期間限定のスペシャルメニューや限定グッズです。

ダームストラングとボーバトンのハンバーガー
三大魔法学校対抗試合の出場校、ダームストラングとボーバトンをイメージしたプレミアムバーガー。美しいデザートも目を引きます
Warner Bros. Studio Tour Tokyo – The Making of Harry Potter.
「トライウィザード・トーナメント アフタヌーンティー」
普段から大人気のアフタヌーンティーは、「トライウィザード・トーナメント アフタヌーンティー」に!

アフタヌーンティーを注文すると、三大魔法学校対抗試合の代表選手たちが対決するドラゴンを引くシーンさながら、巾着の中に入った4種類のドラゴンのアイシングクッキーを選ぶ仕掛けがあります。
まるでハリーたちと同じく、自分の運命を引き当てるような気持ちに!小さな演出にも物語が散りばめられており感動しました。

ドラゴンアイシングクッキー
Warner Bros. Studio Tour Tokyo – The Making of Harry Potter.

またグッズショップで人気を集めていたのが、フランスの伝統的な女子校という設定のボーバトン魔法アカデミーをテーマにした数量限定のコレクション。

ボーバトン魔法アカデミーをテーマにした数量限定のコレクション
ボーバトンの限定グッズ
アクセサリーなどの雑貨はもちろん、子どもの頃憧れたようなクラシカルなノートなども可愛かった……

私自身も含め、フードやグッズを前に思わず子どものようにはしゃぐ大人たちの姿からも、「ハリー・ポッター」が放つ唯一無二の魅力、そして「スタジオツアー東京」ならではの楽しさを実感しました!

ハリポタブーム再来の今、世代も国も越えて楽しめる「スタジオツアー東京」が熱い!

特別企画「炎のゴブレット」
All characters and elements © & ™ Warner Bros. Entertainment Inc. WB SHIELD: © & ™ WBEI.
Publishing Rights © JKR.

私は今回の取材で初めて「スタジオツアー東京」を訪れましたが、一歩足を踏み入れた瞬間、目の前に広がる「ハリー・ポッター」の世界に思わず息をのみました。
まるで自分が物語の一部になったような感覚で、五感全てを使って映画の世界を体験できる面白さは、初めての体験!

国内はもちろん、海外から訪れるファンも多いと聞いていましたが、当日も一般オープン後には、登場人物の衣装に身を包んだ外国人観光客の姿が多く見られました。
子どもだけでなく大人からも長く愛され続けているからこそ、世代や国を越えて楽しめる点も、この場所の大きな魅力だと感じます。

スタジオツアー東京のエントランス
ロビーの上部をぐるっと囲む大きなスクリーン。次々と移り変わっていく映像も圧巻です!

つい先日、今夏に撮影開始するHBO版「ハリー・ポッター」ドラマシリーズの教授陣キャストが正式発表されました。舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」のロングラン上演も含めて、再び大きなハリポタブームが巻き起こっている今こそ、魔法の世界に触れる絶好のタイミングかもしれません。

もともとファンだという方はもちろんですが、改めてご家族などで映画や本に触れ、その上で「スタジオツアー東京」を訪れるというのもおすすめ!
我が家でも、取材をきっかけに中1&小5の子どもたちのハリポタ熱が高まっており、おみやげも想像以上に喜んでくれたので、次は家族でゆっくり訪れてみたいと考えています。

スタジオツアー東京のお土産
我が家へのおみやげたち!エコバッグは、ちょっとレトロなデザインがかわいいバタービール柄を選びました

これから始まる大型連休や夏休みを利用して、ぜひ“魔法の扉”を開きに行ってみてはいかがでしょうか?忘れられない体験が、きっと待っているはずです!

映画『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』公開 20 周年記念 特別企画「炎のゴブレット」


実施期間

2025年4月18日(金)〜 9月8日(月)

施設名称

ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 ‒ メイキング・オブ・ハリー・ポッター

所在地

179-0074 東京都練馬区春日町1-1-7

チケット料金・予約方法

チケットは公式WEBサイトより、事前予約制

詳細

特設サイト


佐々木はる菜 Halna Sasaki

ライター

1983年東京都生まれ。小学生兄妹の母。夫の海外転勤に伴い2022年からの2年間をブラジル、アルゼンチンで過ごす。暮らし・子育てや通信社での海外ルポなど幅広く執筆中。出産離職や海外転勤など自身の経験から「女性の生き方」にまつわる発信がライフワークで著書にKindle『今こそ!フリーランスママ入門』。

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