今年も残すところあと2ヶ月。本当に早いですね…。
振り返ると2020年は、”ステイホーム”にトレンドも重なり、本当にカジュアルアイテムばかりを着ていた気がします。
そして足元は例年以上に、スニーカーの出番が多くなりました。
私の手持ちのスニーカーは、「オールスターのハイカット」、「バンズのオールドスクール」、「ナイキのAF1」と、あまり冒険しない定番派。ほぼ毎日履いているので、近頃スニーカーコーデはすっかりマンネリ気味に。
この定番を今また、新鮮に履きこなすことはできないか?そんなことを考え、冬に向けて靴下を収集し始めました。
定番スニーカーには、グレー〜ベージュ系の靴下を
私がファションとして靴下を買い始めたのは3年前。ロングブーツの出番が少なくなり、足元に悩み始めてからです。
当時、初めに購入したのは革靴に合わせるための白のバリエーション。しかし、パンプスには可愛い白も、スニーカーとなると難しい。一歩間違えると、その白の眩しさで、「足元だけ若い人」のようになることも…
そんな、足元迷子の私を助けてくれたのは、「グレー」や「ベージュ」の靴下でした。特にグレーは、カジュアルにとっても取り入れやすいのです。
LEE12月号でも注目! グレーの靴下は本当に使える
グレーの靴下、もともと数足は持ってはいたのですが、特にスニーカーと合わせやすいことに気がついた今年、引き出しがグレーに占拠されつつあります。
パンツからチラッと見える靴下に、ちょっとニュアンスのあるグレー。特に白い靴の場合、一旦グレーでワントーン落とすことで、ボトムとつなぎやすくなる効果が!
ライン入りやタイダイ…グレーベースなら安心してトライできる!
ライン入りやタイダイも、見た目が真面目な黒髪ボブの私には直球的過ぎて、まるでスポーツ少年から借りた靴下を履いている人のように…
そんな難易度高めのアイテムも、ベースをグレーにすれば、落ち着いてくれることにも気がつきました。
特にライン入りは、今まで手を出せない憧れのアイテム。これからどんどん取り入れたいと思います!
2020年冬
「無印」・「ユニクロ」コスパブランドで買った靴下は?
毎日履く靴下。こだわって探すのも好きですが、欲しい感じがプチプラで出会えるのも嬉しいですよね。
無印、ユニクロであれこれ比較し、購入したソックスは下記の2点。やっぱりグレーでした。
ユニクロ レギュラーソックス 3PAIRS 990円
ユニクロの3足セットで写真中央のカラーを使用。ほんのちょっとだけルーズになる感じが程よく、足元にニュアンスを持たせたい時に最適。手持ちのスニーカーとの組み合わせをあれこれ考えるのが楽しみな3足セットです。
無印良品 ショート丈靴下 240円
「脚を見せる場合のソックス=フットカバー」の思い込みを覆してくれた懐かしのショートソックス。同世代のおしゃれな友達が履いていたのに目が釘付けに!早速取り入れています。
足元の寒々しさや、フットカバーが脱げる煩わしさから開放。もっと早く気がつけば良かった…
冬のホワイトコーデにも最適
肌の色に近く、取り入れやすいベージュ靴下
グレー以外にも、私が愛用しているもう一つの色、ベージュの靴下を紹介します。
ベージュはとホワイトコーデの差し色におすすめ。白の引き立て役として足元に深みを出してくれます。
実は、靴下を集め始めるきっかけになったのもベージュの靴下が始まり。靴下マニアの友達が「白以外で最初に買うならまずはベージュ!」と教えてくれました。
革靴にもスニーカーにも合わせやすく肌馴染みの良いベージュ。靴下、色々持っているけどしっくりこない…とお悩みの方は是非お試しください。
ワンピースでも寒さ知らず
ユニクロ・無印良品レギンスに靴下が使える!
私は冬こそシャツワンピをよく着ています。
シャツワンピは、ニットと違って、中に重ね着をたくさんしても大丈夫。軽さと防寒性に優れたコーデを楽しんでいます。
ワンピの足元は、「レギンス×ソックス」が私の最近の定番に。
パンツよりも重ね着のボリュームを引き締めてくれます。上の写真はコートの色に合せて、落ち着いたベージュでコーディネート。ブラックレギンスでも悪目立ちしません。
レギンスと言えば「黒」でしたが、グレーのソックスとともに、レギンスもトーンが豊富な無印のダークグレーを購入しました。ワントーンでワンピースの下がすっきりコンパクトにまとまります。
靴下は、いかに見せないか、からどうやって見せるかに
おしゃれ意欲が全盛期の20代、「SATC」や「プラダを着た悪魔」に憧れた私たち。
その影響を大いに受けた“きれいめ系ファッション“出身である私は、「素足にパンプス」の信仰が強すぎたため、靴下を楽しむという概念をなかなか持てずにいました。
パンプス、そしてスニーカーの日でさえ、小さな靴下をいかに見せないかに情熱を燃やし、面倒な日はブーツかハイカットスニーカーで済ます。結果、子供を産んでからは、かなりの確率でコンバースのハイカットにお世話なっていたのです。
そんな私も、靴下上手の友人のたちのおかげもあり、自分のルールの範囲内で、無理なく足元のおしゃれを楽しめるようになってきました。
特に今年はネット通販やコーデのアプリも進化を遂げ、好みの靴下を探すのも簡単に。
皆様も、足首の寒さを我慢する前に、是非お気に入りの靴下を見つけてみてくださいね。
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高木綾子 Ayako Takagi
ライター/LEEキャラクター
1981年生まれ。百貨店バイヤー、ヴィンテージショップなどファッション業界を10年経験。その後、LEEキャラクターになったことをきっかけに同世代の女性に役立つ情報を伝える仕事に興味を持ち、ライターの道へ。夫の仕事の関係で2020年より東京から香川へ移住し、ファッションや子育てのほか、四国地方についても執筆。2児の女の子ママ。