穿くだけで、「多い日」の3倍もの水分でも吸収してくれるという、超吸収型生理ショーツ「ベア シグネチャー ショーツ」。
そんな、女性ならば誰でも気になってしまう画期的な製品が、7月30日についに発売されます。
今回はそんな注目アイテムについて、実際に使ってみたリアルな体験談&感想と、開発に秘められた熱く深い女性への想いについてお伝えしていきたいと思います!
生理中であることを忘れるくらいの快適さを目指して開発されたベア シグネチャー ショーツ。
通常の下着を身に付けているのと同じ感覚で1日を過ごすことができ、モレやナプキンの交換、気になる生理中の蒸れやニオイなど、これまで私達を煩わせてきた様々なストレスから開放してくれます。
本当にモレない!秘密は5層になった吸収体
やはり一番気になるのは「本当に大丈夫なのか」というところ…。
定期的に通っている婦人科でも量が多いと言われ、特に2日目はかなりの出血量がある私。でも結論から言うと、お試しした期間を通じてモレるような事は一切ありませんでした!
5層の吸収体が液体を瞬時に吸収
ベア シグネチャー ショーツは一般的に量が最も多いとされている生理2日目の平均量(30~50ml)の3倍以上の液体を吸収することができます。
たとえモレないとしても、それだけの量を吸収した時の穿き心地が気になっていましたが、肌に触れる部分は常にさらっとしており、本当に普通のショーツを穿いている感覚が続き驚きました。
一般的な生地の5倍の抗菌力!
実は、経血そのものはそれほどニオイを発することはなく、原因はショーツやデリケートゾーンに付着した経血から繁殖する雑菌にあるのだといいます。
ベア シグネチャー ショーツの抗菌機能は雑菌の繁殖を防ぐため、確かに梅雨時に試したにも関わらず気持ち悪さや蒸れを感じることが少なく、ニオイなども気になりませんでした。
また最先端技術として注目を集める「テラヘルツ波」を採用。二枚重ねにすることで、生理時に冷えやすいお腹を守る「温もり設計」も特徴の1つです。
ただ私自身は暑がりなので、逆に汗をかいたりしてしまうのではと心配していましたが、実際に穿いてみると、素材のベースはフライス編みのポリエステル生地なのでさらっとしていて、さらにボクサーパンツ型で余計な汗なども吸収してくれるのか、普段よりも蒸れなどが気になりませんでした。
毎回2日目は鎮痛剤に手が伸びてしまいますが、今回は薬を飲まずに過ごすことができたのは、お腹回りまできちんとケアされていたからかもしれません。
就寝時やスポーツ中も安心!全長47センチの吸収体
実際に製品を手に取った際にまず印象的だったのが、5層の吸収体の全長が47センチもあり、後ろ部分がウェストまでサポートされていることでした。
生理期間中、せっかくなので普段からやっているピラティスやランニング時もこのショーツを穿いてみました。また、量が多い私は寝ている間にモレて下着やシーツを汚してしまうことがあるのですが、吸収体のついたショーツに腰回りまでしっかりホールドされているため安心感がありました。
お手入れ楽チン!サステナブルさも魅力
手洗い→洗濯機OK!
吸収力はもちろんですが、とても魅力的に感じたのがお手入れのしやすさでした。
まずは水がきれいになるまで吸収体部分を3~4回もみ洗いした後、通常の洗濯と同じように洗濯機で洗って干すだけ!
洗いやすく乾きやすいの太鼓判!
毎月来る生理期間中、毎日使うものなので、洗濯のしやすさも追求して開発されたというベア シグネチャー ショーツ。梅雨時だったので夜洗濯し部屋干しをしていても、朝には乾いていました!
繰り返し使えるので環境に優しい
女性が初潮を迎えてから閉経するまでの期間は平均40年間と言われており、使い捨てのナプキンを1日5枚使用すると、生涯で約1万2千枚も使用することに…!
また使い捨ての生理用ナプキンの多くは石油から作られたプラスチック製品なので、プラスチックゴミの軽減にも役立つ環境に優しい商品だというところも、これからの時代に支持される理由の1つになるのではと感じました。
生理と向き合う全ての方が負担に感じる生理期間を、少しでも快適なものに
ベアを生み出したのは、ビューティーブランド「SIMPLISSE/シンプリス」、ファッションブランド「CALLi/キャリー」など多数の事業を運営するMNC New York Inc.を創業された2人の女性です。
ロンドン大学在学中に出会ったというおふたり。
山本さんは日本の商社等で活躍後、NYで美容を学び、帰国後2009年に「日本で一番女性を幸せにする会社」をビジョンに掲げMNC New York Inc.を設立。
共同経営者である高橋さんは、外資系映画会社やアパレル会社を経てMNC New York Inc.を設立され、1年の半分を日本と家族のいるアメリカを行き来しながら過ごされています。
また山本さんは3人、高橋さんは2人のお子さんを育てるママでもあります。
始まりは、女性ならば誰しも経験のある”生理での失敗”
仕事の打ち合わせが続くなど多忙を極める中、タイミングよくナプキンを替えることができないなど生理についての悩みを抱えていた山本さんが、高橋さんからアメリカ製のショーツの存在を聞いたのが2年半前のこと。
それが、従来のナプキンを付けるための下着ではなく、「下着そのものが液体を吸収する、ナプキンを必要としない吸収型ショーツ」でした。
期待して海外から取り寄せ様々な製品を試してみたものの、実際に使ってみると吸収率が低くモレてしまったり耐久性に問題があったりと、安心して頼れるものに出会うことはできなかったそう。
「それならば、私たちで作ってみよう。」
そう考えたのが Bé-A《ベア》の開発プロジェクトの始まりだったといいます。
ナプキンに不満を感じていない方にこそ是非試して欲しい
しかし様々な企業に足を運ぶものの、相談の段階で10社以上の企業に断られてしまうなど、吸収型生理ショーツ開発の難しさは予想以上。最終的に全ての希望を形にしてくださったのが、世界トップクラスの技術を持つ尿漏れ下着の企業だったといいます。
どんなに断られても、2年以上の歳月をかけてでも、どうしても実現したかったという理由はやはり、多くの女性が負担に感じている生理期間を、少しでも快適に過ごすお手伝いがしたいという強い想い。
またそうやって試行錯誤を重ねる中、社員同士それぞれが抱える生理の悩みや失敗についてたくさん語り合えたことも大きな収穫で、娘さんと生理について改めて話す機会を持てたり、子どもたちにどんなふうに伝えていくか考え直すきっかけになったりした方も多かったそうです。
「苦労してきた甲斐があり、二日目も安心の吸収量と、何度も洗ってもヘタレない丈夫さや身体にフィットする伸縮性を持ち合わせた吸収型生理ショーツが出来上がりました。
ナプキンの厚みも、タンポンを入れる煩わしさも、トイレで何度も取り替える手間もなく、たくさんのプラスチックを捨ててしまうという罪悪感もありません。生理ナプキンに不満を感じていない方にこそ、まず試していただきたいとも思います。日本だけでなく世界中の生理を経験する誰もが、このショーツがあれば人生が変わるかもしれないと思うと、ワクワクが止まりません!」
医療従事者の女性に現品寄贈!クラウドファンディングは1億円突破
ベア シグネチャー ショーツは、一般販売に先立ち6月1日~7月15日の期間、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」上で先行予約販売の受付を行っていました。公開から終了までの45日間で、計9,063名の方から総額102,410,303円の支援金を集める結果となったそうです。
今回のクラウドファンディングの大きな目的の1つは、日々、最前線で戦う医療従事者の方々への現品寄贈でした。白など薄い色のユニフォームが多く、立ち仕事や激しい動きも必要な上、多忙や長時間勤務、着脱が容易ではない特殊服の着用などの理由から生理用品を自由なタイミングで取り替えることも難しく、不安や不便が多いはず。人々の命や健康を守ってくださる方々を、生理中の心配から解放したいという想いにとても共感しました。
さらに心に残ったのが、支援金の一部は生理を迎え周期が安定しない女の子たちに向けた小さいサイズへの開発に役立てたいということ、そしてクラウドファンディングに寄せられたアンケートに書かれていたという様々な立場の女性からの感謝の言葉でした。
小さなサイズや、より豊富なサイズ・カラー展開を目指す
日本でもだんだんと初潮を迎える年齢が早くなっているそうで、中には小学校2~3年生で始まってしまうお子さんもいるのだとか。まだ幼い女の子が、いつ来るかわからない生理に自分で対処することや、例えば生理中は学校での生活をこなしながら休み時間にトイレへ行ってナプキンを替え…というのは心身共に負担が大きいと思います。私にも娘がいるのでその不安は容易に想像ができます。
もちろんそういった小さな年齢の子に限らず、穿くだけでOKのショーツがあれば様々な煩わしさから開放され、より快適に学校生活を送ることができると思います。
また医療や介護に従事する女性たちからは、自分たちはまさに自分のタイミングで自由にトイレに行くことすら叶わず、こんな製品が欲しかった!という言葉がたくさん寄せられたそうです。そんな声を受け現在、薄い色のユニフォームでも目立たない黒以外のカラー展開なども進めているといいます。
さらに、障がいを持つお子さんを育てるお母さんからも、たくさん喜びの声が届いたそうです。
幼い年齢の女の子同様、日常生活の中でナプキンを替えるなど生理の処理を的確にすることはハードルが高く、また生理という概念についてどう理解させるかなど、思春期を迎える娘さんを持つお母さんたちは深く悩まれている場合が多いといいます。その不安が軽くなったという感謝の想いはベア シグネチャー ショーツを開発された皆さんも想像していなかったそうで、私自身もその話を伺い色々なことを考えさせられました。
多くの女性により快適な日常をもたらしてくれる製品の素晴らしさ、それを実際に身に着けた快適さと感動に加え、大変な立場にいる方々に寄り添うアイテムだということが非常に心に残り、そういった意味でも是非、広く世の中に広まって欲しいと感じました。
オフィシャルオンラインサイトでの一般販売は2020年7月30日。
この新しい体験を多くの方に味わってもらえたら嬉しいです!
株式会社 Bé-A Japan 公式ホームページ
https://www.withbe-a.com/
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佐々木はる菜 Halna Sasaki
ライター
1983年東京都生まれ。小学生兄妹の母。夫の海外転勤に伴い、ブラジル生活8か月を経て現在は家族でアルゼンチン在住。暮らし・子育てや通信社での海外ルポなど幅広く執筆中。出産離職や海外転勤など自身の経験から「女性の生き方」にまつわる発信がライフワークで著書にKindle『今こそ!フリーランスママ入門』。