FOOD

これでいいじゃん! 「ワンパターン弁当」

始めた頃は試行錯誤。今は「お弁当作りが楽しい」!

【高垣麗子さんのお弁当】娘さんの小学校入学と同時に始まったお弁当作りは「“いつもどおり”が一番」

  • 高垣麗子

2025.03.11

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楽しく定番を繰り返す。だから続く!

これでいいじゃん!「ワンパターン弁当」

お弁当作りが大変なのは、手順やおかずの組み合わせを試行錯誤したり、バリエを増やそうとあれこれ迷うから。思いきって型を決めれば、問題は解決! 自分なりのパターンにたどり着いてラクに楽しく作り続けている方のお弁当を拝見。高垣麗子さんのワンパターン弁当は…。

高垣麗子さん

このスタイルだから、楽しく作り続けられてます!

私が行き着いたワンパターン弁当

料理好きで知られる高垣麗子さんも、お弁当作りを始めた頃は試行錯誤。続ける中で自分なりの型ができたからこそ、今は「お弁当作りが楽しい」と言います。

高垣麗子さん

お話を伺ったのは

高垣麗子さん

モデル

10代の頃から数々のファッション誌などで活躍。ハッピー感のある笑顔やライフスタイルが支持を集めている。近著『わたしの好きのかたち』(光文社)も好評。7歳の娘さんのママでもある。

いつも似たようなものだとしても、食べ慣れたおかずが一番なんです

高垣麗子さん

昨年春、娘さんの小学校入学と同時に始まった高垣さんのお弁当作り。

発酵食に関する資格を持ち、普段から多く取り入れている高垣さんだけに、「メインのおかずは、塩麹やみそ、甘酒などで味つけした肉魚。あとは卵焼きと、副菜を1〜2品。このスタイルに決めてからは、とてもラクなんです」(高垣麗子さん)

実は当初は、かわいいお弁当にして喜んでもらおうと頑張っていたことも。

「カラフルな“ぶぶあられ”を衣にした揚げ物を作ったものの、冷めたら衣がすごくかたくなってしまったみたい。ビーツを使ってピンク色のポテサラにした日は、初めて見る色合いに驚いて、口に運べなかったようです(笑)」(高垣麗子さん)

そこで気づいたのは、「お弁当は、“いつもどおり”が一番」ということ。

「お弁当に詰めるのは、娘が食べ慣れている好きなものだけ。苦手なものや初めての食材は入れません。だって、お弁当は食べているところを親が見られないでしょう? だからこそ、とにかく楽しく食べてほしいという一心。それには、家と同じようなホッとできるものでいいんだなって思うんですよね」(高垣麗子さん)



小学生の娘へ

麹や甘酒漬けの肉魚がメインの曲げわっぱ和食弁当

発酵食品マイスターなどの資格を持つ高垣さんは、お弁当にも発酵の力を活用!

発酵食品マイスターなどの資格を持つ高垣さんは、お弁当にも発酵の力を活用! よく作るメインおかずは、米粉をまぶした塩麹唐揚げ。卵焼きの味つけにも甘酒を使い、やさしい甘さに。「少しでも野菜を食べてほしくて、卵焼きにほうれん草を入れちゃったりします(笑)。基本的に作り置きはしないので、すべて朝の作業。マカロニサラダは多めに作って、晩ごはんに回すことも。少量のきんぴら作りには、冷凍野菜が便利です」(高垣麗子さん)

ゴムバンドやピックなどの小物

「柴田慶信商店」の曲げわっぱを愛用。「大人っぽいお弁当箱だけど、娘は気に入って使ってくれています。ゴムバンドやピックなどの小物で、ちょっとかわいさをプラス」(高垣麗子さん)

Staff Credit

撮影/田上浩一 ヘア&メイク/陶山恵実(ROI) フードコーディネーター/斉藤礼奈 取材・原文/福山雅美
こちらは2025年LEE4月号(3/7発売)「これでいいじゃん! 「ワンパターン弁当」」に掲載の記事です。

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