人生100年と言われる時代。教育費や老後資金、投資・・・この先も安心して暮らすために知っておきたいこと、やるべきこととは?
そこで、SNSで話題のあの人の体験談をリサーチ!そのままマネすればわたしも貯まるかも!?
SNSで話題!「お金の育て方」体験談
フォロワー23万!さぶさんの場合
Instagram:@sabu_1985
夫婦ともに浪費家で、貯金0円、頭金0円で持ち家を購入。第1子の産休中に一念発起し、家計を見直す。無償化で保育園代がほぼかからない今は貯め時と考えて、手取り4割を貯蓄中。
さぶさんPROFILE
● 家族構成・・・さぶさん37歳、夫38歳、娘6歳、息子4歳
● 職業・・・会社員
● 住まい・・・持ち家
本気で貯め始めたときと現在の資産額
● 2016年:30万円
● 2022年:2000万円(貯金1000万円、投資信託&株1000万)
さぶさんの「お金育て」ヒストリー
2008年
新卒で証券会社に勤める。仕事で株、投資信託、債券、保険などを扱うが、自身の貯蓄は0円。
2011年
親の借金200万円が発覚、返済が必要に。返済に4年ほどかかる。
2012年
元金30万円でFXにトライ。80万円ほど利益が出るが、最終的に元金がすべてなくなる。
2013年
会社の確定拠出年金をスタート。
2014年
結婚。夫婦で貯金0円。
2016年
第1子出産。このとき資産は30万円。産休・育休中に一念発起して、お金のことを整理。
1カ月間、何にお金を使っているのか、記録をとるところからスタート。浪費家の夫に丁寧に説明しつつ、さまざまな支出の見直し。NISAで株主優待目的の株式投資も始める。最初はTwitterの情報などを見て株を買っていたが、うまくいかず。
2018年
第2子出産。資産が1000万円を超える。
2020年
フルタイムで仕事復帰。つみたてNISAでの積立投資をスタート。インスタグラムが話題になり、書籍も発売に。
2022年
総資産2000万円に!
産休中に一念発起!無理なくお金が増える仕組み作り
さぶさん家の家計が大きく変わり始めたのが、第1子の産休中。
「子育てが始まるのに貯金が30万円しかなく、産休で収入も減って不安になり、時間があったのでお金まわりを徹底的に見直しました。
支出を書き出してみると、外食費や通信費などが膨らんでいてびっくり。不要なものをカットして、少しずつお金が貯まりだすと楽しくなりました。
ただ、投資はTwitterの情報などで中・小型株を売買してもうまくいかず……。第2子出産後の仕事復帰の際につみたてNISAや大型の米国株投資をスタート。それからはほったらかしで増えていくように」(さぶさん)
夫には家族カードを持ってもらい、給与口座もさぶさんが把握。
「収入が増えても、貯蓄がなかった時代を思い出して支出をセーブしています。日用品は『ウエル活』でお得にまとめ買いして、外食は覆面調査も活用。今年資産2000万円を達成して、お金の不安がなくなりました。失敗も経験しましたが、今は心豊かに過ごせています」(さぶさん)
さぶさんが「お金を育てる」ためにやってきたこと
● 手取りの約4割を貯蓄(貯金と投資)に
今は教育費があまりかからない時期なので貯め時。
● 浪費家の夫のクレジットカードは家族カードに
家計管理アプリに紐づけて、支出を透明化。
● 通信費の見直し
以前はタブレットも契約していたため、月26284円→9579円に。
● 「ウエル活」で日用品の費用を節約。外食の覆面調査モニターも活用
ドラッグストア、ウエルシアでは毎月20日にTポイントを200ポイント以上使うと1.5倍換算で買い物ができる。
覆面モニターは焼き肉店や居酒屋などを、格安か無料で利用できる。
● つみたてNISAで年40万円積み立て
積み立てているのはeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)、 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)など。
確定拠出年金も継続中。夫も確定拠出年金を積み立てている。
● さぶさんの「今後の目標」
10年後に子どもの教育資金1000万円×2人分+老後資金2000万円
未来に自信がつくお金のイエローページ取材・原文/西山美紀
こちらは2022年LEE12月号(11/7発売)別冊付録『未来に自信がつくお金のイエローページ』に掲載の記事です。
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