FOOD

アウトドア&肉大好き料理家 今井真実さんのキャンプで焼きたい夢のかたまり肉

憧れのかたまり肉で!「にんにくじょうゆのローストビーフ」レシピ/今井真実さん

  • 今井 真実

2022.08.14

この記事をクリップする

アウトドア&肉大好き料理家今井真実さんのキャンプで焼きたい夢のかたまり肉 field LEE

憧れのかたまり肉で!「にんにくじょうゆのローストビーフ」レシピ/今井真実さん

料理家の今井真実さんは家族揃ってキャンプ好き。しかも「かたまり肉を焼くことがライフワーク」と公言するほどの肉Lover。キャンプ歴6年の今井家がブラッシュアップを重ねてきたとっておきレシピ&キャンプごはんがもっと楽しくなるアイデア、大公開です。

断面のロゼカラーがそそる!
にんにくじょうゆのローストビーフ

憧れのかたまり肉で!「にんにくじょうゆのローストビーフ」レシピ/今井真実さん

「味つけはしょうゆとにんにくでシンプルに。炭火の風味が、最高の調味料になります。現地では火を入れすぎないよう、あぶりは短く」(今井真実さん)

材料・2人分

  • 牛ももかたまり肉……400g
  • A)
    • しょうゆ……約1/4カップ
    • にんにくのすりおろし……1/2かけ分
    • オリーブオイル……大さじ1

作り方

【前日の準備】

  1. 牛肉を室温に戻す。
  2. オーブン対応の鍋、または耐熱皿に牛肉を入れ、オーブンに入れて予熱なしで100℃で35分焼く。裏返してさらに35分焼く。
  3. 牛肉をオーブンから出して、粗熱を取り、アクが出ていたらキッチンペーパーでふき取る。厚手のポリ袋にAとともに入れ(つけ汁が全体に回る程度にしょうゆの量を加減)、冷蔵庫で2時間~一晩休ませる。※この状態で3日間保存可能。

【当日】

  1. 肉は焼く直前にクーラーボックスから出し、つけ汁を軽くぬぐい、炭火で焼き目をつける。手で触れる程度まで冷まし、肉汁を落ち着かせて切り分ける。好みでつけ汁をかける。*家で焼くときは、サラダ油を引いたフライパンで強火で表面をさっと焼く。

アレンジメニュー

炭火トーストのサンドイッチ

炭火トーストのサンドイッチ

食パン1枚を炭火でさっと焼き、薄切りにしたローストビーフをのせて。「あとはその場にあるものを適当にどんどんプラスして、わしっと2つ折りに。あふれるほどモリモリがおいしいです。キャンプならではの贅沢サンド!」(今井真実さん)



夢があるだけじゃない!かたまり肉が“実はラク”な理由夢があるだけじゃない!
かたまり肉が“実はラク”な理由

●買ってきたら冷蔵庫に入れず、そのまま焼けばラク

「買ってきた食材を冷蔵庫に入れるのって疲れますよね」(今井真実さん)。今井さんのかたまり肉レシピは下味なし&予熱もなしでまずオーブンで焼くので、買い物してきたらそのまま室温に戻して調理すればOK。「焼いたらつけ汁に漬けて完成!」(今井真実さん)

●焦らず焼けるからラク

定番の焼き肉はすぐ焼き上がるけれど、それが長所であり短所。焼き係は大忙しで、気づけばほとんど食べられない! 「かたまり肉はじっくりあぶれるから、焦らなくて大丈夫です」(今井真実さん)

●事前にほぼ作っていけるからラク

テントを張ったり火をおこしたり、キャンプはごはん作り以外にもやること満載。そこから料理を始めると、食べられるのはいつ!? 「かたまり肉ならあらかじめオーブンでほぼ仕上げておけるので、現地では炭火であぶるだけ」(今井真実さん)

教えてくれたのは
今井真実さん

今井真実さん

料理家。夫、中学生の長女、小学生の長男との4人家族。実家は“庭に七輪があり、しょっちゅう何か焼いている”環境。6年前「家族共通の趣味を作ろう!」とキャンプを開始。
Instagram:mamiimai
Twitter:imaimamigohan
公式サイト:https://note.com/imaimami/

「おいしいLEEレシピ」はこちら!

2022年9月号【アウトドア&肉大好き料理家 今井真実さんのキャンプで焼きたい夢のかたまり肉】より
撮影/上原朋也 スタイリスト/西森 萌 取材・原文/福山雅美

▼「キャンプごはん」関連記事はこちらもチェック!

【フライパンひとつで】おかずも兼ねた華やかごはん「フライパンパエリア」レシピ/ぐっち夫婦

【簡単おしゃれなキャンプ飯レシピ17選】3人のプロが提案!

【メスティンレシピ】「ブルーチーズとナッツ、干しいちじくの春巻き」/柚木さとみさん

今井 真実 Mami Imai

料理家

レシピやエッセイ、SNSでの発信が支持を集め、多岐の媒体にわたりレシピ製作、執筆を行う。身近な食材を使い、新たな組み合わせで作る個性的な料理は「知っているのに知らない味」「何度も作りたくなる」「料理が楽しくなる」と定評を得ている。2023年より「オージービーフマイト」日本代表に選出され、オージービーフのPR大使としても活動している。既刊に、「低温オーブンの肉料理」(グラフィック社)など。

閉じる

閉じる