甘さとシャキシャキ感がたまらない!「畑の梨」ヤーコンのきんぴら
ヤーコンを栽培している方からお裾分けいただいたことをきっかけに、我が家はすっかりヤーコンファンです。
見た目はさつまいもに似ていて、味もさつまいもに負けず劣らずとっても甘い。
ですが食感は「畑の梨」と呼ばれるに相応しく、シャキシャキ!生でも食べられます。
芋感からは想像できない歯応えでした。これがまた、クセになる食感でどんどん箸が進みます。
東北は10月〜12月前後に収穫し、暖かい西日本では12月〜4月ごろ収穫を迎えるようです。1月〜2月が一番美味しい季節、とも言われています。
健康面からも魅力がいっぱい、ということで健康志向も相まってかスーパーマーケットや直売所でも見かけるようになりました。
今回ご紹介するヤーコンのきんぴらは、カスタードクリームのような甘〜い香りが漂います。ぜひ香りも、楽しんでくださいね。
材料
- ヤーコン……皮を剥いた状態で約350g(小さめ2本)
- しょうが……1/2欠片
- みりん……大さじ1
- 料理酒……大さじ1
- しょうゆ……大さじ1/2
- ごま油……小さじ1
- 塩……ひとつまみ
- 赤しそふりかけ……適量
- 炒りごま……適量
作り方
- ヤーコンの皮を剥き、長さ5cm・7mm角程度にカットし、2分ほど水につけてアクを抜く。しょうがは千切りにしておく。
- フライパンにごま油、しょうがを加えて熱し、しょうがの香りが出てきたら水を切ったヤーコンを加えて炒める。油が全体に回ったら、塩を加え、透明感が出てくるまで炒める。
- みりん・料理酒を加え、アルコールを飛ばす。しょうゆを加えて、全体に味が馴染んだら火を止める。皿に盛り、炒りごま(軽く潰しながらかける)・赤しそふりかけをかけて完成。
※赤しそふりかけをかけない場合は、しょうゆを大さじ1/2→大さじ1に増やしてください。
ヤーコンは、健康・美容・ダイエット向きの食材でもあります。
その特徴としては、様々な要素が挙げられます。
- でんぷん質を殆ど含まず、さつまいもに比べてカロリーは半分以下(さつまいも132ckalに対して、54kcal/100g中)
- 市販されているヤーコンシロップのGI値は“1”と、かなりの低GI。糖の吸収が緩やかに
- 水溶性食物繊維が豊富で、便秘の解消が期待できる
- フラクトオリゴ糖が多く含まれ、腸内でビフィズス菌を増やすフラクトオリゴ糖が豊富で、腸内環境が整えてくれる
- ミネラルが豊富で、むくみ解消・高血圧予防に繋がる
- ポリフェノールが豊富で、風邪予防・疲労回復・美肌効果が期待できる
体調を整える食材としてもおすすめですので、ぜひ気軽に取り入れてみてはいかがでしょうか。
池田清子さんの「プラントベースで野菜たっぷりごはんとおやつ」これまでのレシピもCheck!
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池田清子 Sayako IKEDA
アスリートフード研究家
ビオトープ株式会社代表。夫は7年連続日本代表マウンテンバイクプロライダー、池田祐樹。菜食・プラントベースを主とした「細胞から健康的に強く美しくなる」食事の研究と発信を行う。2014年より自身もサイクリング・ランニング・筋トレを中心とした運動をスタートし、国内外での大会出場経験も多数。著書に『EAT GOOD for LIFE』至上最高の私をつくる「食」×「ながらトレーニング」』『野菜のおいしい食べ方』https://biotope-inc.co.jp https://biotope-inc.co.jp