FOOD

プラントベースで野菜たっぷりごはんとおやつ

水切りするだけ!「豆乳ヨーグルトのクレームダンジュ風」レシピ【低糖質・高たんぱく・低脂質なヴィーガンスイーツ】

  • 池田清子

2021.11.24 更新日:2023.11.24

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プラントベースで野菜たっぷりごはんとおやつ

水を切るだけ!シンプルで濃厚な豆乳ヨーグルトのクレームダンジュ風

砂糖を添加していないので、甘いものが苦手な方にもオススメです。極限まで水切りした豆乳ヨーグルトは、こっくり濃厚なクリームチーズのような味わいに。

今回は、プロアスリートである夫のレース遠征に同行し、宿泊先のキッチン付きコテージからお届けしています。

食材を持ち込み、4泊5日の完全自炊生活を送っているのですが、

「旅先でも簡単なスイーツを楽しみたい」

「しかも体に負担のかからない、ヘルシーなもの」

ということで、コテージに着くなり、若干時間はかかるけれども・手間のかからないお手軽スイーツを仕掛けておきました。

鍋敷の隣からこんにちは。遠征先でも自炊する為、基本はキッチン付きの宿を選んでいます。今回はウッディなコテージに。一棟丸ごと借りられるので、ソーシャルディスタンスも保たれています。到着後、早速豆乳ヨーグルトの水切りをセット。数日後のお楽しみ……!

それは、豆乳ヨーグルトをただただひたすら水切りをするだけの、至極シンプルなスイーツです。

しっかり丸2日(可能であれば3日でも)冷蔵庫で水を切れば……あら不思議、クリームチーズのようなこっくりとした濃厚な代物が出来上がるではありませんか。

しかも、

・コレステロールゼロ

・乳製品不使用

・低脂質

・低糖質

・高タンパク質

これらが特徴の豆乳ヨーグルトを使用しているので、栄養も摂取しながら、罪悪感のないギルトフリーなスイーツでもあります。

豆乳ヨーグルトは、コレステロールゼロでありながら、高タンパク質。最近はスーパーマーケットでも見かける機会が増えてきました。ミニサイズのボウル、ザル、ガーゼまたはキッチンペーパーを使って水切りします。

そこに、お好みでフルーツやメープルシロップ、ジャムなどを添えて食べれば程よい甘さと合間って、満足感たっぷりのクレームダンジュ風スイーツがお楽しみいただけます。

材料 作りやすい分量

  • 豆乳ヨーグルト……1パック(400g)
  • 付け添え
    • フルーツ(今回はいちご、ブルーベリー、マンゴーを使用)
    • メープルシロップ、ジャム、ミントなどお好みで……適量

用意するもの

  • ガーゼ(キッチンペーパーまたはクッキングペーパーでも可)……30cm角を2枚(30cm×60cmを二つ折りにしてもOK)
  • ザル
  • ボウル
  • ラップ
  • 輪ゴムまたはクリップ

作り方

  1. ボウル→ザル→ガーゼの順で重ね、その上に豆乳ヨーグルトをのせる。ガーゼを巾着のように軽くまとめ、輪ゴムで縛るまたはクリップで留める。上からラップを被せる。
  2. 30分後位に一度ボウルに溜まった水分を捨てる。以後、約8時間ごと位(気がついた時にマメに捨てていただいても◎)にボウルの水を捨てる。水分がザルにつく程溜まっていると、水分が抜けないので注意。
  3. 丸2日後(3日間だとより濃厚になります)、しっかりと水気が切れていれば出来上がり。盛り付ける際、丸い器に一度入れると形が綺麗に。ガーゼを広げ、皿を被せてひっくり返すと、完成画像のような形に。お好みで、フルーツやメープルシロップ、ジャム、ミントを添えてどうぞ。
水が切れやすいよう、ザルを少し傾けておくと良いでしょう。上からラップをして、冷蔵庫へ。
宿の湯呑みを使って成形してみました。
水をしっかり切る。それだけが、唯一で最大のポイントです。ぜひ、開けたてとは違った味わいを楽しんで!


column

険しい山岳地帯を112km走るという激戦を終えた夫。

フィニッシュは真夜中だったので、翌朝このスイーツをスッと差し出しました。

全身が筋肉痛!という中でも、この笑顔。美味しく体に染み渡ったようです。

ヨカッタ、ヨカッタ。

フィニッシュから数時間後。「うまっ!」とあっという間に平らげておりました。胃にも優しいスイーツです。

【連載】プラントベースで野菜たっぷりごはんとおやつ
これまでのレシピはこちら!

【連載】プラントベースで野菜たっぷりごはんとおやつの一覧もCheck

池田清子 Sayako IKEDA

アスリートフード研究家

ビオトープ株式会社代表。夫は7年連続日本代表マウンテンバイクプロライダー、池田祐樹。菜食・プラントベースを主とした「細胞から健康的に強く美しくなる」食事の研究と発信を行う。2014年より自身もサイクリング・ランニング・筋トレを中心とした運動をスタートし、国内外での大会出場経験も多数。著書に『EAT GOOD for LIFE』至上最高の私をつくる「食」×「ながらトレーニング」』『野菜のおいしい食べ方』https://biotope-inc.co.jp https://biotope-inc.co.jp

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