おうち時間の増加に伴い、インテリアもさることながら香りも気になりませんか? 特に我が家はわんぱくざかりがいるので、フレグランスで癒やされたい……。そんな気分にマッチする、日本人の感性に響く香りでボトルデザインもしゃれているルームフレグランスを見つけました。
年に2回しか採れない贅沢な生ジンジャーを使った香りも
まずはボトルをご覧ください。
マットな質感のガラスボトルに、シンプルなラベルで幅広いインテリアにマッチしそう。よく見ると香りごとに異なるタイポグラフィーデザインでラベリングされているのもスタイリッシュ。
13種類を揃える香りは、新鮮なサラダのようなグリーンの香りの「リリーヴィング グリーン」、年に2回しか収穫できない生のジンジャーをたっぷり使った「ピュリファイイング ジンジャー」など、自然とのつながりを大切にしたフレッシュなものばかり。
これらのフレグランスを展開しているのは、香りを感性で研究し、科学的に検証する新ブランド「ベレアラボ」。「香りの発明家」として知られるフランス人調香師クリストフ・ロダミエル氏をチーフ調香師に迎え、最上級のフレグランス技術と「ベレアラボ」の科学的な研究を組み合わせて香りを生み出しています。
見るものが違うと、同じ香りでも感じ方が違う!?
2020年末には「ベレアラボ」のコンセプトの一部である、感性で香りを体感する期間限定ポップアップイベントが開催されました。あまり経験のない香りの体験をレポートします。
会場に入って、まず目に入ってきたのがシャンデリア。
ぶら下がっているポンプを押すと、香りが立ち上ってきます。しかも12あるすべてが違う香り! その中で気に入った香りのイメージに近い色のカードを選びます。
カード裏面に記載されたQRコードからアクセスすると自分に合う香りを診断してくれました。
おもしろかったのが「香るフレーム」。香りが噴霧される空のフレームをのぞき込むだけなのですが、グリーンパネルを見ながらと、フラワーアートを見ながらでは香りが違うように感じられるのです。
これは脳が視覚対象物と香りを結びつけようとする仕組みを利用したもの。香りには二面性があって、脳の判断なんて曖昧なのかも。
アーティストの田中紗樹さんに、説明はせずに香りだけ嗅いで描いてもらったペインティングも。
実は田中さんが嗅いだ香りはジンジャー。その情報を知らないにも関わらず、生姜を連想するイエローやゴールドを多用しています。香りから広がるイマジネーションが、どこか香りと結びついて興味深い。
五感に訴えかける「ベレアラボ」のルームフレグランススプレーと室内芳香油、ミニサイズのルームフレグランススプレーで人気の香り5つがセットになった「ディスカバリーセット」はAmazonで好評発売中です。
※価格はすべて税抜です。
「ベレアラボ」公式サイトはこちら!
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津島千佳 Tica Tsushima
ライター
1981年香川県生まれ。主にファッションやライフスタイル、インタビュー分野で活動中。夫婦揃って8月1日生まれ。‘15年生まれの息子は空気を読まず8月2日に誕生。