近藤幸子さんの「おやこおやつ」
Vol.
65
炊飯器で作る
「ほったらかしあんこ」レシピ/近藤幸子さんの「おやこおやつ」
お家で作ると時間と手間がかかるあんこですが、炊飯器で作れば簡単!ほったらかしでもできる「あんこ」の作り方を近藤幸子さんに教わりました。自分で作ったあんこは、砂糖が控えめなのに甘くてホクホクしていて、豆の味がしっかり感じられるどこか懐かしい味。あんバタートーストにしたり、おはぎやフルーツ大福にしたりと、お菓子作りの幅も広がりそうですね!初めてでも失敗しないコツを動画でしっかりチェックして、子どもと一緒に作ってみてくださいね。
おやこおやつの動画がリニューアル!
動画の最後に登場する近藤さんのコメントは必見です!
近藤幸子さんの「おやこおやつ」は毎月第3土曜日8時に更新!
甘さは控えめ!
炊飯器で簡単!「ほったらかしあんこ」の作り方
今回は、砂糖が控えめで食物繊維が摂れるおやつ、自家製のあんこを作りました。通常のお鍋で作るあんこは、ただ煮るだけなので工程自体は簡単ですが、アクを取り除いたり、火加減を見たりする必要があり、時間がかかって焦げてしまうこともしばしば。そんな手間のかかるあんこですが、炊飯器を使えばスイッチを入れるだけで、そのままほったらかしでOK!ちょくちょくお鍋を気にする必要もないのがいいところです。出来上がったあんこは、こんがりと焼けたトーストにあんことバターをたっぷりとのせて味わってくださいね!
近藤幸子さん

材料・作りやすい分量

※5合炊きの炊飯器を使用
小豆……150g
砂糖……100g
塩……少々
お使いの炊飯器や小豆の種類により炊き上がりが違う場合もあるので、様子を見ながら調理してください。
- 小豆をさっと洗い炊飯器の内釜に入れ、水を3合の目盛りまで入れて通常モードで炊く。
- ①が炊き上がったら、ザルに移して煮汁を捨て、内釜に小豆を戻す。水1カップを加え、炊飯器に入れてさらに通常モードで炊く。
- ②が炊き上がったら、砂糖と塩少々を加えて全体を混ぜ、小豆を潰すようにしながら練るように混ぜ合わせる。

小豆は手で潰れるくらいの柔らかさになっているので、ヘラやしゃもじでも簡単に潰れます。砂糖を入れると粘り気が出てくるので、練るように混ぜましょう。
Point!
・ポイントは小豆を炊飯器で2回炊くこと。あとはほったらかしでOK!
・煮汁は捨てずにお茶として飲んでも。ほっこりと優しい甘みに癒されます。
・あんこは、アイス、白玉、かき氷、あんみつなど、冷たいおやつにもぴったり。
子どもの感想、反応は?
「あんこがホクホクしていて美味しい!甘すぎないからいくらでも食べられちゃうね〜!」(妹)
「あんバタートースト♡サイコー!」(姉)


子どもと一緒に作ってみてくださいね
近藤幸子さん
Sachiko Kondo
料理研究家・管理栄養士
近藤幸子さんの「おやこおやつ」次回は5月17土曜日8時に、「天かす入りのエビと卵の丼」をご紹介します。
Staff Credit
撮影/三村健二 取材・文・動画編集/伊藤美江

近藤幸子 Sachiko Kondo
料理研究家・管理栄養士
6歳違いの二人の娘の母で、家事や育児に忙しい日々から生み出される工夫の詰まったレシピが大人気。著書に『がんばりすぎないごはん』『丸めないハンバーグ、包まないシュウマイ。』『味が決まる!レシピがいらない中火で8分蒸し』など。
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