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LIFE

旅行

軽井沢「ピッキオ野鳥の森」で虫好き息子と自然体験!大人も大満足のドライブ旅へ

  • 津島千佳

2020.09.20

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動物や虫が大好きな5歳の息子。でも住んでいるところではあまり自然に触れ合うことができず、公園に出かけても虫を探してキョロキョロするばかり。少しでも虫の思い出を作ってほしくて、軽井沢にある野生動植物が息づく森へ出かけてきました。

森に入った瞬間、息子待望の虫が!

試乗会で借りた「マツダ CX-30」で向かった今回の軽井沢旅。せっかく自然あふれる場所へ行くので、息子の好きな虫や動物に触れ合える場所へ、と「国設 軽井沢 野鳥の森」に足を運びました。

今回の軽井沢旅で乗った「マツダ CX-30」。

こちらは年間約80種類の野鳥のほか、ツキノワグマなどの野生動植物が息づく場所。ガイドさんの案内のもと様々なプログラムが体験できます。今回は通年開催され、未就学児も参加できる「ピッキオ」の「野鳥の森ネイチャーウォッチング」を楽しみました。
「ピッキオ野鳥の森ビジターセンター」に集合してからネイチャーツアーはスタート。

「ピッキオ野鳥の森ビジターセンター」の前にある池は冬になると凍り、スケートリンクとして利用されるそう。

子どもたちは初めての双眼鏡に興味津々。

いざ、ガイドさんの案内のもと森の中に入っていきます。

ガイドさんに、この森に棲む動物などを紹介してもらいました。

夏の盛りだったので、緑が濃い! 生い茂った木々が陰を作ったおかげで30℃近い日でもずいぶん過ごしやすい、などと思っていると、早速虫が飛んできて息子の手に。

東京だとあまり虫が飛びついてこないので、息子のテンションもアップ!

テンションの上がった息子は「これなんていう名前?」と尋ねてきますが、虫の知識がほとんどない私はモゴモゴするばかり。すかさずガイドさんが「これはキマワリだよ」と助け舟を出してくれ、キマワリについていろいろと説明をしてくれました。

捕まえた虫は図鑑と照合して、正しい名称を教えてくれました。

さらに森の奥に進んでいくたびに見つけた珍しい虫や花をクイズ形式で紹介。子どもたちも熱心に話を聞いていました。

森に棲む動物の痕跡があちこちに

今回のツアーでは実際の動物を見ることはできませんでしたが、獣道を行き交う様々な動物の動画を見せてくれました。シカ、タヌキ、キツネ、クマ、イノシシ、ウサギ、サル、カモシカ……こんなにたくさんの動物がこの森に棲んでいるんですね。
動物の痕跡でいうと、ツキノワグマが登ったサクラの木なんてものも。幹に生々しい爪の跡が残っています。

ガイドさんがツキノワグマが登った木に残った爪痕、食べる植物、実際の大きさなどを紹介し、立体的にツキノワグマの生体に迫ってくれました。

ツキノワグマが季節ごとに食べる植物や、実際のツキノワグマの大きさを布を使って紹介してくれたり。
約2時間のプログラムのため参加する前は途中で息子が飽きたらどうしようと危惧していましたが、自然やガイドさんの話にずっと夢中であっという間に終了!

プログラム終了後は「ピッキオ野鳥の森ビジターセンター」に併設された「イカルカフェ」でブレイク。

「野鳥のカフェラテ」¥600

2時間のプログラムで疲れたのか、ツアー終了後は牛乳やジュースをゴクゴク!

だいぶ虫と触れ合え、息子も満足そうでした。

「ピッキオ」公式サイトはこちら
住所:長野県軽井沢町星野
電話:0267-44-7777

「野鳥の森ネイチャーウォッチング」
営業時間:10時〜(通年)、13時〜(3月20日~11月30日のみ開催)
対象年齢:4歳〜
料金:大人¥2,500、4歳〜小学生¥1,200、3歳以下無料

ランチは信州の食材をふんだんに使った「村民食堂」で

「野鳥の森ネイチャーウォッチング」を終えて時計を見ると、12時すぎ。軽井沢星野エリアにある「村民食堂」でランチです。

黒を基調にした落ち着いた雰囲気の「村民食堂」。

少し変わった店名ですが、これは軽井沢に滞在していた小説家、堀辰雄の作品「美しい村」に由来しているそう。地元で採れる旬の食材を中心に使用した料理をカジュアルに楽しめるとのことで、100席ある店内はファミリーの姿をたくさん見かけました。

大きな窓からたっぷりの陽射しが差し込む、開放感のある店内。

まずテーブルに到着したのは「シャキッとレタスのシーザーサラダ」。

「シャキッとレタスのシーザーサラダ」¥980

これはレタスをまるごと1つ使ったボリューム満点の一品。シャキシャキ感を残すため、食べる直前にカットします。一口食べると、みずみずしく小気味よい食感! シーザードレッシングの酸味はマイルドで、子どもも食べやすい味です。
続いての2品は信州の名物。「味噌山賊焼き」は、松本市の郷土料理で大判の鶏もも肉にタレで下味をつけたもの。

「味噌山賊焼き定食」¥1,730

「村民食堂」の「味噌山賊焼き」は、信州味噌とりんごで味をつけているのが特長。パリッとした食感の奥からりんごのやさしい風味が感じられます。鶏もも肉はむっちりとジューシーで、これは白米やビールが進みそう。
信州といえば蕎麦でしょう、と「信州香るぶっかけ蕎麦」もオーダー。

「信州香るぶっかけ蕎麦」¥1,380

天かすやのりなどに加え、ピリッと食感も楽しい蕎麦の実なめこやくきわさびも入った、少し大人の味わい。しょうゆベースの出汁をかけて豪快にかき混ぜていただきます。暑い日だったので、冷たい蕎麦がつるつる体に入っていく〜。
デザートは秋冬限定で登場する「温泉卵プリン モンブラン」。

「温泉卵プリン モンブラン」¥570

栗の味がしっかりわかるマロンペーストの下がプリンなのですが、その間にポイントが。生クリーム&カシスソースが挟まっていて、カシスの酸味でさっぱりと食べられます。
自然派ワインやクラフトビール、地酒も揃っているので、今度は夜にも訪れたいなー。
後編では、子連れにおすすめのホテル「星野リゾート BEB5軽井沢」をリポートします。

「村民食堂」公式サイトはこちら
住所:長野県軽井沢町星野
電話:0267-44-3571(予約不可)
営業時間:11:30~21:30(L.O.20:30)

※価格はすべて税込みです。

撮影/鮫島亜希子(nomadica)

津島千佳 Tica Tsushima

ライター

1981年香川県生まれ。主にファッションやライフスタイル、インタビュー分野で活動中。夫婦揃って8月1日生まれ。‘15年生まれの息子は空気を読まず8月2日に誕生。

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