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アイスケーキ(シャルロット)のレシピ/八田真樹さんの絶品スイーツ

  • 八田真樹

2016.12.06

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アイスケーキ(シャルロット)のレシピ/八田真樹さんの絶品スイーツ12月

今年も最後のひと月が始まりました。
忙しくバタバタしながらも心躍る楽しいひと月です。

ホームパーティーなど皆が集まって過ごす時間も増えそうですね。

 

今月は市販のアイスクリームをちょっと華やかに仕立てた「アイスクリームのシャルロット」です。

ふわっと軽いビスキュイにアイスクリームを詰めて、季節のフルーツでデコレーション。

フルーツは凍らせるとカチカチに固まるので、アイスクリームを詰めて冷凍庫に入れるところまで仕込んでおくようにしています。食べる直前にデコレーションしたらそのままテーブルへ。少し時間を置くときは冷凍庫に入れますが、凍ってしまう前に出すようにしています。

セルクルがないときは、アルミホイルで代用OK。帯状に折りたたんだアルミホイルで、ビスキュイの外側をまいて、しっかりと形作ります。

バニラアイスクリームをチョコレートや抹茶に変えてアレンジするのもたのしいですよ。

 

暖かいお部屋で冷たいアイスクリーム・・・は、何ともしあわせな組み合わせ(笑)

どうぞたのしい時間をお過ごしくださいね。

 

 

 

アイスケーキ(シャルロット)のレシピ/八田真樹さんの絶品スイーツ・横から見た写真

 

 

 

アイスクリームのシャルロット

【材料】 直径12cm 1台分

・ 卵 2個
・ グラニュー糖 60g
・ 薄力粉 50g
・ アーモンド、くるみ、ピスタチオなど 適量
・ 粉砂糖 適量

・ アイスクリーム 300ml

・ いちご、ぶどう、ミントの葉

 

【作り方】
* オーブンを170℃に温める。
* アーモンド、くるみ、ピスタチオは刻む。

① 卵黄にグラニュー糖の半量を加え、泡立て器でよくすり混ぜる。生地が白くもったりとして、泡立て器からリボン状に落ちるくらいまで泡立てる。  (写真a)

② 別のボウルに卵白を入れ泡立てる。全体に泡立ったら残りのグラニュー糖を加え、角がピンと立つまで泡立てる。

③ ①に②の1/3量を加え、泡立て器で混ぜ合わせる。

④ ③に薄力粉を振るい入れ、ゴムベラでさっくりと混ぜ合わせる。残りの②を2回に分けて加え、ゴムベラでさっくりと混ぜ合わせる。

⑤ 丸口金をつけた絞り袋に④を入れる。オーブンシートをしいた天板にうずまき状に絞りだし、直径12cmの円形を2枚作る。続いて、長さ8㎝の棒状に並べて絞り、8x25cmの帯形を2枚作る。刻んだナッツをふり、粉砂糖を全体にたっぷりと振りかけ、1~2分そのままおく。もう一度粉砂糖を振りかける。170℃に温めたオーブンで8~10分ほど焼く。

⑥帯形の⑤の上下1㎝ほどを切り落とし、両端を斜めにそぎ切りしてセルクルにしきこむ。円形の⑤の一枚を底にしきこむ。

⑦アイスクリームを数秒電子レンジで加熱してから柔らかく練り、型の半分まで入れる。残りの円形の⑤をしき、上からアイスクリームを入れ、表面を平らにならす。冷凍庫で凍らせる。(写真b)

⑧ いちご、葡萄、ミントの葉を彩りよく飾る。

 

(写真a)OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

(写真b)OLYMPUS DIGITAL CAMERAビスキュイはカリカリになると巻きにくいので焼きすぎに注意。(写真の焼き色を目安に焼き時間を調整してください。)両端をそぎ切にするときれいに重なります。

 

 

 

製作・撮影/八田 真樹
お菓子研究家。短大卒業後、会社勤めを経て幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユなどでも学ぶ。著書に『フラン』『ケーク・サレ』(共に文化出版局)、『野菜・豆・果物のヘルシーお菓子』(扶桑社)、『板チョコスイーツ』(主婦と生活社)などが。

 

 

八田真樹 Maki Hatta

お菓子研究家

短大卒業後、会社勤めを経て幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユなどでも学ぶ。著書に『フラン』『ケーク・サレ』(共に文化出版局)、『野菜・豆・果物のヘルシーお菓子』(扶桑社)、『板チョコスイーツ』(主婦と生活社)など。

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